前日は寝不足が溜まってきたので、早々に眠りについてこの日は7時くらいまですっかり寝れて爽快に起きたわたくし。
が、7時過ぎにドンドンドンと表ドアを叩く音が…。同室の知子さんが見ると立っているのは男性だという。開けると手にカメラを持っていて「これ、あなたの？」ときくじゃないですか。
わたくし、なんであの人が私のカメラもっているの？手品？とまだ寝起きのぼんやりした頭でおもっておりました。
ええ、忘れ物していたのです。
しかも、昨晩のステーキハウスに…。それを届けてくださったのだそうです。なんてこと！ありがたいことです。しかも、忘れたことを全く気づいてないくて、おかげでゆっくり寝る事ができました。なんてミラクル！
この素晴らしいステーキハウスをみなさまにご紹介せねば！
サラダ、ステーキ、魚介もあります。親切でシェアでどうぞ、とアドバイスしてくださいます。ホテルの隣でしたので便利。
ちなみにホテルはこちら・・・
ベスト・ウエスタン・インオブセドナ
歩いて数分でホールフーズがあり、このレストラン、中華、ちょっと足を伸ばすとメキシカンなどもありました。何より、送迎があるのでアップタウンなどにもいけるから便利ですよ。
この日は朝からちょっと曇り空っぽくて肌寒かったのですね。1日トレッキングツアーの日。来月にはNHKの番組でも紹介されるセドナ特集にも出演されるナナさんのアテンドでのツアー。ナナさんのツアーは大人気でなかなか予約が取れません。今回は本当にこの日だけ空いていて、取れたとのこと。
こちら、ナナさんのブログです。
『毎日がミラクル』
セドナ情報も沢山です。
この日はUFOの発着地とナナさんが呼んでいる場所に連れて行って頂きました。歩いている間じゅう誰とも出会わない。気をつけないとあちこちにサボテンが潜んでいて、トゲが刺さります。
サボテンを蹴っちゃった強者もおりました。もちろん、トゲが刺さって大変なことになっておりましたよ。
ボルテックスが近いとこのように木がらせん状になってねじれてくるのですよね。すごいです。なんだか魔女の森みたいな…
見事ならせんですよね。地球の命って全部螺旋なんですものね。美しいわ。
そして、こんな風景の中瞑想をいたしました。
セドナの大地と繋がって、それはそれは気持ちがいい。雄大などこまでも広がる感覚と地から湧き上がるような熱いエネルギーと…。地球と一体となって広がっていくような感じをうけて、わけもなく涙が流れてまいりました。
ナナさんと大地を感じるワークをして、みんなで感じた色を伝え合うと…
「ゴールド」「黄色」「ピンク」「紫」…という色が出てきました。どんな意味かは考えなくていいですよ…と言われて。
そんな心地よい喜びをジャーンプ！で表現！
こちらは宇宙から降りてくる宇宙人の図…（笑）
この日は寒くてダウンきてます。
ところが、この気持ち良い瞑想で少し体が冷えましてね。午後からお腹がぐるぐるしてきてしまったのでした。
こんな遊びのショットも撮っていただいて…
ナナさんはベストショットの場所を熟知していらっしゃるので、それはそれはフォトジェニックなアレンジをしてくださるのです。
この日のランチはタイ料理だったのですが、あとあとこの日のタイ料理はおいしかったねーと何度もいうことになるとはこの時は誰も知らなかったのでした（苦笑）
ナナさん＆ケニーさん夫妻もあこさん＆スカイ夫妻もビーガンで野菜しか召し上がりません。でも、セドナはそういう方々にも選択肢が沢山あるのですね。
さて、食事をして外へ出ますと、やや不安定なお腹の状態。むむむ…
しかし、これから帰りまでトイレのない状態になるわけです。大丈夫か、わたくし？
もうね、仙骨にエネルギー送って、なんとか凌いでましたよ。
でも冷や汗出ていてました。
ちょっと小雨もぱらつく天気。肌寒いのでした。てるてる坊主になってみんな、歩く歩く…。ここから住民も知らないような遺跡にいくのです。
キャセドラルロックが美しい。立ち込める雲の厚さがすごいでしょ。今にも一雨きそうな天気だったのですよ。
途中、雰囲気のある木の周りで一休み。ここも脇が前日に行った川です。
水辺は気持ちいいですよね。…そんな中、わたくし冷えたらてきめんなので…おいそれと腰も下ろせず…。ウロウロ…
休みの後はええ、ここ登るのですか？となんの印もない崖を登っていきます。最後はロッククライミング状態。そして、その上には…
遺跡があったのです。
こんな壁画が描いてある場所。
（好美さんのお写真拝借）
一面にびっしり描いてあるのですが、写しきれませんでした。
そして、びっくりなことになんとこの壁画の前に立った時に、あんなに不安定だったお腹がピタっと止まったのです。治った！ミラクル！
ミラクル続きですよ。本当に…
この壁画を描いた人たちの時間、そしてそれに重なって見えるもっと前の時代のものなどを見ているうちに不思議な感覚に包まれました。
あの昨年流行った「君の名は。」の１シーンで出てくる洞窟の壁画のようにはるか昔のあったことが今ここに伝えられていること。今、ここで見ている意味。
そんなことを思ってしばらくぼっとしておりました。
そして、無事に下山？いたしましたら、今度はサンセットタイムに向かって移動です。雲は厚かったのですが、もしかしたらいけるかも…ということで、全員早歩きで進んでまいりました。そういたしますと不思議なことにサンセットタイムに合わせて、西の空の雲が晴れてまいります。夕日が出てくる、というので最後は駆け足でしたよ。
またも、全く足元が見えてないけれども走る走る…
わたくし、ただいま絶賛複眼中なのですね。ものが完璧に二重に見えるのです。メガネかけないとぼんやり二重。メガネかけるとはっきり二重。足元なんて遠近感まるでないので足場が不安定なところは本当、介護老人状態なのですよ。
ところが、こうした緊急事態に陥りますと、別のスイッチが入るらしく、全く見えてないのですが走れるのです。
「早く、早く！」と叫ぶナナさん。後に続く全員。
そして見たものは…
この風景です。
夕日に赤く染まるキャセドラルロックが水面に写っているという息を飲むような美しい風景。どちらの山も燃えています。
最初は写真を撮っていたのですが、もうあとは手を止めてただ、ただ見入っていました。あまりの美しさに…言葉もなく…
あまり見入っていると帰り道が真っ暗になってしまうので、名残惜しいですがその水鏡をあとにして集合場所に向かいます。
途中の空がなんと美しかったこと！
360度周り全部がこんな感じで美しいのです。涙がでそうになりました。
キャセドラルロックも夕日に輝いています。
そんな中歩く私たちもピンク…
この色を見て思いました。さっきの瞑想の時にみんながいった色そのままじゃない…と。ゴールド、黄色、ピンク、紫…もうもう、本当に美しかった。
こんなに美しいものを立て続けに見て、なんでしょう。もう小さなことなんかどうでもいい気分になってまいりますね。
なんとかお腹も持って、美しい夕焼けの余韻に浸りながら全員でナナさんのおすすめのメキシコ料理へ向かいました。
（野菜のブリトー）
（海老のソフトタコス）
(おでこ全開もマダム)
セドナはメキシコ料理が案外安くて美味しくて。迷ったらメキシコ料理、おすすめです。ここは家族経営でカジュアルで安くて美味しいところ。難点はアルコールをおいてないところでしょうか。この日、マルガリータかコロナで乾杯を目論んでいたわたくしどもは帰ってきてから、またもホールフーズに寄ってワインやビールを買い込んで、ベランダで宴会のやり直しをしたのでありました。
（ホールフーズ前で全員で…）
これ、外のテラスなんですよね。ちょっと寒いですがそれも心地よく…。
毎晩、面白い動きをしているUFOと思われる光が見え隠れしておりました。
この日は同室の知子さんとあれこれ語ってしまい、結構夜更かしいたしましたね。
まあ、こういう時間が旅の醍醐味…でしょう。
さあて、翌朝はまたまた早い出発なのでした…
つづく
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