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新しいサイトの世界観

ずっとサイトを変えないと…と思っていました。
なんというか、気持ち悪くて…。自分の、それこそコアポイントに合わないというか、しっくりこないというか…。
ブログもそうでした。アメブロの軽さが心地悪くなってきていたのです。

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質感とでもいうのでしょうか…
それは昨年の年末にわたくしが自分自身に感じていたような感覚でした。と、申しますのはそれまで似合うとされていた洋服がある時「似合わない?」と感じるようになったのです。
オーラがでないというのか、ときめかないというのか、気分が上がらないというのか…

洋服の場合、わたくしのイメージコンサルをお願いしております、北浜のウィズブライトの酒井先生にお尋ねしましたところ、「わたくしもそう思っておりました〜」と言われてしまいました(苦笑)ええ、昨年の洋服がすでにもう似合いません。
通常は3年〜5年かかるという、この内面の変化がわたくしの場合数ヶ月で起こってしまうということらしいのです。

先日、この装いということについて、自分の内面を見ていくという作業をウィズブライトで開講しているSUTEMATSUカレッジというスクールでやったのですね。
このスクール、自分自身の内面を深く深く見ていき、そしてそこから自分のオリジンを見つけていって、それを今度は外見表現として表していく、という作業をしていくのです。
だから、ただファッションを変えるとかそういうことではなく、内側から作り上げていく美と申しましょうか、内側と外側の一致、そういうものに取り組むのです。
わたくしはこのカレッジの企画にプロデューサーとして関わっております。

内容をチェックするためにわたくしも一緒にワークをさせていただくのですが、深い深い。
どんな装いをしたいか、好きなのか…というようなことや自分の美意識や価値観がどこからきているのか、などを紐解いていきます。

その中で出てきたことがありました。
わたくしは日頃の言動から、「侍」とか「武士」とか凛としたというようなものをイメージされることが多く、わたくし自身も「粋」であることが自分の中で大切な価値観だと思っておりました。ええ、つい先日までは。

ところが、です。このワークをやりすすめるうちに、自分が装いたいものは果たして粋か?と考え、自分のコアポイントに照らし合わせてみたところ
「違う!」

という答えが浮かび上がったのです。
いや、わたくしったら「粋」ではなくてもっと「貴族的」なものが好きだわ、と瞬間的に思ったのです。デコラティブな手の込んだ、華やかな要素のものが好きなのです。

これに気がついたときは少々愕然といたしました。
今まで自分がよし、としてきた世界観が崩れてきたのですよ。

そして、それは「こうあるべき」「こう見せたい」とわたくしが以前持っていた価値観に基づくものだった…ということに思い当たりました。

そこがわかってからのこのサイトを創るスピードの速いこと…
そういう雰囲気のある、イメージの写真を手持ちの写真から探したのです。

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伝統のある
手の込んでいる造りや
重み、趣き、
遊びというか余裕のようなもの
そこに幽玄さがあるというか…

それがわかったおかげで、このサイトのベースはほぼ3日くらいでできたのですよ。
ちょうどドイツに旅行に行っていたので、そういうテイストのものが手元に少しあったのも幸いでした。

自分が何を美しいと思うのか
何を大切だと感じるのか

ここは人それぞれでいいのです。
ですが、自分はどうなのだ、ということを知っておりませんと今回のようにサイトを創るにあたり、前の価値観を元にした「粋である」というキーワードで作られたものでしたら、多分しっくりはこなかったのだと思います。
そして、またなにか理由がわからず、嫌になっていたのだろうと思います。

それを感じ取るコアポイント、やはり大事な感覚だと思わされました。

 

これか!と腑に落ちた

自分の能力を使いきりたい人に向けて

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