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誰に勧めたいかの問いに驚きの答え

今日は春分の日です。昨年は暖かく穏やかな日だったのにな…と思っておりました。
来週末、4月の頭には東京SUTEMATSU1期生の卒業式がございます。早いもので残すところ、あと1回となりました。大阪1期は少し早く、2月に卒業を終えました。

本当に皆さんそれぞれに成長され、ご自分の在り方が変わられたと思います。

SUTEMATSUカレッジというのは酒井淑恵先生が校長を務める、大人の女性のための10ヶ月に渡る連続講座でございます。何を学ぶところなのか、と聞かれますと非常に説明がしにくい、というのがわたくしどももですが、受講生の方々もおっしゃること。

 

10ヶ月受けるとこの資格が取れます、とかこのテクニック、技術が学べます、こうなります、これができるようになります…ということが言いにくい、ということがあります。それでも受講生の方々は入学前と卒業の時ではその在り方が大きく変わってまいります。「変わること」が主目的ではないのですが、結果として変わっていく…と申し上げたほうがいいでしょう。

絶対みんな借金しても行けばいいのに!」とおっしゃってくださった方もいらっしゃいました。そう言わせる一体何がそこにはあるのか…数回に渡って、副校長であるわたくしの視点でこのSUTEMATSUカレッジというものを紐解いてみたいと思っております。

どんな方に受けて頂きたいか

先日、SUTEMATSUカレッジの講座のあとに受講生たちと座談会をいたしました。その時にこのお話も出たのですが、面白いことにそれぞれがそれぞれの立場で「同じ立場の方に受けて頂きたい」と話すのです。

 

子育て中のお母様であるNさんは「子育て中のお母さんに是非受けてもらいたい」と自分が子育てをしていく中で悩んでいたことの答えをもらったり、これは絶対に伝えていかなくては!と思うことを知ったりしたから…とお話されていました。

 

起業コンサルなどをされているIさんは「起業する方には受けて自分を知ってほしい」とお話されていました。何故、起業するのか、そこでどうしたいのか、そもそも何を実現するための仕事なのか、というようなことも自分を深く知っていかないと自分の価値をきちんと表現していくのは難しいです。だからこそ、SUTEMATSUカレッジで自分とは何者なのか、を知っていくことが大切だと考えます、とおっしゃっていらっしゃいました。

 

大手企業にお勤めのAさんは男女雇用均等と言われながら、自分はこの会社の中で女性としてどう働いていったらいいのか、女性として何ができるのか、ということを考えました。企業の中で働いていて女性である意味を考えている方に勧めたい…というようなことを話されていました。キャリアと女性であることを考えている方々に受けて頂きたい、という思いをお持ちでした。

 

自分の能力がわからず、気づけないで使えてない人にこそ受けてほしいとおっしゃったのは企業にお勤めしながら、イメージコンサルの勉強をされてそちらの仕事もしようとされているMさん。まさにこの講座の中でご自分に気づき、華開いてきたとわたくしは見ていて感じております。

 

思っている以上に社会の変化のスピードが早く、本当にこのままでいいの、私?と思いながら生きてきた女性たちがふっと立ち止まって、このままではいけないのではないか?と思ったときに受けてほしいと話されるのは専業主婦でいらっしゃり、ここから何かをしていこうと考えていらっしゃるHさん。「このまま私たち、どう生きていったらいいの?」と考える女性に向いているとおっしゃります。

面白いですよね。立場がそれぞれに違うにも関わらず、それぞれが必要だ…と感じているのです。つまり、起業をしている方向け、お仕事している人向け、子育てしているお母さん向け…というようなことではなくて、もっと普遍的なものをお伝えしているので、それぞれがそれぞれの立場に応じて、何かを得ていく、ということが起こっているのです。

 

この質問に対しての答えを話して頂いただけでも、お一人おひとりが全く違うタイプの方にお勧めしたいと話されるのです。そして、どの立場にあられる方もご自分の今必要な「何か」を確かに掴んでいらっしゃる。

 

SUTEMATSUカレッジでお伝えしていることは小手先のテクニックや技術、こういう時にはこうしたらいいという正解を教えるところではない、ということ。もっと抽象度の高い、ご自分がご自分の頭で考えていくための「視点のひとつ」をお渡ししているところである…とわたくしは考えております。

 

では、その視点とはどういうものなのか…。
次回はそのあたりについて書いていってみましょう。

SUTEMATSUカレッジの詳細についてはこちら
https://resast.jp/page/event_series/16519

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