No4は「身の丈」
このシリーズはENMAカードという
言葉のカードを引いて出てきた言葉で
思い出すエピソードについて
コラムを書いています
最近、あるサロンオーナーの友人と話していたこと
それは、「分不相応」という話
若い頃からご苦労して
コツコツとやるべきことをして
今の状態を作り上げてきたその方が
不思議に思うことがある、と言います
それは大して稼ぎがあるわけでもない時に
流行に乗って、とか
誰かがやっているから私も、と
例えば少し高額なものを身につけたり
何かを学んだり
しているのは、どうなのかしら？と
思うと言うのです
確かに、いつかのために体験する、とか
気分転換に、ということはあるかもしれません。
でも、稼ぎ始めたときに、
これからというときに、
踏ん張らないとならないときに
気分転換は違う？と
私も思ったりします。
その方もお客様はご自分でお仕事を
されている方が多いので
様々な方を見てきてます。
そもそも、そんな始めたばかりで
直ぐに気分転換しないとならないような
そんなお気持ちと覚悟なら
自分でお仕事をするのは
やめた方がいいかもしれません。
私もその友人も一昔前の考え方なのかも
しれません。
今は時流なのか、ワクワクすることをしよう、
とか、気分の先取り、みたいなことを
推奨されるというか
なんだか、そうしたことが
素晴らしい、というような雰囲気さえ
感じます。
が、拝見していると
その稼ぎ方で、これをするのはおかしくない？
とか、何でそんなにあれこれと
学びに行くお金があるのか
不思議に思うことがあります。
その前にやること、沢山あるじゃない？と
思うことが多いです。
集客していくための仕組みできた？
そのために今月は何をするの？
一回こっきりではなくて
自分が仕事をしていく中で永遠に
続けていかないとならない努力、です。
それをして、稼いでいかないと
ならないサイクルにまだ入る前に
入ったお金を
今本当に必要か？というものに
使っていく
それをサロンオーナーの友人は
「分不相応」
と表現してました。
先日書いた「本当のワタシは凄いんだ病」と共に
蔓延している病気に
「もっともっと、ワタシには必要病」があります。
どちらも併発してるケース多いですが。
まー、あれやらこれやら
次から次へと学びに行くというか、
１つカタチになってから
それで何者かになってから
次に行けばいいのに、ね
私の友人たちって
年収1000万以上の方々が多いです。
でも、その方々は自分が学びに行くもの、
物凄く吟味します。
というか、自分に必要のないものを
知っています。
だから、必要ないところに
絶対にお金を使わない。
全部自分でしようとは絶対に思わないです。
ハナからスキルを学んで
自分でやるのではなく、
その道のプロと組むことを考えたりします。
これは私の感覚的なものですが、
アレコレ、学ぶだけ学んで
学んだ金額のもとも取れないのに
また次に学びに行く人ほど
稼ぎが少ないですね
それから、これは先日コンサルの方と
「ですね～」と話してましたが
稼いでる人って
ある程度のことまでは全て自分で
やっている人が多い、というの。
さっきの話と一見矛盾してるようですが
レベルが違う話です。
（それが大事だと知ってるからやるのですが）
例えば、数字が苦手だと言って
そんな稼ぎがないときから税理士さんに
お願いするとか
大した量もないのに
事務的なお仕事をひとに依頼するとか
自分でやらないとわからないことが
多い中、早い段階で人にお願いする人が
いらっしゃいます、とのこと。
折角の機会を
もったいないよね、と話されてました。
まあ、これもイマドキの
「苦手なことはやらない」とか
「好きなことだけする」の
弊害だと思っていますが
そんなレベルちゃうやん
って人がそうでないことしてるケース
多いですね。
いま、なにが大事なのか、
どこに力を注ぐべきなのか、
それとともに大切なことは
自分には必要ないものを知る
ということ。
あれもこれも、気になるもの
やりたいもの、それを
片っ端からやる必要が本当にあるの？
地に足つけて、
アナタの本当の中側から
感じてみましょう。
それは本当に必要と言ってますか？
恐れからではないですか？
あたまで考えてませんか？
それをやることを考えると
お腹の中から楽しみや安心感、
幸せを感じれますか？
学んだ自分が成長してるだろうことを
創造して嬉しくなりますか？
それとも、やらなければ！
いま必要だ！これがあれば！
あの人もしてるのに！
という恐れから選んでませんか？
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