私たちが母のお腹に宿った時から
死ぬまでの間
誰がいなくても
私たちのことを見守ってくれる
そんな存在がいるとしたら
なんとも心強い思いがありませんか
昨年でしたか、
その存在である「産土神」を
リーディングして頂きました
とはいえ、
それはたとえば
大国主やら
八幡様やらと有名な神様でなく
母がその時に住んでいた
土地神様なのだそうです
その土地から今は遠く
例え海外に離れていようと
その影響は変わらず
いま住んでいるその土地で
産土様に会えるポイントが
あるのだそうです…
東京の今のうちの場合
仕事と生活の鎮守様、
産土様にお会いできる場所が
私の場合は新宿は十二社
熊野神社になるのです
昨年までは仕事は
渋谷の金王八幡宮だったのですが
旦那様が転勤でこちらに戻られ
大阪と東京の拠点の割合が
変わったことで
この鎮守様も変わるようです…
朔日詣り
今月もよろしくお願いしますと
お詣りする人はいつもよりも多く…
雨でしたが、
多分会社全員でいらしているのか
スーツ着た男性が8名くらい
並んでかしわ手打って
深々とお辞儀をする様は
いつもの慣れた作法で
毎月いらしているのだなぁと
思ってみておりました
うちからはバスで1本なのですが
7時台はだいたい座れるのが
8時になった途端に混むのだね…
8時なると扉が開くのですが
そのときのお勤めの太鼓の音を
聞くか聴かぬかくらいのときに
行くのが日課になりつつあり…
同じ頃にお詣りをしている
何人かは顔見知りになるもので…
最初はおばさん(おばあさん)と
思っていた人が
実は後ろで髪を束ねた
おじさん(おじいさん)だったと
分かったり…
いや、そのおじいさん、
最初はグレーのジャージみたいな
公園にお住まいになっている人?
という格好だったのに
最近、もの凄いサイケな
花柄や赤いパンツを履いてて
どうしたんだろう?と
思ったりしています
もの凄い時間をかけて
深々とお辞儀をされているが
一体ナニモノなのだろう?
場所柄なのか外人さんも多いのです
わからずお詣りしている
外人のカップルが多い…
この辺りのビジネスホテルに
泊っているのかしら
そうかと思うと出勤前のサラリーマンが
手を合わせて
時をかけて祈っている
この人はどんな祈りを
捧げているんだろうかな…
裏には大鳥神社、
稲荷神社、厳島神社があるのですが
詳しい由緒書きとかないんです
見上げると
新宿の高層ビルがある一角
隣は新宿中央公園なので
緑生い茂る中にあります
ここに来るときは雨が多い
なんだかすかーっと晴れた日
まだないような…
ちょっとしっとりするのが
ここには合っているのかな
天気が良かったら
今度は新宿公園も散歩して
歩いて帰ろうと思っているのだけれど…
昨日から今日にかけて
桜の葉の黄色が
ものすごく鮮やかになりました…
落ち葉も落ち始めてます…
一部銀杏が黄色くなっているけど
もう一度くらいは
暑さが戻るのかもしれませんね…
しかしながら
こうしてみていると
忙しい中にも会社の行く途中に
神社に寄ってお詣りをする人が
結構いることに気がつきます
大阪でも天満宮にいくと
かなり多くの方がどんな時間帯でも
お詣りをしてらっしゃる
見えないものへの
御陰様の気持ちを持って
お詣りをしている人たちの姿を
観るのが、ちょっと嬉しくなります
こんな、ちょっとの
朝の余裕が創るものは
神様にお願いする以上のものが
あるのかもしれません
定期的にちょっと行って
自分の気持ちを落ち着ける場所
あるといいですよ…
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