みなさんは子供の頃に食べて忘れられない、というものはございませんか。
私の場合はそれが2つございます。1つはレモンケーキ、もうひとつが鶏のもも焼きなのです。
レモンケーキのほうは小学校のときに近所の友達のおばあさまが教えてくださっていたお茶のお稽古に通っておりました。その際にお茶のお菓子として頂いたのがレモンケーキ。そう、レモンの香りのするケーキ地にアイシングがかかっているオーソドックスなものです。美味しい!と思って子供心に嬉しくなった…という記憶。
あれ以来、見かけるとレモンケーキを買うのですが美味しすぎたり、上品すぎたりで「これこれ!」という味のものに出会わないのです。
結構、密かにレモンケーキを買っております。(今は封印ですが…)多分、わたくしが頂いた頃はそんなに洒落た感じのものではなくて、ベタにレモンクリームがアイシングされていたような…。最近、あちこちでみかけますよね。レモンケーキ。
その中で子供の頃に食べた味とは違いますが、これも美味しい!というものは色々出会ってまいりました。レモンケーキと一言でいっても色々あるのですよねー。なかなか新鮮な感じのものも…。
このレモンケーキお取り寄せ9選にご紹介されているレモンケーキ、実は広島ロール以外、全部食べていることが判明。(どれだけ食べているのだー)
瀬戸内海、レモン作りが盛んですからレモンを使ったお菓子が多く、レモンケーキがあちこちで売っているのですね。関西におりましたときに瀬戸内方面にまいりましたときは密かに買っておりましたのです。
まあ、瀬戸内のものではないものもございますが。ミニヨンのレモンケーキと以外とこの青いレモンケーキ、好きかも。
こちらのランキングベスト11 にはレモンケーキの誕生秘話なども乗っております。そして、レモンケーキって進化しているのねーと思うようなあれこれ。
ここまでくると探しているものではないわ…というものも。
知らなかかったですが、レモンケーキ、ブームきているんですね。
母の実家は医者だったものですから、結婚当初のまだそんなに父に稼ぎがない頃は母は大好物のお寿司などは実家に帰って食べさせてもらっていたのでしょうね。祖母の家にいくといつもお寿司、子供は玉子焼きのお寿司、と鶏モモ焼きと決まっておりました。
このいつものワンパターンというのは祖母の習慣だったのか?(笑)
3人でその鶏モモにかぶりつくのです。一人一本。近所のお肉屋さんで焼いてくれているものだったのですが、それが美味しくて。タレの味も良かったですし、お肉自体がとっても美味しいのです。
これもですね、デパ地下などで見かけましたら買うのですが、これ!というものに出会ったことがありません。なんでしょう?お肉の味が違うし、タレはもっと香ばしいのだわ…と思うことばかりで、いつもいつも「これも違った」と失望していたのですよ。
ところが、大阪にいましたときに近所に市場がありましてね。そこに向かう途中にあった鶏専門店。唐揚げとかもも焼きとかを店頭で売っているのです。ここで買ったもも焼きがビンゴ!でした。お肉の味がしっかりしているのと、香ばしいタレの感じ。まさにこれこれ!というものだったのですね。
途中でお店が閉じてしまったので、買えなくなってしまったのですが…。ちょっとこれからは街の鶏専門店で焼いている鶏モモを狙ってみようかと思います。(なかなか行く機会ないのですけれどもね)
子供の頃に食べたもので、妙に心に残っているもの、ございませんか。
あれをまた食べたい、と探しているもの、ありませんか?
子供の頃に食べたもの、わたくしたちの時代はまだ外食などがそうそう盛んではない時代でした。うちで食事をすることが普通でしたが、父が関西に転勤になり、西宮に住んでいたときにミスタードーナツ、ケンタッキーフライドチキン、などというものができ、買いに行ったものです。なんて、美味しいのかしら!と当時は驚いたのですよ。
父の勤め先、大阪の扇町の近くに今はもうないステーキハウスのテキサスというお店がございました。外食ということで記憶にあり、それがとっても幸せな記憶だったのはこのテキサスで食べるステーキだったですね。
あの鉄板のジュージューいうところにお肉と付け合わせのコーン、じゃがいもが乗ってくる。はふはふ言って食べていたことを記憶しております。なんて美味しいんだろう!と幸せ気分。真ん中の妹が肉好きでテキサスにいく、となると大はしゃぎしていたのを思い出します。この店は会社に入って、大阪に仕事でいきましたときに寄らせて頂いて、大変によくして頂きました。
マスターが覚えていてくださって喜んでくださったのですね。父が愛していたお店のひとつでした。
そして、おうどんの美々卯。子供には帰りにおもちゃをくださるのですよ。たまに連れていってもらうのがとっても楽しみでした。広いお座敷で頂くおうどんやお野菜。あれはどこの美々卯だったのかしら…と思います。
そして、もう一つは滋賀は逢坂山にあるかねよのうなぎ。母方の祖父母が関西に遊びにきたときには必ず連れていくところでした。祖父母が京都にいたときに来ていたのでしょうか。趣のあるお部屋に通され、桜茶を頂きながら鰻が焼けるのを待つのです。
子供にはその鰻を焼く時間のそれはそれは長かったこと。でもそのあとのあの美味しいタレのかかったご馳走が頂けるので、その葛藤はなかなか大変でした。
子供心にもこの桜茶と趣のあるお庭、なんともいえない空間と時間であったことを覚えております。ここは結婚してから主人の母を連れて3人でまいりました。
母も美味しいと喜んでおりました。(主人に言わせると母は滅多に美味しいと言わないそうです)
相変わらずの大人気でかねよ渋滞ができるほど、お店に曲がる道は大混雑。週末ともなると満員です。でも、今はどんどん見越して焼いているので、驚くほど早い時間で鰻が出てまいります。
あちらにいらしたら是非、寄ってみてください。
かねよさんのHP
かねよさんの鰻、食べたくなりましたー。
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