うちにはTVというものがございませんので、うっかりしますと時流からすっかり遠ざかった人になっていることが多いです。まあ、TVつけてもあまり入れたくない情報が多いではないですか。わざわざ、そうした情報を見るということは致しません。
ですから、今回のあの台風が来ていたことも知りませんで、4日に京都に向かう予定をしておりましたところ、主人から「前の日に行った方がいい」と言われて慌てて飛行機を取り直して、前泊で主人の実家の米原に寄せてもらったのでした。
この日は飛行機からそれはそれは見事な雲海とその上に浮かぶ富士山が見えておりまして、本当に息を飲む美しさでございました。神々しいと申しましょうか…雲海の向こうに見えますのが富士山です。
写真中央、黄金に輝くのは駿河湾です。雲の切れ間から海が覗いていて夕日に染まって輝いておりました。
富士山は夕陽に染まり、美しい雲海に浮かんでおりました。本当にうっとり…いえいえ、シャッターを切りまくり、多分飛行機お上りさんに見られていたと思います。でも、人の目を気にしてられないほどに綺麗でした。
そして、朝は平和だった米原。でもただでさえ琵琶湖の前で風が強いので大丈夫かしら…と思いつつ、結界貼って無事を祈りつつ（心配よりも大丈夫なほうをイメージなるたけするようにしております）朝早く、京都へと向かいました。
（おかげで４時間の停電だけで家の被害は一切ございませんでした）
嵐の前の静けさの京都駅で集合し、車がびっくりするくらい少ない市内を走り、まずは準備食を頂きに酵素カフェにまいりました。
酵素カフェの充実ランチ。とてもこれからファスティングとは思えません。いいのでしょうかー？
そして、お食事のあとは早々にホテルにチェックイン。ホテルも早めにお部屋に入れてくださいました。ここから夜、翌日三食、最終日の朝、と合計５食を抜くというか、酵素ジュースなどにしていくのです。今回はそれに加えてフレッシュジュースや果物などもあり、全く飢餓感なしでした。
ファスティングというのは身体にある酵素は通常、消化に使われてしまっていて、大切なデトックスや細胞の修復に使うことができないでいるものを食べ物を入れないことで消化に回している酵素をデトックスや修復に使うためのもの。
ファスティングは実にいろいろな方法がございます。わたくしも大高酵素を使った３日間のもの、お医者さまについていただいた酵素ジュースを使った7日間のものなどしてみたことがございました。しかし、実はこの７日間のファスティングをした時、何故か２kgも痩せないのでございます。わたくしの身体は一体何でできているのでしょう？と思ったものでした。
この時、1日だけちょっと頭痛があったかな…という程度だったのですが、今回はきましたです。デトックスの嵐…。
元来頭痛持ちなので、予感がするとすぐに薬を飲んでしまっていたのですが、今回は出し切るということで薬を飲まずにいましたが２日間かなり酷い頭痛と眠気。すごかったですね。以前のときよりも何でしょう、心の澱のようなものが出て行ったような感覚になりました。
二日目の頭痛の中で行ったお寺のお庭も御所の中の仙洞御所もとても綺麗だったのです。あの台風のあとに、ですよ。
どれだけの葉っぱや折れた枝などがこの砂や池の水の上にあったかと思うのですよ。それを人が来たときにはこの状態です。どれだけ早くからお掃除をされていらっしゃったのかと思うと感謝の気持ちが湧き上がってまりました。
京都の街、朝はみなさん総出で道路のお掃除をされていらっしゃいました。あっという間に綺麗にしていく、さすが観光都市。京都の底力を見せて頂いた気持ちがいたしました。
そして、最終日は回復食についてなどレクチャーして頂いたのですが、みなさん肌がつやつやしておりましたね。今回は主催者の志方理子さんご自身もデトックス。なんだか参加者全員、出すものを出して次にいきましょう、という時期だったのでしょうか。
しかし、こうしてみますと「食べる」ということを改めて考えますね。
何を食べるのか、
それは本当に欲しているのか、
今、身体が欲しているものは何か、
時間が来たから食べるのではなくて、ちゃんと身体に聞いて、身体のためにいいものを取り入れて、それで１つ１つの細胞を作りたいと思いました。
折角、胃を空っぽにして綺麗な状態を作ったのですものね。
最近は朝はフルーツを切って絞って生ジュースにして頂いております。お酒も１週間は飲まなかったです。今は少々頂いておりますが。
一旦、カラダの澱を取り除いてから、良いものだけを取り入れていく…というのは気持ちが良いですね。そして、この合宿、心地よい空間にのんびりとくつろげて、本当ゆっくりいたしました。久しぶりに何もしない…という時間を味わいました。
気持ちがとっても切り替わって、無駄な思考がなくなった気がいたします。
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