居心地がよく、ついつい通ってしまうお店というものがございます。美味しいのは当たり前ですが、そうしたお店に共通するのはそこのお店の方の在り方なんだと感じております。スタッフの方の心配り、言葉使い、信条としているもの。そうしたものが波動となって伝わってくるのだと思うのです。
お気に入りのカレーやさん、Spice Postさんは最近9時にオープンするのですが、限定35食のポークカレーは午前中でなくなってしまいます。最近では11時には完売しているそうですね。
お昼は本当にお忙しそうで、フルに回転しています。
以前メルマガにも書いたのですが、このお店のすごいな…と思うところがそうして忙しくなればなるほど、使う言葉を丁寧にされているのですよ。忙しいとついつい言葉がきつくなったりしますでしょ?
それが「〇〇してくださいますか」というようにスタッフ同士が話されているのです。こういう話し方をしていたら、周りも和みますし、聞いているお客様も心地が良いのですよね。
今日少し余裕があったので、店長??の高瀬さんのお話を伺っていたのですが、はやりそういうところはとても気にされていらっしゃるようです。もう一人の店長??の藤森さんとそうした大切にすることの考え方が似ているとおっしゃられていました。
本当にお二人(いえスタッフ全員)明るくて、腰が低くて、サービス精神旺盛で…。だってチキンカレー650円なのに、カレールーのおかわりは無料で自由なのですよ。
…片や、お料理はとても美味しいのに、オーナーシェフがいつもいつもスタッフの方を怒鳴っていたお店がありました。聞いていて心地の良いものではないですよね。どうせ叱るなら、お客様がいない時にされたらいいと思うのですよね。
ずっとそう思っておりましたら、その叱られていたスタッフさんはお辞めになって、なんとなくお客様の入りもいまひとつかしら…という状態になってきましたよね。
あと、流行っているお店の方はご家族を大事にされていらっしゃるけれども、一時はよかったのが落ちてくるお店の方はそのあたりが疎かな方が多いように感じます。
富ヶ谷で人気のポルトガル料理、クリスチアーノもスタッフの方も明るくて、混んでいてなかなかオーダー取りに来てくれないのですが、「今行きますよ」というアイコンタクトを取ってくれて、気にかけてくれているなというのがわかるので、ゆっくり待とうという気になるのですよね。(Hさん、お辞めになってしまったから今はどうかしら)
ふうふうはフロア担当の奥様、美朝子さんの明るさが際立ってますよね。機転が利くし、明るくてあたまいいですよね。お料理も小洒落てないので、帰って毎日食べても飽きがこない…というか、本当丁寧に作ってますしね。
先日伺ったあるお店で、ランチ時なのですがバラバラとわたくしを含め一人のお客様がテーブルについていたのですが、その時に4人組のお客様がいらしたのですね。どうするのだろう…と見てましたら、4人組に「ちょっと待っていてください」と待たせ、一人がけのお客様に「あちらのテーブルに移動してください」と動かすのですわ。
いえ、ランチ時の混んでいる時間帯ですから当然のことで構わないのですよ。しかしながら、そのスタッフの方は「動くのが当たり前でしょ」というお気持ちで「どいてください」的な発言なわけですよ。
そこに申し訳ないという気持ちも、動いてくださってありがたい、という気持ちも汲み取れませんでした。あまりの物言いにそのスタッフのことを呆気にとられて凝視してしまったのですが、多分、その意味はわかってないでしょうね。
最近、こういう対照的なものを見ましたので、気になって書いてみました。
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