最近、歩ける時は散歩をしております。自宅付近は都内でも緑の多い場所ですぐのところに代々木公園、最近少し足を延ばすと明治神宮があります。
この土地に住んで20年になりますが、実は代々木公園の中に足を踏み入れたのは3年後、今はちょくちょく歩いていますが、通ったことのない道も意外とございます。
今日はふと、思いついて今まで通ったことがない道を歩こうと思いました。秋になると一面黄金色になるイチョウの林から小川に沿って歩いてみる。こんな獣道を走ってる方もいらっしゃる。
このフェンスの向こうは明治神宮なので空気感が違います。そんなことを感じながらブラブラ。
見慣れた公園の中の知らない風景。
朝日に竹林が銀色に輝いておりました。美しい。
朝日が綺麗。バッキーボールにかざすともっと綺麗!なんだか、ドキドキしながら散策です。
ぐるっと回ってきたときに見慣れた道に出てきました。ですが、あれ?あの子がいないんです。
いつも代々木公園にきたら、この道を通ったら挨拶をする大好きな桜の樹が見当たらないのです。
…ううん、いたの。桜の子。
でも、でもね、大好きでいつも挨拶していた枝がバッサリと切られていたの。
うううわぁーーーーん!わーーーん!わーーん!
その場にうずくまって、おいおい泣きそうになってしまって。そんな自分にびっくりしながら、トボトボ帰ってきたの。
チビの私でも手が届くようなところに枝が伸びていたから、邪魔だとか頭ぶつけたとかで切られたのか、見ての通り空洞出来てるから、危ないから切られたのか…
本当はこんな風に枝が伸びていた子なの。この枝に通るといつも挨拶していたの。最後に見たのはいつだったかな。寂しいよ、寂しいよー。
いつもの公園で新しい風景を見つけた日、見慣れた風景が1つなくなった日。
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