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子供達の本当の可能性

1週間前の話だ…

実はとある保育園の見学に
仲間と一緒に行ったのである。

 

…と言ったら
「養子でも取るの?」と
言われたがそうではなくて

ある会合で出会った方が
田中孝太郎さんという
面白いコンセプトの幼稚園を
17園もされている方

 

すぐさま、
「見学したい」とお願いし
仲間を連れて見に行ったのだ。

 

そこは新百合ヶ丘にある
T(天才)K(キッズ)C(クラブ)

モットーは
1に楽しく2に楽しく、
3、4がなくて5に楽しく

とにかく楽しくやり、
・やらせない
・教えない
・無理強いしない

を徹底している。

 

最初に見せて頂いたのが
年中さんと年長さんの逆立ちだ。

この写真を見てわかるかしら。

それもただの逆立ちではない。
片手で逆立ちしてて、
逆の手でお腹をポン!と
叩いているのよ!

え???私は何をみているの?
と驚きますが

 

ここから
ブリッジをしながら歩いたり
逆立ちしながら歩いたり、
華麗なる側転を全員がしてくれる。

 


(全員逆立ちして歩けるの!)

 

ドヒャー、と思っていたら
「外行きますよー」と
隣の公園に元気よく向かう。

 

そこで60M×10周とか
本気で走って、ちゃんと勝敗つける。

5位〇〇!
4位〇〇!と前に出して
褒めるのですが、

他の園児たちはそれを本気で
応援するの。

「おめでとー」
「〇〇ちゃんすごいー!」

その応援に対しても
素晴らしかった応援した子を
応援チャンピオンとして選ぶ。

マラソンも走るのが苦手な子達も
もちろん、いるのだが…
その子たちは少し走ると
自ら走っている集団からは
外れて、走っている子たちを
全力で応援するのだ。

「頑張れー!〇〇ちゃん!」

と応援がまるで地響きのように
思えるくらいの大声で。

 

これを全員がやるのだよ。

 

孝太郎園長曰く
「他人を応援できる子を作りたい」
と応援することの大切さを
日頃から大事にしているのだ。

 

すごいよ、すごい

 

一緒に行ったえっちゃんが言っていた

この子たち凄いって思ったけど
いや、違う、子供は本当はみんな
凄いんだ。

だけれど、大人たちが危ない、とか
やめなさい、とか言って
止めてきたからできなくなっただけ
なんだ、ってわかった…

 

そうなんだよね。

 

ここではね、

逆立ちの仕方も
側転の仕方も全く教えないんですって。

 

年長さんのお兄さん、お姉さんの
かっこいい姿を見て
自分もやりたいなーって思わせる。

 

そして、やっているのを
真似しながら
最初は壁にむかって逆立ちを
始めて、

その時に先生たちは
「いいぞー」
「かっこいいー!」
「そこで足上げるともっといい!!」
とか声かけるだけで
教えないのだそう。

 

教えると子供達は
「できないから教えてもらっている」
っていうのが
入っちゃうんだそうだ。

できない子ほど声を大きく
「かっこいいぞー!」と
声かけてあげるそうだ。

 

すると、落ちこぼれがなくなり
みんなができるようになるという。

 

ランチを挟んで午後の見学も
させてもらった。

午後は机を出して
ドリル

絵本

好きな遊び

の順番でやるのだが
みんな、ちゃんとやっている。

絵本なんて、
読書記録をつけるノートを
見るとほぼ全員何250冊前後。
1年で500冊くらいは読むそうだ。
そのうち3年で1万冊を読むように
なるそうだ。

これくらい、読むと
語彙力も増え、
コミュニケーション能力も爆上がる。

 

私は生まれて初めて4歳の子に
絵本の読み聞かせをしてもらったよ。

 

圧巻はそのあとに混ぜてもらって
大人VS子供でやったカルタ遊びだ

 

よく見て欲しい、この札を。

「お」
の他に「お」つくものの漢字が
書かれている。

あと数字

 

これをだよ、
読む方は「狼」と言ったり
「ミカオオ」と反対から読んだり、
「ウルフ」と英語で言ったりする。

それでこのカードを取るんだよ!

「5」だって

10引く7足す2とかいうし、

それを英語で
フィフティーン マイナス
イレブン プラス ワン

とかいうのよ?

なんでわかるの????

時々、ひっかけも入れるの。

セブン マイナス スリーとか

お手つきすると自分の手持ちの
カードを1枚場に返さないと
ならないの。

 

でもね、自分が手持ちがないと
周りの子達がすかさず、
自分の手持ちから我先にと
カードを出してあげるのよ。

 

どうよ、これ???

びっくりしちゃうよ。
もう、感動しちゃいましたよ、私は。

 

そして、
ここで働いている先生、スタッフの方々が
とっても楽しそうなのです。

 

みんな、ニコニコ。

毎日やっていることが
3つあって

ハイタッチ

相手の良いところを褒め合うワーク

パチパチ40

というもの。

特にパチパチ40というワークは
失敗やエラーしたときこそ、
それを認めていくというもの。

数を端から順に言うのだけど、
あるルールを課していき、
間違えた人に
すかさず全員で
「グッドエラードンマイ!」って
声をかけていくの。

なかなか40までいかないんだ。

ちゃんと40まで行った時の
達成感がすごいね。

 

これをすることで
失敗しても大丈夫なんだ、と
いう意識、そして
失敗を隠すっていことも
なくなるし、
失敗を追求するという考えも
なくなるという。

 

素晴らしい文化だと感じました。

 

明日、とどろきアリーナで
全園対抗の運動会があるそうで

みにいってきます。

 

昨年、逆立ちで80m歩き
暫定一位だった子が
次のチームの子で100mを
歩いた子に抜かされて

号泣していたんだそうです。

 

周りの子たちも1位に
なった子に「おめでとー」と
言いに集まるのをみて
さらに号泣。

 

ところがその1位の子が
なんと、サーーと2位の
子供のところへ駆け寄って
ぎゅっとハグしてあげたんだって。

 

誰も指示してないんだよ。

泣けてくるよね。

幼稚園児なのに
もうそんなにも人を思える
子供になっているんだよね。

 

明日はどんなドラマが待っているのか
また報告します。


写真は孝太郎園長に群がる園児。

実はこれ、「ぬちまーす」という
沖縄の塩を求めて群がってます。

子供達は甘いものよりも
体にいいお塩が大好きなの。

これもびっくりの図でした。

 

※人生初のこんなに大勢の子供に囲まれて、膝にのられたり、抱きつかれたり、ペチペチされたり、絵本読んでもらったり。泣きそうでした。

 

※ここで働く人募集してるとのこと。

田中孝太郎さん 株式会社TKC 代表取締役 天才キッズクラブ 理事長「幼児教育から日本を変える!」

特別になりたい?

未来ビジョナリー・ヒプノ

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