翌日も朝からお風呂三昧です。こちらは人がいなかったのでこっそり撮影。
緑の中の美しいお風呂。右手に露天風呂があります。
ヒノキのよい香りのするお風呂でした。窓の下に川が流れていて爆音が聞こえてます。
こちらは滝見の湯。外に天然の滝がみえます。
こんな素敵なお風呂がいくつもある、夜はランプだけになる宿ですが、雪の頃が格別なようですよ。行くのが一苦労でしょうが…。
そして、朝ごはんを頂いてすぐに出かけた先は八甲田山。
今回知ったのですが、八甲田山という山はなくて、いくつかの山の総称としてそう呼ばれているのだそうです。上までロープウェイが出てまして、ちょうどタイミングよく発車となりました。
山頂には高山植物を楽しむ遊歩道がありまして、30分と60分コースがあります。ちょうど無料のガイドさんがいらっしゃって案内をしてくださいました。これがとっても良かったのです。
「ゴヨウマツ」って聞いたことがありませんか?
最初「御用」と思ったのですが「五葉松」といって通常は松は葉が二枚なのに、この種類は5枚あるので、五葉松というのだそうです。
これは何といったかしら…熟すると実が黒くなって食べられるのだそうです。珍しい花や木の説明を受けながら10分の道を1時間かけて進みます。
途中途中でこうした草花の説明をしてくださるのですが、「木の実がそろそろかな…と思って」とか言葉の端々にここを本当によく知り尽くしていて、それを伝えたいというような思いに嬉しくなりました。
遊歩道の途中に草を刈りこみしている場所がありましてね、大切な木も切られてしまっているようなところがあったのです。何の木でしたか、「これを切っちゃったの?」とても残念そうにしていらっしゃり、確かに刈り方が雑だな…と感じるのです。刈らないとそれはそれで通る人の洋服を汚したりするので刈るのですが…。
刈り方ってあると思うのですが、なんかちょっとわたくしも残念に思いました。高山植物は大切に…と言っているのに…ね。
ガイドしてくださったのは、こちら。
蒲田さんとおっしゃる、元神奈川県警にいらした方でご実家の青森に定年後帰ってらしたのだそうです。
ここがなんとも素晴らしく気持ちがよくて…秋の頃の写真をみせていただいたのですが、それはそれは美しく、黄色とオレンジと赤のコントラストが織りなすタペストリーのようでした。
10月頭頃が見頃なようです。
そこの前で全員で…
とても山登るような格好ではないのですが…
ここから後ろの山まで1時間、わりと歩きやすいのだそうです。その隣の山へは15分、その隣に40分と最後に下の酢の湯まで戻ってくると4時間コースだそうです。一度いってみたい!
ガイドの蒲田さんを囲んで…
ここからは一旦十和田神社にもう一度いくか…という話も出たのですが、またそんなに時間とれそうもないので、青森駅のほうへ出て、今日こそは美味しいランチを食べようということに…
ところがナビがグルグルとあろうことか、反対方向に向かったり…ええ?というロスがあったりしましたが、なんとかたどり着きました。何故かこういう不思議が起こるミステリーツアーです。
たどり着いたのはこちら…
一番になっていて、自分で好きな魚介を乗せていく「のっけ丼」というものが名物になっています。最初に1300円のチケットを買うのですが、全然足らないと5枚買い足し…。1950円になりましたのがこちら…
大エビ、大間のマグロ中トロ、ホタテ、うに、赤貝、子持ちやりいか、かんぱち、中落ち、にしじみの味噌汁で1950円ー。
お腹いっぱいです…。
前日のリベンジ、と皆さん本当に無言で召し上がってらっしゃいました。
腹ごなしの後は、三内丸山遺跡という縄文文化のミュージアムのようなところへまいりました。なんでもスタジアムの建設をしよとしたらわさわさて出来たとか。
今から約5500年前~4000年前の縄文時代の集落跡で、長期間にわたって定住生活が営まれていました。
平成4年からの発掘調査で、竪穴住居跡、大型竪穴住居跡、大人の墓、子どもの墓、盛土、掘立柱建物跡、大型掘立柱建物跡、貯蔵穴、粘土採掘坑、捨て場、道路跡などが見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境などが具体的にわかりました。
(三内丸山遺跡HPより)
入り口にあった土器オブジェの前で縄文スタイルになって喜ぶお二人。
美香隊長(右)はテンションあがっちゃって、そのままこれをきて中をあるっておりました(貸し出ししてくれるのです)
広々とした芝生の広場に点在する縄文式の建物
なんとも様になっておりますね。
隊長、この時はアホみたいに元気でした。全部の家屋を覗いて歩いていたのではないかしら…
わたくし、疲れちゃって…というか急激な眠気がきて芝生にごろん・・・でも、この時にオペレーションの下地を準備しておりました。
皆さんで集まって、実はここから東京のガイドロプトでお集まりの皆様と二元中継。お互いにエネルギーを送り合って感じて頂きました。
東京から送られた炎、感じましたよ。
こちらから送った縄文エネルギーはずーーんとくる重さだったそうです。それは今よりも肉体を使い切る、というそのエネルギーの重さだったそうですが…なんにしても5500年くらい前に1500年くらい続いた縄文人の村落のあった場所ですから、エネルギーはありますでしょう。
それだけ続いたということは、争いもなければ災害もなかったのですよね。青森の方が言ってらっしゃいましたが、青森は雪は多いけれども災害はほとんどないのだそうです。そういえば、先週の雨も秋田は被害がすごかったですが青森はほとんど被害ありませんもんね。
台風も来ないし、地震も被害は少ないようです。
縄文の人は背が低かったのねー、と江津子さん。わたしのほうが強い?とポーズ。想像以上に楽しめた丸山遺跡だったのでした…。
ところが、シアターで最後に短いガイドを見ましたら、この時にほぼ全員が寝落ち。なんででしょう?美香隊長はこの後、まさかのスイッチオフ状態になってしまい、具合悪かったですね。
美香隊長を囲んで参加者全員で。ここから大阪組と東京組に分かれます。大阪組はANA,東京組はJALでした。
ということで、今回の秘湯を巡る秋田&青森ミステリーツアーは無事に終了したのでした。
この旅のテーマにありました「失敗の払拭」
これができないパターンだ
私は無理、できない、と諦めたこと
うまくいきそうで壊すパターン
いろいろなものを打ち崩して、新しいチャレンジがスムーズにいくように…
オペレーションは空の上からいたしました。
より広い時空と空間を超えたところへ作用するように…
オペレーションにお申込みくださった皆様には「失敗」を払拭して新しい自分になるためのアファメーションをお送りいたしますね。
お楽しみに!
<旅を終えて…>
今回、思いましたのは便利を手にするために失ったものって多いのだな、という感覚。暗いからこそ、物を見極めることや五感をフル稼働させることや、薄暗い中の影の美しさを見つけたり。
自分の嫌なことは本当したくないんだな、と思ったり。
ああ、でも本当に美しいものを沢山見せて頂きました。芳しい緑の山々、水、川や湖、そして星空、蛍、花々…空も太陽も…
携帯とかなくてもいられるし、色んな感覚をオンにした感じがありました。
この世界で生かされている…そんな言葉が沁み渡った時間でした。
余談ですが、2日目に遠回りしても行った?行かされた?御座石神社ですが、実は他の神社に行こうと場所の上体を聞くために観光案内へ電話したのですが、その電話した方が「やだ〜!電話したとこが御座石神社と表示されてる!」と言うのです。
そこで出た人が行こうとした神社は知らないと言い(観光センターの人が?)代わりに御座石神社は回り道して行けますよ、と教えてくれたの。
なので、行ったのですよ。2回電話して2回ともその表示が出るんです。でも!帰ってきて31日の今日みたら、その表示がただの電話番号に戻っていたそうです!
そんなにしてまで来て欲しかったのか?不思議なことがあるミステリーツアーです。
今回の秘湯を巡る秋田&青森ミステリーツアー報告
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