こんにちは、林ゆう子です。
このシリーズも20話目となり、だいぶ自分の思考がどこを向いているのかに注意を払えるようになってきたのではないでしょうか。
しかし、ともすると思考は揺らいでなって欲しくない未来に想いを馳せることがよくあります。その最たるものが他の人への心配ではないでしょうか。
子供が宿題をしない。先生に何と言われるのか。周りにこう思われたらどうしょう。先々どうなってしまうのだろう?
誰かが病気にでもなったら、ああ、悪化したらどうしょう、痛くないかな、きっと辛いんだろうな、こうなって、ああなって、そして…とどんどん悪い方へと連想したりしませんか?
どうかすると心配してあげることが良いことだ、くらいに思ってませんか?
それ、大間違いですから!
心配してあげている自分は優しい人間で、こんなにあなたのことを考えてるのに!…などと、思ったりはしてませんか?
それ、大きなお世話ですから!
もし、今まで誰かに「こんなにあなたのために私は心配しているのに!」と思ったことがあるとしたら、今日金輪際おやめください。
それは相手にとって厄害以外の何物でもございません。
驚愕の事実を申し上げますと、あなたが心配すればするほど、相手にマイナスのエネルギーが行き、その心配を実現させる力を増やすことになっております。
つまり、あなたがやっていらっしゃることは「わたしはこんなにも時間をかけて、エネルギー注いであなたになって欲しくない現実が起こるように力を尽くしてます」ということ。
やれやれ…ですね。
どれくらいのお気持ちを使って、なって欲しくない方を考え、相手にエネルギーダウンをさせてきましたか?
この前、わたくしの先生がこんなお話しをされてました。
ある勉強をしない子供のお母様が先生に呼び出されて、もっと勉強をさせろというようなことを言われた時のこと。そのお母様は先生にこう言われたそうです。「先生、私はこの子が生きていてくれるだけで幸せなんです。それで充分なんですよ」と。先生もそれ以上は何も言えず、お話しは終わったそうですが、それを聞いていた子供はそれから急に勉強するようになったそうです。
それまでは心配ばかりしていたのを、もうそれを一切やめなさいと言われた結果のその発言だったそうです。
わたくしがお伝えしてます情報空間コーチ養成講座の中でもこの心配がどれだけ相手のエネルギーをダウンさせるのかということを体感頂きますが、本当やめて頂きたいですね。
相手のことを思いやることが心配することではないですから。正しい思いやりは相手が元気になっている姿をイメージする、こうなったらいいなをイメージして相手にはその力があると信じてあげる。その上でサポートできることをする、です。
不安からサポートするのではなく、相手の力を信じるところからサポートするのとでは結果が違いますからね。
自分の視点がどこにあるのか…
それが何を創り出しているのか、自分の想いのチカラを侮らないでください。
それでは皆さま、準備はいいですか?
この写真を見ながら「心配ナイ」と唱えてください。
すると、あーら不思議!
今までこうなったらどうしょう?と良からぬ心配をしていた想いがスーッと消えていき、まあ、どうにかなるかもと思えるかもしれません。
心配はゼロにならなくとも先ほどよりマシになっているかもしれません。
次回、これに関する続きで相手になって欲しい姿をイメージする、ということの間違いについて書きましょうかね。
情報空間コーチ養成講座の詳細についてはこちら
http://ideacube.jp/2019/06/26/19355/
心配ナイ!
相手を信頼した上でサポートする。納得です。