3回忌でした…
2年前、引越ししてすぐに
入院してしまい、
そのまますぐに逝ってしまって。
父は膵臓がんと言われてました…
診断されてから
1年弱だったのか…
とっても男気のある粋な父で
もの凄く潔かったと思います
毎週お見舞いにいってましたが
ある時、顔が変ったのです…
トイレに自分で立ったときに
倒れたそうなのです
多分、人の世話になるくらいなら
お暇したい、というのが
父の思ったことだったのかもしれません…
「もう充分です、卒業させてください」と
呟いた父
ああ、向こうに逝くのを
決めたんだ…と感じました
今だから、書きますが
その時、私はこれが生きている
父に会える最後なんだとはっきりと
思いました…
翌週の金曜に父は逝きました
そして、私の父も癌でして
1998年くらいに肝臓がんの診断を
うけて、肝臓を2/3くらい摘出しました。
その後、最初の検査のときに
散らされたがん細胞が
芽を出して、それを取るために
手術を何度もしています
昨年の末の手術で大小合わせて
9回くらい?
取っても取っても
また、出てきました…と言われて
凹まないのは凄いと思う
いまだ元気でステーキ食べて
ワイン飲んでます
会社は引退したけれど
大学で教えています
未だにほとんど夜は予定で
カレンダーが真っ黒です…
昨日の朝、TVで鳥越さんが
大腸がんだった経験から
がんと向き合う7つのポイント、
というようなことを
お話されていた…
1.精密検査までの早さ
2.必要以上に落ち込まない
3.プロのがん患者になれ
4.医者選びが大切
5.医師を疑わず信頼する
6.生きる原動力
7.早期発見
鳥越さんはがん患者である自分自身を
取材対象としてみなし、
全てをVTRに収めていて、
生きてがんの本を書く、と思ったそうです
それぞれに
良い悪いではなく
心の力というのを感じるのです
「癌である」という事実を踏まえ
そして、どう生きるのか…
…
…
…
命をかけた選択のときもですが
同じように私たちは毎日
目の前の出来事が
あったとしても
その先にどう生きたいのか?
どうしたいのか?
これを常に問われていて
常に選択しているということ…
そして私たち個々に
その選択の自由があるように
相手にも自由がある…
その相手の選択を受け入れて
見守れるのか…など
そんなことを思わされた
昨日の一日でした…
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