Ideacube

最近、このブログとやらを更新することが滅多になくなってしまった。これはここ数年でもっとも珍しいことではないでしょうか。

(ルシファーののび)

実はわたくし、ブログというものがこの世に出回る前からタグ打ちでHPを作っており、そこに日記のようなものを書き続けていたのが、かれこれ20年くらい前。そこからほぼ毎日に近い状態で何かを書く、ということを続けてきたのでありました。

何を書いたらいいのかわからない

コンサルなどをしていると「何を書いたらいいのかわからない」という方は少なくありません。わたくしなんぞは自分が書きたいことしか書いてなかったのですよね。何を書いたらいい？と思うことがあまりありませんでした。

自分の専門性、専門的なことを書かなければならないのか…と思って筆が止まってしまう方が多いのではないでしょうか。そんな専門的なことは読んでいる方も面白くないし、どうせ本やネットで調べたことのコピペで書いたように見せるのなら、そんなものは書かなくてもいい、とわたくしなんかは思ってしまうのです。

そんなものよりも、日常の生活の中で何をみて、何を感じて、何が好きで、何が嫌いで、その生活の中にその専門性を見る、そんなシーンがあるのだとしたら、それを書けばいい…のです。何にしても気持ちが乗らなくなったら、書かないほうがいいです。それは読み手にも伝わって面白くなくなってしまいますから。

…とはいえね、そんなことをお伝えしていた自分が書けなくなったのですよ。ここ一年くらい？書きたいことがなくなった…というか…。その後〇〇について書かなければならない…という義務感のようなものが出てきて、それについて書き方がわからない…というか、何を今書けばいいかわからず、他の書けることを書いている場合でもない…というようなジレンマがあって、「書く」という行為そのものに対して、激しい拒絶反応になってしまっておりました。

しかしながら、それを義務感と感じていたのはわたくしの勝手なのですから、そう思わなくても良かったのです。

渦中のときは何故書けないのか気づきませんでした。しかし、こうした義務感、というものがこれほどまでに自分を縛るとは思いませんでした。

今まで義務で何かを書いたことはありません。仕事だとしても、それは自分が書きたい！という気持ちから書いていたこと。

だから、人やものの紹介も頼まれたから、とそれをただコピペしてシェアすることはほぼ致しません。本当に良いと思ったら、自分の言葉に置き直して、何がどういいのか、自分の言葉で伝えるようにしていました。だから、いいと思わないものについてはもうスルー。その代わり、これがいいんだ、というのが気持ちがあるからみなさまに伝わるのですよね。

…とまあ、そんなことでフリーズしてしまっていたわたくし。一体、何を書いたらいいのかさっぱりわからなくなっておりました。色んなことのお返事に「ブログいつも楽しみにしています」「メルマガやブログ、いつも読んでます」と書いてくださる方が少なからずいらっしゃるのに、本当に最近は面白くなくてすみませんでした。

自分コンサル…

仕方がない…。最近導入したツリーカードというツールを使って自分コンサルをしてみますかね。
おお、公開コンサルだわね。

通常カードのセッションって問題や課題をまず考えますでしょ？わたくしが作ったENMAカードでもそうです。まずは解決したいテーマを１つ決めてもらうのですよ。

しかし、このカードは違うのです。
まず、それらの根底にある今の自分のテーマを見ていくのですよ。

ではカードを１枚引いてみましょうか。まずは１２枚の中から。

出たカードはこちら、MOON

それを見て気づいたこと、キーワードなどを書き出していきます。

そうですね…
「嘘ものっぽい。歪、浮いている。シルクロード」
と出てきました。

今度はこのガイドブックを見て、気になったワードやフレーズ、気づいたことを書き出します。

「大切なこと、大切な人を素直にあふれるままに大切に思うこと」

そんなフレーズに目が留まりました。

その二つから
「自分が本当にいいと思ったもの、大切だと思ったことを今までのようにただ大切にしていく」
そんなメッセージを受け取りました。

そして自分の今解決したい課題です。
「ブログを楽しんで書くためにどうしたらいいか？」

カードを１枚引いてみますか。

WINTER TREE

なんとも、冬の枝だけの木ですね。
ここから感じた大切にすること…

「いらないものは全部落とした。あとは新しい芽吹きを待つだけ」

では、ガイドブックを見てみます。

「心身と魂の声を思考でいっぱいの自分に聞こえるように響かせるためには、雑音のない冬の静かなときが必要なのである」

そんな一説が気になりました。

そしてその二つからわたくしが感じたメッセージは
「今、何に目がいく？何を本当に欲している？乾いたいま、何が欲しいのだ？それをするのだ」

さあ、何を書こう…

今の自分のテーマは何かこうあらなければ…、こういう人間にならなければ、こうしなければ…という他人から与えられたイメージや姿、理想の姿が自分の本来の感覚にしっくりしてない、マッチしてない、心のどこかでそれは何かが違うと感じた状態なのでしょう。

こうでありたい、という姿が今現在の自分とは違うことは普通です。
そうではなくて、こうありたい、と描かれた姿が自分の本質が望んでいるものとはちょっと違うような感覚でしょうか。MOONのカードを見て、嘘っぽさやいびつさ、調和しないで浮いている感覚が出てきたのはそういうところを見ているよう。

WINTER TREE

全ての不要なものを落として、土に返して、そして芽吹きの季節を待っている。エネルギーは木の中に充満している。そんな風にも見えるわけですが、冬の終わりの最後の時といった感じですね。メッセージが出てきたように自分は今、何を見て、何を感じ、何を書きたいのだ…？というところなのでしょう。

では何を書く？
実は書きたいものを書いてきたわたくしではありますが、その根底では「誰かの役にたつ」「何かの役にたつ」という基本の目的が既に無意識下に必ずあって、そうでないものは書いても意味がない…と思っているのだと思います。（日常で考えたことはないですが…あまりにも当たり前なので）

だから、独り言やぼやきや愚痴やらといったことはほぼ書くことはないですし、そんなものを書いて誰が読むのだ？と思っていましたし、それを読んで集まってくる人たちというのは自分を下に扱う人たちだということでしょ？いやですよね。そもそも、公のところでそんなことを言うのは格好悪いですし…。（数十年前はやってましたよ、恥ずかしげもなく…大反省です）

昨年までは潜在意識の使い方、自己認識や心の持ち方といったお話を多く書かせて頂いておりました。が、もうそんなことを書くのは違うかな…と思うというか…「飽きました」（飽きましたよ、千春さん）

仕事の仕方でもないし、パートナーのことでもないし、ましてやお金の稼ぎ方でもありませんですし。…とまあ、こんな風に悩んでいたら書けなくなってしまっていたのでした。

しかし、このセルフカードセッションをしてみて、思ったことは…

他の人がどう思おうが、役に立たなかろうが、自分がいいと思えるものやこと、感じたことをただ書く、というエッセイみたいなものを書いていこうかと思いました。

はい、明日からちょっと出かけてしまいますので、確約できませんから8月1日から毎日、１話書いていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。