3月の頭に怒涛のNY〜パリ10日間の旅に行ってまいりました。
そもそもはNYの友人蔦井まゆみさんとパリの友人メレ安芸さんに前々から絶対NYとパリいくねー!って言っていながらなかなか実現できてなかったので、行く行く詐欺はもうお終い運動の一環で(そんな運動いつできたの?)去年もジャカルタとドイツにいったのです。
まゆみさんが最近はパリ経由で日本に来たり帰ったりすると体が楽なのと言っていたので、じゃあ、今度日本に来る前にわたくしがNYへ行ってから一緒にパリへ行って日本にこない?なーんてお話していたのが昨年秋口だったか…。
少し先だけれども…と決めたのが3月の頭だったのです。
まずは日本〜パリ、そしてNY
言っておきますが、わたくしったら外資系の会社にいた割には英語、一ミリも話せません。話せない加減はひどいものよ。
もちろん、フランス語もですが…。
さて、チケットは格安で…と年末にまゆみさんが日本にいらしていた時に一緒にPCの前で同じ旅行会社のチケットを取って予約できたNY-パリ便だけは席をキープ。(後から気がついたらここはデルタだったのね。だから予約できたみたい)
でも、NYまでは一人旅なのです。最大の難関はパリのトランジットだわ。2時間あるけれど、無事にNY行きに乗り換えられるのだろうか…
そんな心配をしながら3/2当日。満席のエールフランスで「最高の席を用意してください」とガイア・オペレーション。
すると満席でいい席がとれないのだけれども、ビジネスが格安でグレードアップできるというのでパリまではビジネスで悠々自適な旅でした。お食事もワインも美味しいし、足を伸ばして寝れるのは最高ね。
これでこれからの旅はビジネスも「普通」の枠の中に入った感じですよね。この旅はわたくしの中の「枠」を外す旅でもありました。
エールフランスの機内説明の動画があまりにセンス良くて、素敵でしたよ。こういうものは日本では作れませんよね〜。
さて、ドキドキのトランジットも無事にNY行きの飛行機に乗り込み、空いた時間はカフェで一息。パリーNYも8時間くらいあってハワイ行くくらいの時間はかかるのね。
今回、この動物の依り代に日本からあるものたちを連れていったのですが…
それは、なんと…角を持った狛犬ちゃんなのです。
日本中から角を持った狛犬ちゃんの有志を募って、今回の旅にご同行願ったのであります。(って本当かどうかは知りません)
どうやら、この狛犬ちゃんたちがいい仕事をしてきたようです。
一昨日、上林先生のセッションでこの旅の振り返りをしたんですけどね。わたくしはわかりませんが、先生によるとこんな感じです。
西洋の龍って割と悪者扱いされているでしょ?
で、当の龍たちも本当のお役目を忘れて、様々なことに加担していたらしく、それを目覚めさせるために狛犬ちゃんたちの力が必要とかで…。
まあ、この前の徳島から京都まで結界に入っていた存在を運んだのと同じような感じというか。
わたくしは知らないですが、たまたまそちらに行きますので、結界を超えるために物理的な肉体がいるそうなのでお貸しするという感じ。
ま、ともあれ…半分は残って作業。半分は連れて帰ってきたようです。
なるほど、そういうものたちも行けるところと行けないところがあるのですね。
って言いながら、パリーNYは3人席の端で真ん中が空いていたので、これまたゆったり座っていけたのです。窓際のフランス人の男の子も愛想良くて。
そしてね、飛行機降りようとして上にあげたコートを取ろうとしたらわたくしの背ではコートが見えもしなくて。席に登ろうかとしたら、横のアジア系のフランス人が「やめなさい、僕がとるよ」(…多分そう言ってた。フランス語で)と取ってくれました。
こういうのは本当に日本の男性にはないのよね〜。
そして、またまたやらかしてしまったのは…
ドイツと同じく、飛行機の中にメガネを忘れてきてしまったの!メガネがないと看板すら見えなくて…。
並んで無事に荷物をピックアップして出てきたわたくし。まゆみさまを見つけられず…。
開口一番が「着きましたー!メガネ忘れましたー!」でして、エールフランスのカウンターにすぐに連れていってもらったの。ドイツに行った時はJaLだったけど出てこなかったのね。またか…と思ったら、なんと「これ?」ってもうカウンターに届いていたんです!
「あなたラッキーね!」「奇跡よ!」と口々に言われながら(もちろん英語で)本当、ラッキー!と思って、まずはまゆみさんありがとうー!でした。これ、一人だったらメガネ探せなかったです。
夜は10時過ぎにまゆみさんのおうちに着いたのですが、そこからご用意くださっていたワインとお野菜のおつまみで3時半まで語ってしまって…。ワイン二人で2本半くらい飲んだのでは?
そして、時差ぼけする間もなく、翌日は11時すぎまで寝ていて起きてびっくりしたわけでした。
降り注ぐ光のシャワー
2日目(実質的には1日目)はまずは自由の女神に行こうということになりまして…。まゆみさんの運転でマンハッタンへ向かいます。
この日はもうこの時間から空がすごいことになっていて…
「何あれ?なんなの?」と二人で空を見ては大騒ぎするほどに、NYの空から光が降り注いでいたのです。
これでわかるかなぁ。
とにかく、あちらこちらがこんな具合だったのです。
自由の女神を見るには船で渡らないとならないのですね。この直前まで暖かかったというNYでしたが、この日はもう帽子がないと死んでしまうような寒さ。気温はマイナス2度くらいでしたが、1月の諏訪はマイナス12度でしたけれど、NYは湿気がないので切れるような痛い寒さで耳とか出してられません。
そうそう、帽子もね、びっくり事件がありました。
「あーーー帽子を入れ忘れてきた!!!!」とまゆみさんにメッセージいれていたのに、なんと朝みたらトランクの底から帽子が出てきたのです。(入れてないのに)
まあ、あって助かったのですが…
この空の太陽みてください。なんですか、これは?
何かいますよね?
そして、自由の女神を見た時だけ、あんなに青空だったのですよ。
自由の女神の後ろ姿、かかとをちょんとあげているのご存知?
ちょっと可愛い…笑
NYでもパリでもなんですが、この旅は物凄くお腹が空く旅でした。この時も一周してきたら、なんだか腹ペコになってイートインでチキンバーガーなんて食べちゃった!ぺろっでした。
グランドゼロとミッションと…
自由の女神を後に戻ってきましたら、行かないとならない場所があったのです。それは…
ミッションの1つに「四足歩行動物で青いテラコッタの置物」を探せというのがあったのです。しかも!「ネイティブアメリカンが作ったもの」という指令。えええーーーー?ですよ。
セドナとかならいざ知らず、NYでそんなものを探すのって、東京でアイヌのお土産探すようなものよ?
…と言ってましたら、まゆみさんが行く予定の駐車場を迷って出た場所になんとネイティブアメリカンの博物館があったのです。彼女も一度も行ったことがない場所だそうで。戻ってきたら行ってみよう、ということになったのです。
閉館1時間前についたのに、見応えありすぎてなんとタイムオーバーになってしまったのです!ちらっとみたミュージアムショップに「絶対青いのあった!」というまゆみさん。
仕方がないから明日こようか…ということになり、グランドゼロに向かいます。
こんな感じに中心が水が流れ込むような慰霊碑になっていて、シンボルタワーが建ってます。ここがびっくりするようにクリアーすぎるほどにクリアーなのです。
何か切り取られたように何もない、という感じなのです。
ここからパリの方角に向かって祈りを捧げました。
なんとも言えない感覚でしたね。
そして、この日はまゆみさんの車を預かってもらうのにマンハッタンの反対側のお友達のところへ向かったのです。
この方が某ハリウッドの有名監督のプライベートシェフをしているマクロビ料理研究家のもえさんでした。
もえさんの家に伺う途中にマンハッタンの夜景が美しく見える場所が…
そして、この日はなんともえさんのご飯が食べれるー!という超ラッキーなことに!
もえさんに送って頂いて、幸せな1日目(2日目)は終わったのでした。翌日の大変なことはこの時には誰も気がついてませんでしたが。
つづく…
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