特別な人間になりたかった
いつだって特別な何かになりたかった
特別な力を欲し
特別な影響力を欲し
何者かになっている自分を夢見ていた
なのに
信じてなかった
自分の中にある力を
いつも周りの人たちに
こういう力があると言われて
やったことに感謝され
褒められたこともあるのに
その力を認めたことがなかったんだ
自分が考えている特別な力と
それは全く違っていて
そんなものは当たり前で
大した価値がないもので
そんなことは苦労なくできることで
だから誰でもができることだと思っていた
ずっとずっと
その何者かになる力を
求めて探して、
迷い続けてきたのだけど
もうクタクタになって
動けなくなって
できることはそれだけになったとき
目の前のあなたが
本当に喜んでくれているのが
やっとやっと
わかることができて
それがこんなにも
嬉しいことだったことに
今更ながら気がついて
私はやっと自分の中の自分に言えた
素晴らしい力をありがとう
この力、あなたと共に生きていく
私がわたしと重なって
私がわたしと一つになる
私はわたしの中にある
わたしたちと重なって
一つになった…
そして知る
どんな力も本当は
既にわたしの中にあったことを
わたしは私の中にある
どんな力も使うことができる
でもきっかけは
あなたが力入れなくてもできること
頑張らなくてもできること
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