Ideacube

会社のことはいいことばかりでは
なかったですけれどもね…

それでも、良い会社にいれたと
思うのですよ、心から。
あの会社にいて培ったものの
大きさってやっぱり
半端ないです。

そして、それは限界以上の負荷を
かけていることで
自分の枠が広がって行く、
という体験だったと思っています。

私は同じ仕事を長く続けられない、
というのは質としてあるようですが
それを私の上の方々（人でないものも）は
わかっていらしてか
まー、部署もよく移動になりました。

温泉旅行いくまでになった部署も
そこにいながら働く部署が
ちょっと変わってしまいました。

新しい製品の立ち上げの
プロモーションを手伝って
欲しいということで…

もともとコンピューター嫌いで
英語もできないし、
新しい部署に移っても
何一つわからない。
また、一から出直しなんですよ。

これ、結構キツいんですよ。

ある程度の年齢いっているけど
また一からやるってね。

とはいえ、勉強するっていっても
出来る事は限られていて
英語のテープとか聞いたり
本や資料を読んだりして
過ごしていたある日

同期の口の悪い奴にいわれたんです。

給料泥棒って！

ガーン、というか
当たっているだけにショック

この時ばかりは本気で
会社辞めてやる！と思い、
当時の彼に号泣して
「もう辞める～！」って
言ってましたもん。

でもね、辞める、と思ったときに
じゃあ、辞めてどうすんの？と
冷静になって考えてみると

私、やりたいと思うこと
何もないじゃない？って思って。

その前の部署に
（例の温泉旅行に行くまでになった）
いたときから、入門セミナーみたいな
ことはやっていたけど…

お料理も教えていたけど…

アクセサリー教室もやっていたけど…

でも、なんか違うよね…と
思っていたんです。

だから、会社はしんどいけれども
今できることをやるしかない、
その間に何をやるのか、見つけよう
って思いました。

そこからです。

それまで７年くらい暦以外に
休みはとったことがなく
土日もほぼ会社行っていて

海外旅行なんてしばらくいかず
ただ、爆飲みと買い物に
お金を費やしていたことを

海外旅行に行くくらいの金額と
時間をかけて
オーラソーマを学びに行きました。

なんでオーラソーマだったかと
言えば、当時やっている人が
ほとんどいなくて

でも六本木の本屋さんでみた
ボトルの写真がとても綺麗で
引かれたから、というのが理由。

まあ、大した理由とかないもんですよね。

一つ、自分が仕事以外でも
興味のある事をすることにより、
全体の波動が上がるんだと思います。

だから仕事へも
ちゃんと取り組めるように
なったんだと思うの。

出来る事をとにかくやる…

そんな時に最後の仕事になる
部署に移動、というか
編成が変わって

なんと、私を「給料泥棒」と
罵った奴と同じチームになりました。

当時は「げーー」と思ったものですが
自分の中では既にあれは
キッカケだったんだ、ということが
わかっていて…

だから、あんまりわだかまりもなく
仕事ができましたよ。

あちらもそういう私を認めてくれて
最後は本当に仲良く
同志という感じでした。

私がボディセラピストになったとき、
会社の同僚できてくれた
二人のうちの1人です。

辞める時にね、
その人に伝えたんですよ。

「あのときにああ言われて
その時はショックだったけれど
あれが本当にいいキッカケになった」

ってね。

そしたら

「…そんなこと言った？覚えてないや」

だってさーーー

そんなもんなんだよ～。
誰かの一言で傷ついてるアナタ

あっちはホントになんの気なしに
言っていることで
全然そんなつもりもなかったり。

だからさー
そこに引っかかるのは
自分のほうに、何かしらの想いが
あるからなんだろうね…

ってことも思ったりしました。

まあ、とにかくです…

私の過去の経験上、
ネガティブな体験というのは
何かしらのキッカケに
なるということです。

それくらい大きなことがないと
動くことができなくなっている
アナタ自身を動かすための
出来事だと思います。

…というお話でした。