Ideacube

このシリーズ久しぶりです。

たまたま、FBの投稿見てましたから
同じテーマだな、と思うことがありました。

それは「潔く謝る」ということ

何かをしでかした時に
それがやってしまった度が高ければ高いほど

つい、言い訳をしてしまうのですが

まずは素直に謝る。

何がどうとか、関係ないから。
まずは自分の非を認めること。

その上で
この出来事を最善のことに変えるには

これがあったから
お陰様でより良くなったという
状態にするために
自分が今できることはなんなのか

それを考えて考えて真摯にやるんです。

多くの人は
非を認めないで
中途半端な謝り方して

そこを繕おうと行動するから
全くイケてない結果になります。

その行動が例え一緒だとしても
起こることの質は違うのですよ。

ある方がFBに投稿されていたお話

お父様がある日腰に大変な激痛があり
ある高名な方にご紹介頂いた先生に
診て頂き鍼を打って頂いたところ、
見事に鎮静化

しかし、翌日からその先生がご不在になり
代わって若い先生が診てくださったとのこと

その日の夜になって騒動勃発

なんと、
お父様の背中に鍼が刺さったままで
抜けないのだそうです。

すわっ！と至急、若い先生に連絡したところ
慌てて飛んできて、平謝りして帰られたそうです。

が、やはり心象は悪くなってますよね。
翌日もその先生に診てもらうか迷っていたところ…

続きは、ともねちゃんの投稿から。

「
全てが収まった後に話を聞いた妹と私は憤慨、○○さん (←紹介者) に言い付けちゃおう！とか、院長にもちゃんと言わなきゃ、とか、ウン万円の院長の診療の時もタダにしてもらわなきゃ！なんてことまで (そこは冗談ですが。。) 話していたのです。
でね、この一件は、どう思います！？ひどくないですかー！って、ゆうべupしようと思ったのですが、案の定の寝落ち…(^-^;

そして今朝。

ゆうべあんなことがあったし、今日は予約は入れてるけれど行くかどうかは分からない、と母。
でも、そのお弟子さん、あ、お弟子さんと言ってももちろんちゃんと資格持った立派な鍼灸師ですが、とても誠実な好青年だと言うんです。
人は良くてもねぇ、、などと言いつつ、私は仕事へ。

そして、帰り道、どうなったか気になって実家に電話を入れたところ、なんと、お弟子先生が、こちらから頼んだ訳でもないのに、お詫びにとわざわざ往診にやって来たのだそう！

で、また誠心誠意の謝罪ののち、丁寧に治療をして、もちろん無料で、さらに「あなたきっと大笑いだと思うけどー！」と母。
何かと思ったら「僕からの気持ちです。。」と、手土産を持参して下さったのだそうなのですが、それが、なんと、切腹最中だったそう！！！
切腹最中ーっ(≧∇≦)
いやー、存在は知ってましたが、、12月、忠臣蔵にちなんで、歌舞伎座でも売ってたしねー。

その、抜群のセンスに、母も私も笑い転げ、父も大喜び、痛みでふさぎこんでいたのが、すっかり気分も良くなったそうです。

起きた出来事自体はおおごとだったし、鍼灸師としてあるまじきミスには違いないと思いますが、、その後の度重なる誠心誠意の、正直な謝罪と、言葉だけではないその対応で、充分フォロー出来るのね、、と母はしみじみ言っていました。
加えてユーモアのセンス (と言っても、本人は笑いをとるつもりではなくいたって真面目) に、我が家はみんなすっかり和み、この一件はリンカーン並みの良い話として、妹の子供たちにも語り継がれたのでした。」

きちんと非を認めて、
潔く謝った上で、この出来事を最善に
変えるにはどうしたらいいか
ここを見事にされている、いい例です。

まずは自分の非を認めること。
そして、真摯に謝ること。
これがなくては同じことをしても
バカにしてる！と思われるだけです。
その上で自分は何ができるのか
これを最善にするためには
どうしたらいいのか、を
考えて考えて考えて
行動する、ということなのです。
さらに、このユーモアというものは
身を助けますよね。
何にしても
深刻になりすぎない。
これ、とっても大事。

しかしながら、自分の非が
逃げようもないくらいにわかる場合は
まだ、いいですが(良くないですが)
知らないで（気づかないで）やらかしてる
そんなことを意気揚々と公言してたりすると
恥ずかしい、と思いますよ。
大抵の方は「…（言ってる人が気付かず）お気の毒」
と思うだけ、です。
でも、それより何より
それをあたかも良いことした、と言うような
評価をしてる人達の
無責任さに呆れます。
落ち込む人を慰めれば
自分は良い人になれると思っているのか？
ダメなことはダメ、なのです
ええ、しかし
それは人によっては要らないこともある美学
わからない人たちもいらっしゃる
だから、採用するかどうは
その方次第です
どういう自分で在りたいのか
自分はどう在ることが心地よいのか
それこそ、人の目や今まで一緒にいた人達の
評価ではなく、
自分はどう思うのですか？、ということ
もちろん、自分の心地良さを選んだら
その人たちとは
一緒にいれなくなるでしょう。
怖い？
何が？（笑）
そんな心地よくない方々と一緒にいる時間を
自分が本当に大切にする在り方で
独り過ごしたとして
何が寂しいでしょうか。
そして、です。
誰かが本当の自分のままで
私が思う美学を受け入れない、と
言われたところで
こちらも痛くも痒くもなければ
しんどくも辛くも悲しくもないのですよ。
むしろ、清々しい
それが
私がその人を嫌いになる理由にもならない
私だってそう
その人の大事にしている在り方や
世界観、わかっても
自分とは違うと思ったら採用しないもの

でも、その人が嫌いなことではない
だから他人の大切なものも尊重できる
そんな感じではないですかね

京都の中でも早く咲いていた桜

数日、咲いていたら美しいのにね、を
連発し、心の眼で満開の桜を見ましょう、と
慰め合った（笑）ですが
やっぱり咲いてる桜が見れて嬉しいです！