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月の力を宿す香り

私が香りの先生のところへ
通うようになり、
6年半くらいが経つのだろうか。

思えばあっという間のことでした。

私自身、非常に飽きやすい性格では
あるのだけど、その実自分の好きな
学びに関しては
料理も30年以上通っているし、
身体ごとも間が空いたとはいえ、
延べ8年くらい通い続けているのだ
と思うと面白いと思うものは
続けていけるのかもしれないと
思うのでした。

 

それらに比べると6年は決して
長いわけでもないのですが、
それでもコロナになるまでは
毎月通っていたわけです。

 

私の場合、調香といってもベースで
何かを学んだわけではありません。

月に1回、先生のところに伺って
授業や講座を受けさせて頂いたわけ
ではなく、最初は自分の香りを作って
頂いておりました。

 

そのうち、あれ?もしかするとこうしたら、
香り作れるかも?と仮説を立てて、
こういうタイプの方に
この組合せはどうだろうか、と
毎回持っていって、先生と答え合わせを
する感じで評価して頂いていました。

 

それがあながち外れてないことがわかり、
その精度を上げていきました。

先生が私が選んだ香料に対して、
どうやってブランドしていくのかを
観察して、今度は自分なりにブランド
したものを先生に評価して頂く、
というように身につけてまいりました。

 

ある程度、香りを調香できるように
なった時、先生にお尋ねしたのです。

「ちゃんと基礎を学んだ方が
いいでしょうか?」と。

 

先生のお答えは

「必要ありません」でした。

 

私の調香の仕方はそうした
スクールなどで学んだ方では
絶対しないようなやり方だったようです。

ですから、
型にはまると面白いものが作れなくなる。

林さんはそのままでいいから、
学ぶ必要なし!と言われたのでした。

 

ちゃんとしないと、とか
修了証書がないと…と思わないのでしたら、
こうした学び方もありではないかしら。

 

見て盗め的な昔のやり方で
調香の方法とかは何も教わることは
ありませんでしたが、
私にはそれが合っていたように思います。

 

そして、今回作った
「内なる扉を開ける」香りを
先生に聞いて頂くために
お待ちしました。

この瞬間はいつもドキドキします。

自分ではいいものができたと思っても、
そうでもないこともありますから。

いや、でも定番になっている香りは
どれも評価高かったものです。

 

今回はリンリン企画という
曼陀羅作家の林聖子さんとのコラボ企画。

聖子さんが曼陀羅を描いて
私が香りを作ります。
ダブル林でリンリン企画💕

素敵な曼陀羅ができています。
先日お見せ頂いたのですが、
それは美しく、
その方に合ったものが
出来上がってきていますよ。

ご注文くださった方々、
本当にお楽しみに。

 

さて、その香り…

 

先生に聞いて頂きますと
「あら!いい香り!」
「ここまでのもの、よく作れたわね!!」と
喜んでくださいました。

先生、気に入ってくださると
ずっとその香りを何度も何度も
時間が経過するとともに
確認してくださるので良くわかります。

何度も「これはいい💕」と呟き
「文句なく最高」とのお言葉。

やっぱり嬉しいですよね。

方法とかどれが正しいとか
あまり気にしない方ではありますが
それでも
なんの知識もなく

自分の感性だけで作っていて
これでいいのだろうかしら…と
思っているものが

日本の香りの専門家が何故か
集まる不思議な場所の主の先生に
認めて頂けるのは…

そして更に嬉しかったのは…

今回の香りは羽衣ジャスミンを
ベースに「夜の女王」という
一年で一晩だけ花を咲かせる
珍しい花の香料を使っている
のですが

この一晩に想いを込めて咲く
というものを表現したかったのです。

月の元、その美しさが華開く

占星術では月というのは
その人の隠れた本質的なものを
見るようですが

以前マドモアゼル愛さんが
(そんな名前なのにおじ様である衝撃!)

 

動画で月についてのお話を
されていて、月のテーマが
その人の人生の課題となる
というようなことを言われて
いたのですね。

自分の弱みというか
課題というか、クリアーしないと
ならないところといのか

最近ね、この部分って本当に
大事なんじゃないのかなと
思っていまして。

自分の中のダメダメな部分、
認められない部分、
これをも含めて丸っと自分と
いうことができた時、
本当に自分という人間を
使いこなすことができるのでは…

と思うようになったのです。

 

今回のテーマでもある
「内なる扉を開ける」つまり
本来の自分と繋がる、ということで
新しいステージの扉が開く
ということだと思っていて。

この本来の自分っていうのが
表側の自分だけではなくて
ダメダメな裏側の自分も含めて
なんだよね、ということ。

今回はここを意識したかったのです。

 

先生が香りを聞いて呟いたのが

「これは本当の自分と繋がる香りね」

という言葉。

本当ですか!わーー!嬉しい!

 

先日、日響娃先生にも
大国主命様の言葉をおろして
いただき、

「本質と繋がる香り」と
言って頂き、とても嬉しく
思ったのですが…

なんだろう、この裏側の自分も
丸っと認められるようになる
サポートをこの香りがしてくれたら
嬉しいと思うのです。

そして、先生がこの香りに名前を
つけてくださいました。

かすみ月
扉を開くと陽をあびて
月の輝きをみせるでしょう

この香り、
6月の夏至のエネルギーを入れて
特別仕様でリーディングした
メッセージを添えてのお届けを
致します。

6月3日までの予約受付。

どうぞ、ピンときた方のところへ
届きますように。

かすみ月2021年夏至バージョンの詳細・ご購入はこちら

 

 

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