田沢湖から行こうとしていた神社が御座石神社、でしたが道がどちらからも土砂崩れでふさがっていていけないということがわかり、仕方なく宿へまず向かいます。
こんな江戸村のような風情の温泉宿で、日帰り温泉を楽しむ地元の方が沢山おとづれていました。荷物を置かせてもらい、近くを散策することに…
なんせランチでお腹がいっぱい…腹ごなしです。
水のせせらぎもあり、日差しもちょうどいいくらいで気持ちがよくて。時折吹く風が心地よい散歩でした。
隊長のあだ名ができた美香さんはどこでも率先して入っていきます。撮影隊長、素晴らしいフットワークです。本当に嬉しそうに歩きまわっているのですよねー。
そんな美香さんのお帽子にとんぼがとまっている図
駒ケ岳の近くにあるので、なんだかいるだけでもパワーチャージです。
駒ケ岳、本当美しいですね。雄大でありながら、すっとした感じがあります。雄々しいという感じではないですよね。
宿に戻って、食事の前に一風呂浴びますがここは3つのお湯があり、黒湯、白湯、赤湯と見た目は一緒なのですが成分が違うので効能も違うとのこと。外国人も多く、英語の看板がちゃんとあるのも面白いです。
残念ながらお風呂の写真はNGだったので、ありませんが白濁した温泉らしい温泉でした。あったまるー。
夜はいろり端で山菜や野菜をメインとしたご飯。とにかく、あきたこまちが美味しいったら!でも、この日はあまりにいろいろ出てきて、ご飯までいけなかったのです。
イワナの炭火焼とだんご汁です。これ、最高でした!
はぐはぐ…
もぐもぐ…
山菜が中心のお料理ですがどれも美味しく、最後にはお蕎麦も出てきました。
食事の後、夜に露天風呂にまいりましたら、それはそれは見事な満天の星空でして。わたくし、多分こんなに素晴らしい星空を見たのは初めてです。
なんていうのでしょう、漆黒のビロードに宝石をばらまいたような星の煌めきで思わず「うわーーー」と歓声をあげてしまいました。翌日も星は見えたのですが、なんでしょう、全く別物だった。
明るさがなくて、夜はランプ1つ灯っているだけでしたから見えていたのでしょうが…。こんなに星ってあるんだ…と上を見上げているのが首が痛くなるくらいに見ていて、しまいには露天風呂の脇に寝転がってみていました。
ほっといたら何時間もいそうな勢い。
それくらいに素晴らしかったです。皆さんにも見て欲しかったわー。
ということで、素晴らしい秋田の秘湯を後にして十和田湖を目指す予定だったのですが…。
秋田、これだけだと寂しい?とちょっと思ってしまったのでここから大回りして何故か連れて行かれた前日行けずに諦めた御座石神社。
田沢湖の中に鳥居があります。
なんで、こんなところに連れてこられたんか…と思いましたら…
これですよ…。歩く、歩く、歩く…
なんとですね、願いをこの橋に書いて、この先の磐座で祈ると叶う…なんていう現世御利益バリバリの欲に満ちた場所が…
はいはい、クリーニングね…
そして鏡石…
きっとこれがご神体だったのでしょうね。
…と、ここから予定より2時間押していたのでダッシュで十和田湖へ向かいます。…の前にたつこ像の前で…
金色がたつこ像です。辰子というのはこの辺りにいた素晴らしい美女で不老不死になりたくて、どっかの沢の水を飲んだら龍になったそうですよ。
つづく
今回の秘湯を巡る秋田&青森ミステリーツアー報告
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