No15は「依存」
このシリーズはENMAカードという
言葉のカードを引いて出てきた言葉で
思い出すエピソードについて
コラムを書いています
これは今、必要なことは何?
という問いかけのもと、
カードの言葉を通じて私の中から
浮かび上がってきたエピソードを
もとにしてます。
先日、上林先生のセッションを受けたときに
私のハイヤーセルフから言われた言葉
「私は可愛くない、をもう選ばなくていい」
というメッセージ。
確かにそう思えば、
私は子供の頃から
「可愛い」とか「可愛げがある」とか
あまり縁がなくて
誰かに甘えるとか、
助けてもらうとか、
本当にへたっぴぃだったと
思います。
でも、続けて言われたことが
「それは悪いこと、ではなかったのだよ」
「可愛くあらない、ということで
出来たこと、積んできた経験が
あるだろう?」と言われたのです。
そうなんですよ。
人に甘えることが
できなかったからこそ、
自分ですぐにやる、行動する、
という質ができたわけですもの。
人って多面的なんですよね。
1つの質だけで
出来上がっているわけではない。
だから、私がよく
「本質で生きよう」と言っても
本質って1つじゃないし
いろんな出し方があるし
そのタイミングというか、
時期というもので
出せないものもあったりするし…
可愛くない、というあり方を
選択していたからといって
可愛くできないわけでもなく
甘えられないわけではない。
その昔、付き合っていた彼に
甘えることができずに
なんて言っていいかわからず
本当にしんどかったことが
あったのですよ。
甘え方、とか褒め方とか
本当にわからなくて…
そのときね、
自分で辞書を作ったの。
辞書っていうと大げさだけど
褒められたことがなかったので
褒め言葉とか知らないんですよ。
だから、
ドラマとか映画見て、
いいなと思った言葉を書き留めたり、
漫画とかからフレーズを抜き出したり
っていうことをしていたの。
言葉を知らないと
出てこないのですよ。
だから、そういうものを集めて、
今度、こういうシチュエーションが
あったら、言ってみようって
思っていたの。
そして、ある日、大根役者のように
セリフ棒読み。
言ってみるの。
そうすると、結構反応が良かったりして…
じゃあ次も言ってみるか、と
思ったりするわけ。
そして三回もやってみると
前から言っていたようになるから!
これは私の経験したことだから!
っていう感じで
甘える、ってことも
やってみたわけですよ。
だから、昔よりは全然甘えられるように
なってはいるけれど
そんな私ももう、可愛くない、
という選択はしなくていいらしい。
それでも「甘え方」というところに
自分らしさ、を大事にする、
そんなところが自分の本質を
意識する、ってところかしらと
思うのですよ。
さて、これからの私は
どんな風に人に甘えていけるかしら
どんな風に
人に頼っていけるのかしら。
別に今までと一緒でなくても
いいんですもんね~
もう、要らないか、と思ったものは
物や人間関係だけでなく
自分の要らない習慣とか
あり方とかも捨てていいよね~
—–
この記事へのコメントはありません。