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コアポイント、何をしているの?

昨日、とあるプロジェクトのために友人のイギリス英語使いの高島まきさんがコアポイントのインタビューにいらしてくださったのです。(写真ないわ…)


(昨日は新月でしたが、その前の満月)

そもそも、何をしているの?

色々読んだり、動画みていますが正直何をしているのか、いまいちよく分からない。というご感想。…ですよねー。わたくしも言い難いもん。

 

そこでまきさんの質問にお答えして、色々とおしゃべりしておりました。

Q.コアポイントって何ですか?

自分の中心感覚なんですよ。身体感覚なのです…。これ、わたくしがそう呼んでいるので、別にググっても、それが出てきたりしませんから。

Q.コアポイントで何ができるんですか?

何がっていうのか…。例えばわたくしね、ボディセラピストだった時に最初の夏、お客様がいらっしゃらない。2・8というくらい8月ってお客様が少なくなると言われてました。そして、やっぱり、うちもそうでした。どうしようかなーと思った時に友人から「まつげパーマ」というもののことを聞いたのです。そのときに「それだ!」という感覚があって。わたくしはまつげパーマ、自分で受けたこともありませんでした。でもね、これだ!って思って3日後には表参道に習いにいってました。20人くらいやって、9月から正式メニューに入れた途端、お客様がアホみたいにいらっしゃるのですよ。ブログもSNSもない時代ですよ?
本当にめちゃくちゃ新規のお客様増えたんです。まつげパーマやさんになるかと思うくらい。

そして、わたくしったらまつげパーマが専門のところより、上手だったのですよ。それは人のまつげって本当に10人十色で、全然違うのです。それに合わせて微妙にロットや巻き方を変えるということをできていたからだと思います。これも、その人に合うのはこれ!という感覚があったのです。

そして、11月、すごい人気のまつげパーマをメニューから外したんですね。
通常なら、儲かっているのだからその稼ぎ頭を外さないでしょ?頭で考えていたら…。でも、わたくしは「違う」と強く感じたのです。だから、やめて施術を受けてくれた方のオプションとして残したのです。すると、どうなったと思います?

…施術のリピーターのお客様が増えたんですよ。

 

この、なんだかわからないけれど『これだ!』という感覚や『違う』と思う感覚、これがコアポイントなのです。これに従うとこんなことが起こるのですね。

Q.それは狙ってやったのではないのですか?

全然です。頭では何も考えていません。ただ、この状態は違う、と思ったからやめたの。
それが結果的にリピーターを作っていくことになったのですよ。不思議でしょー?

Q.他にもそういう狙ってやってないけれどうまくいったことってあります?

うまくいっていることはすべてそうです。例えば、ENMAカードという言葉だけのカードを作っていますが、あれも、そもそも、何にどう使うのか…というのは後から考えたもので、カードを作ろう!と思ったときにはどういうカードになるのか1mmも考えていませんでしたから。
あ、これいいかも!という感覚が出たことをやってます。

つまり、この感覚がコアポイントなんです。
これをやったほうがいい!これは違う!という、体感覚。

Q.もう少し具体的にコアポイントを使うとどうなるか教えてください?

何度も言いますが、コアポイントって身体感覚、自分の中心感覚のことなのね。その中心となるポイントをコアポイントって呼んでいるのですが…。
ここと繋げる、と意識すると結果が変わってくるのですよ。

例えば、施術するときただ施術する場合とコアポイントに繋げるという意識を持ってする場合とでは、同じことをしていても全く結果が変わります。驚きますよ。そしてやっている方はコアポイントと繋げているほうが楽でスムーズ。

つまり、何かを得るのに10の力がいるとして、コアポイントと繋げると2の力で10以上の成果が出せるということ。

多分ですね、わたくしはこの発信、というものを無意識にコアポイントに繋げてやっているのですよ。だから、昔から必死にならなくてもお客様が来てくださるし、伝わっていくのだと感じています。だから、コアポイントグループコンサルでは、ここの部分を実際にやりながらコアポイントを使うというトレーニングをしつつ、自分の発信力を高めるということをしようと思っています。

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Q.ゆう子さんだからできるのでは?

いえいえ、誰でも持っている感覚です。ただ、それを意識して使っているかどうかで、それが高まっているかは個人差がとってもありますよ。でも、必ずそれはあるのです。
わたくしはボディセラピスト時代に知識がなかったので、自分の感覚に頼らないとならなかったのです。例えば首が痛いとおっしゃるけど、これは腰だな、と思い、腰を施術することで治る。そこに理由はないのですよ。その繰り返し。だから、わたくしの場合はそうした毎日を通じて、コアポイントが10年かけて磨かれたのだと思っています。

Q.コアポイントがわからない人の傾向ってありますか?

ありますね。やはり、頭でこうあるべき、とかこうでなくては…と考えている方々はなかなか、そこを感じにくいと思います。反対に感じると、今の生活がなかなかやりにくくなるということはあるでしょう。だって、感覚って良いものばかりにアンテナが立つのではなく、自分が嫌だと思っていることにも立ちますでしょ。そうすると、いまやってることが出来なくなる、ということはありますよね。

Q.そういう場合はどうしたらいいのですか?

例えば、会社にお勤めだったりしますと必ずしもやりたいことばかりをできるわけではありません。

コアポイントを感じることが習慣になってまいりますと、嫌だ!という感覚も強くなりますでしょう。ですが、嫌だとしてもそれをやる!という選択を今はしている、という認識を持つこと。嫌だ、一色ではなく、嫌でもやると決めたのだから、どうしたら少しでも楽しくできるか、を工夫する。その嫌なことをさせられている自分ではなく、それをやろうとしてるのは自分なのだ、という物事と主体的に関わる姿勢が大切ではないかと考えています。
そして、もっと言えばその嫌なことはもうしないでもいいような工夫を考え、行動していく。

仕事の工夫かもしれませんし、そこを辞めるという選択かもしれません。が、どの選択に対しても主体的に関わる、ということが必要になってきます。

Q.コアポイントを磨く方法ってどんなことですか?

はい、ワークショップの中でお伝えしたようなことを日常でやっていただくことなのですが…。例えば、ランチに行った時に何を食べるか。これを「昨日はフレンチ食べたから今日はあっさりしておこう」とか「これがサービスだからこっちを食べよう」とか「私は大食いだからこれくらい食べないと」とかではなくて、「何が食べたいの?」と自分のカラダに問いかけてみる。そして本当に食べたいというものを選ぶということをゲームのようにやってみること、です。
ここで大切なのは「ゲームのように」ということ。

当てに行く、のではなくて自分が楽しんで自分の感覚を捉えたときに何が起こってくるのか、検証していってほしいのです。

食べるだけではなくて、例えば今日の洋服を選ぶとき。この服の時はこのコーディネート、と決まってます?それを本当かな?どうしたら、今日は素敵になるかな、気分が上がるかな?と選んでいったりね。

Q.無意識に選ばない、ということですね?

そうそう、そうなんです。無意識になんでもやるのではなく、すべての選択に意識を向けていくのですよ。その時に自分の中心感覚(コアポイント)に聴くのです。どうしたいんだ?って。
この世界との関わりを主体的にする、というのでしょうかね。自分が自分の意識を向けて、意図をして選んでいく。

この意図をする、というと「考える」という風になりがちですが、理性に任せるのではなく、自分の中心感覚(コアポイント)に聞いてそれを選択する、という習慣を作っていくということなのです。

Q.どんなときにコアポイントを使ってほしいですか?

どんな時にも使えたらいいですよね。でも、わたくしだって使えないこと多いです。すべてに使えていたら達人ですよね(笑)あらゆる選択の場面で意識して使えるようになったら…。でも話したように、心地悪さや違う、という感覚が出ていても選べない、選ばないという方々もいらっしゃる。
それはもう、その人の生き方だと思っています。良い悪いではなくて。

だから、自分で人生は創っていくのだ、と決めた方は選択の場面でどんどん使っていってほしい。

 

でもね、一番必要な時って有事の時だと思うのですよ。
声の大きい人が「こっちに逃げろ」って言った時に「いや、こっちでしょ」と思える感覚っていうのですか?ほら、昔の映画で大きな客船が座礁して、上下反対になっているのを、みんなが上を目指していくのに、下を目指していった人たちが助かる、という場面あったのですが。あれですよ。
究極、ああいうことがあった時に自分で判断ができる自分になってほしいと思うのです。そのためには日常で使ってないとできないのです。有事のときは普段が出てしまう。その時だけ使うとかは無理だから。

 

自分に必要なことは自分が知っている。
それを信じて、自分の中から湧き上がる答えを選択していく、という習慣を身につける。もちろん、わかっていても選べない時もある。それさえも、わかっていてこちらを選んでいる私、という意識でいるとやらされている私とは全く違うことが起こります。

 

是非、この本来持っているコアポイントを意識して、自分の中にある羅針盤を信じて、物事を選択して本来の自分の生き方ができる人が増えるといいな、と思います。
本来の生き方、やり方になると流れに乗る…ということができるようになるのだと思います。楽しんでそれを掴んでいっていただきたいです。


お話が終わって、まきさんに「子供向けはしないのですか?」と言われたのですよ。全然考えてなかったのですが、もしかしたら面白いかもしれませんね。
親にすべてを決められているお子様方、本当の自分を出してもいいんだぞー!というワークショップ。楽しいかもしれません。

このコアポイント、なんで出てきたのか…というお話は次に書きたいと思います。

>>コアポイント体感ワークショップの詳細はこちら

※コアポイントを知るためのワークショップです。

 

生ききることは、咲ききること

コアポイントに何故気づいたのか?

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