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乳頭温泉湯めぐりレポート

40年ぶりの旅行は突然決まったのですが、何処に行く?と言われて、東京から割と近い秋田の乳頭温泉に行くことに。

みっちゃんも25年くらい前の真冬に来たことがあり、その時は真っ白な雪に埋もれてその凄さだけが記憶にあるとか。私は5年くらい前にここで見た満天の星空が忘れられなかったの。

乳頭温泉「鶴の湯」

日光江戸村のような入り口。入ると左側には茅葺き屋根のジャパニーズコテージ。本陣と呼ばれる囲炉裏が切ってあるお部屋。家族や友達4人くらいならいいかな。

私たちは前回と同じ、受付のある建物2階のお部屋。予約したとき、もう残り1部屋でしたが、今は人気でなかなか取れない。部屋は角部屋の良いお部屋。

 

1日目は晴れていたが、2日目最終日とあり得ない大雨でした。星空も生憎の雲で見れませんでしたが、あの時よりも外に街灯ができ、明るくなりすぎてあんな星空はもはや見れないんだということがわかりました。

 

2日目、雨で仕方がないので乳頭温泉周りの温泉を巡る「湯めぐりツアー」に行くことに。ちょっと、これを行く方のためのアドバイスというか、ポイントを!

湯めぐりツアー

7箇所の温泉があり、自分が宿泊している以外の温泉6箇所を巡るというもの。

「湯めぐり号」という専用バスが時間になると巡回してくれるのですが、この乗り方は宿で「湯めぐり帖」2,500円か「湯めぐりマップ」1,000円を購入する。

「湯めぐり帖」はバス代と各地の入浴代が込みになって発行日より1年間有効なので、断然こちらがお得!マップの方はバス代のみ。その日だけ使えます。入浴料は最低700円なので2箇所いくなら湯めぐり帖ですかね。

10:14に鶴の湯発のバスに乗ります。

 

黒湯温泉

私たちは終点(始発?)の鶴の湯でしたので、まずは反対の終点、黒湯温泉へいくことに。本当は孫六温泉というところが1番奥ですが、改装中で秋に新規オープンとか。残念!

10:50頃、バスを降りて急な下りの坂道を降りていきます。3分くらいくだると受付の建物が。

ここは男女別の内湯と露天風呂があるエリアと混浴の露天風呂があるエリアと温泉の泉源が違うので是非どちらも入っていってください、と言われましたが昼間に混浴入る勇気はないので、男女別のみ。

 

こちらも受付から3分くらい降っていきますと乳白色の源泉が出てきます。

この先にお風呂が。11時くらいでしたがどなたもいらっしゃらず。高い天井の気持ち良い内湯。

この時、実はかなりの土砂降りで雨が降る少し上がるまで内湯につかってのんびり。雨足が緩くなったので露天にも入ってみました。

周りの山からの風が心地よい。

あまり長く入ると湯当たりするから、少し短めに。

次のバスまで1時間半あるので、ここでお昼にしました。ちょうど11:30から食堂がオープンします。お席はあまりないので週末は混むのかしら。

きりたんぽ鍋を頂きます。朝食べすぎたので単品で。しかし、定食2,000円、単品1,900円です。悪しからず。

 

セリが味が濃くて美味しかった!

 

まだまだ時間があるので、受付横のお茶処へ。コーヒーと最後に冷やし甘酒を頂きました。

お土産はいぶりがっこと良いもので作った無添加石鹸。

こちらのスタッフの方がとにかくにこやかでした。説明もお上手ですが、何よりこちらをたのしませようという気持ちが伝わってくる。

この方に限らず、特筆すべきは黒湯温泉のスタッフの方々のホスピタリティの高さです。どの方もにこやか。必ず挨拶されます。

しかも、帰り道の坂道をのぼる時に前を歩いていたスタッフの方が上から下ってくるお客様方に「こんにちは!」「どうぞ、ゆっくりお過ごしくださいね」とお声がけをするではありませんか。

皆さん、にこやかに「こんにちは」と応じます。

 

これはここでは徹底されているな、と感じました。

気持ちが良いところで温泉もご飯も良し。鶴の湯がダメならこちらならいいなと思います。

蟹場温泉

黒湯温泉を13:36発のバスで出て、次は蟹場温泉に13:45着です。こちらはブナ林の中に混浴の露天風呂があるそうですが、無理やなーと断念。

女性専用の露天風呂に。

ここは珍しく透明な温泉。ブナの木が目の前にあり、心地よい風が吹きます。割と小ぢんまりなので6人いたら結構いっぱい感あり。

 

ただ、ゆっくりは浸かれます。この他に女性専用の内風呂が岩風呂、檜風呂とあったようですがチラッと覗いて、ここはいいかーと露天風呂だけで後にしました。浸かりすぎるとくたびれます。

 

ここから外に出て道路を下って数分のところにある大釜温泉へ徒歩で向かいます。ここから大釜、妙乃湯、休暇村は歩いて移動できます。バスを待ってる必要ないです。

写真はサイトから。

大釜温泉

こちらはツアー客とかが入るので、どうかすると朝の便がとても混むとバスの運転手さんに教えてもらいましたがうーん。

ここは、ビックリするくらいにスタッフの方がくちをききません💦「こんにちは!」「…」

「ありがとうございました」「…」

ある?ある?ないわ~

お湯もなんか気持ち悪くて5分くらいで出てきてしまいました。お勧めポイント特になし。

強いて言えば、玄関前の植え込みの自然の木々が素敵でした。

休暇村

全体的に綺麗です。お風呂はエレベーターで三階です。あれ?デジャブ?なんか見た事あるけど、合宿で行ったたころに似てるのかな?

お風呂も広いです。内風呂は乳白色の温泉と赤茶のものと二つ。その先に露天風呂。露天風呂は乳白色なんですが、ドアを開けた途端…「あ、ここ来た事あった」でした。2020年12月、ソルライツに出会った合宿のすぐ後にきていた!

露天風呂はちょっとプールみたいな感じで他と比べると少し、リラックス感には欠けますね。

でも、泊まるところも綺麗ですし、ご飯は普通だったと思いますがまあ、良いと思います。この手前に妙乃湯という温泉があり、この日はお休みだったので行けませんでしたが、上品でお洒落だとか。女性好みだそうです。

これで、ちょうど15:27発のバスで鶴の湯に戻ります。

途中の山の宿は温泉はなくてお昼などに使うようです。

再び、鶴の湯

まあ、この中では鶴の湯がダントツ一位ですよね。

日帰り入浴は10時からの受付です。最終は15:30です。列ができてました。黒湯、白湯、そして女性専用の大きな露天風呂、混浴の露天風呂があります。

夜は女性でも入っている方何人もいらっしゃいました。お湯の中を浸かりながら混浴の露天風呂に入れるので、夜は殆ど見えないとは思います。まあ、だから妄想膨らむのかもしれませんが💦

 

こちらは泊まってる人しか入れない内湯です。

実はここが1番心地よくて、何度も入りました。土砂降りだったので露天はちょっと、でしたし。

車がなくても、このバスを使いますとこんな感じで他の温泉も楽しめます。湯めぐりするには長風呂しないようになさってね。

今回、私は1号館のお部屋でした。ゆっくりできたし、高校の同級生とのんびりできました。40年前もそうだったけど、私たちあんまりベラベラ喋らないのですよね。一緒にいて全く疲れないのでした。

 

次回、40年後はないからまた近いうちに秘湯巡りしようね、ということになりました。

 

秋からまた世の中的には、嬉しくないことが沢山始まるかもしれません。こうした温泉旅行とかも中々叶わないようになるかもしれません。

 

でも、何かを大切にして生きるのか?

こうした日常の幸せを大切に味わっておくこと。大切な人には時間をさいて会いにいくこと。言われていることを鵜呑みにしないで自分はどう生きたいのか、照らし合わせて考えてみる。

 

そんなことを思った旅でした。

ビジュアル・ストーリーテラー林道子

誰もが叶える力がある

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