私は結構周りの人も知っているアニオタである。このソルライツを学んで使って行く時にアニメのシーンが本当にヒントになることが多いのだ。
そもそも、私の母が漫画好きで、その辺の三文小説読むくらいなら、漫画の方が遥かに素晴らしいクオリティだという考えのもと、子供の頃から漫画を禁止されたことはない。だから、友達たちの溜まり場となっていたのはいうまでもない。
言っときますが、漫画だけ読んでいたわけではない。本もかなり読んでましたが。
妹なんてそれがこうじて、一時人気漫画家の事務所を一手に任されていたこともある。
子供の時に私の世界観に衝撃を与えてくれたのが萩尾望都先生の「ポーの一族」というバンパイアになってしまった少年(見た目は)の話。永遠の命、というものと限りある命について考えさせられました。
しかし、なんと言っても私のバイブル的存在は水樹和佳子先生の『イティハーサ』
『イティハーサ』は1万2千年前の古代日本を舞台にしたSF・神話ファンタジー漫画。見えない神々を信じる主人公鷹野と透祜(とおこ)
を通じて、様々な価値観について考えさせられました。この水樹先生の作品の中でこのエネルギーを使うにあたり、最も私に影響を与えている漫画があります。それが『樹魔・伝説』
『樹魔・伝説』は、未来の地球で繰り返される「分離」と「再生」の物語。
荒廃した世界の中で、ひとりの科学者と、謎の存在“樹魔”との出会いが、やがて人間と地球、意識と物質の境界を溶かしていきます。
この作品に私が惹かれるのは、“意識”が現実を変容させていく力が描かれていること。
登場人物たちは、目に見える世界を超えた「想念の波」に導かれ、失われた生命の記憶や宇宙の意思を理解していく。
それは、私たちが日々の中で行っている「癒し」や「創造」のプロセスと同じ――つまり、意識が観るものに形を与えるという真理の物語です。
“樹魔”は破壊ではなく再統合の象徴。
人が自然から分離したことで歪んだ世界を、意識の深層から再びつなぎ直そうとする、地球そのものの祈りのようにも感じます。
この作品を読むたびに、「赦しとは世界をまるごと受け入れること」「意識とは創造そのもの」ということを思い出すのです。
これが私のベースにある思想、考え。
中学生の頃、歴史を学んだ時に宗教に対してのもの凄い怒りを感じ、世の中の戦争の殆どがこの宗教によって起きていることに違和感と怒りを何故か感じたことを強烈に覚えてます。
この全ての分断、争いの根本にある「意識の在り方」
昨日の蒼師匠の言葉で言うなら「思念エネルギー」、この樹魔・伝説の中でも人々の失望の思念エネルギーが地球を潰してしまうというシーンが描かれます。それくらいの力があるもの。
だから私は子供の頃からこの「意識」というもの「思念エネルギー」というものに興味があり、それを扱うことをずっとしてきたのだと、今更ながら思ったのでした。
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