結果が出たり
流れが止まったりする
経験を重ねる中で
私は少しずつ
あることを
感じ始めていた。
現実は
行動や努力だけで
動いているわけでは
ないのではないか。
むしろ
自分の心の状態が
大きく関係している
のではないか。
そんな感覚だった。
その思いを
強くした出来事がある。
元の主人が
脳出血で倒れたときのことだ。
医師からは
「最悪の場合
一生入院も覚悟してください」
そう告げられた。
普通なら
不安や恐れで
いっぱいになっても
おかしくない状況
だったと思う。
でも
そのときの私は
なぜか
ほとんど
心配していなかった。
疑いも
不安も
感じていなかった。
ただ
「私がついていて
そんなことになるはずがない」
そう思っていた。
無理に前向きになろうとした
わけではない。
自分を励まそうとした
わけでもない。
ただ
そういう心の状態に
自然といたのだと思う。
そして結果として
彼は
後遺症もなく回復した。
むしろ
入院前より痩せて元気になり
日常生活に戻っていった。
この出来事を経験したとき
私は強く感じた。
人の心の状態は
思っている以上に
現実に影響している
のかもしれない、と。
あのときの
「絶対に大丈夫だ」
という感覚と
その後に起きた
現実は
どこかでつながっている
ように思えた。
この頃から私は
何をするかよりも
どんな心の状態で
日々を過ごしているのかを
意識するように
なっていった。
(つづく)
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