「怒りはどこへ行ったのか」の続きです…
このへんの話は
ブログではあんまり書かなかったのですが…
自分の振返り月間なんだろう…
そうですね…
これ以上、この場に居続けると
私は魂が汚れる、と思ったんです…
そう、純粋にそう思ったんです…
ある日、なんの言い合いだったのかも
忘れてしまったけれども
散々ぱら、罵られたときに
「そうよ、その格好の悪いのが
アタシよ！だから、何さ！」
と言い放った自分がいたんですよ…
そして、出ていったんですが…
今にして思えば
あの瞬間、私の中と外が
一致した、そんな感じだったのですよ
たぶん、それまでの私は
自分に自信がなくて
そりゃ、仕事とかはしてましたよ、
それなりに…
でも、色んなことで
自信がなくて…
私なんて、って思う反面
心のどこかで
ホントの私はもっと凄いハズ
だから、誰か
私のことを本当は凄いって言って！
ってシンデレラの魔法使いのように
杖をふられたら
あっという間に
私の本当を現してくれる、
そんなものを期待していたんだと
思うのですよ…
だから
人から言われたことを
素直にできず
変えようともせず
手放す事もできず
ただ、本当の私は凄いに違いない
という幻想にしがみついていた
そんな感じだったんです…
思うに変わらない人って
そうなんじゃないかと思うんです…
自分なんて、って言っている割に
本当は自分って凄い、とか
思ってません？
たぶん、これがあるうちは
変わらんと思う…
で、私の場合は
髪の毛真っ白になるまで
罵られて、罵って
魂すり切れて
ヘトヘトになって…
「そうよ、この格好が悪いのが
まんまの私よ！」って
白旗あげたのよ
そうです、
これが私です、
降参です…って
そうしたら
それまで感じていた
自分のことを過小評価することも
なんかハリボテのような
大きく見せようとすることも
なーんにもなくなって
しゅるるるるーって
自分が自分に戻った感じがしたんだよね
それが私だ、って認めた瞬間
それが、どのタイミングで
いつ起きたのか、
まったくわからないんだけれども…
っていうか
それが本当だったのか
夢だったのかもわからないんだけど…
思うに
母がクモ膜下で倒れた時だったかな…
何日かしてからだと思うんだけど…
突然
なんだかわからない感情が
カラダから沸き上がってきてね…
私は生かされている
私は生かされている
私は生かされている
って思ってさ
それまで
あんなに両親のことが苦手で
特に母のネガティブ攻撃に
ヘキヘキしていて
年に1回しか家に寄り付かないで
いたんだけども…
父や母が私のことを愛してくれている
ってことがなんていうんだろう
頭とかではなくて
カラダの奥のどっかで
それはもう、
ただ、ただ わかった…という感じで
何があったとか
言葉をかけてくれたとか
そんなことは
何もなくて…
出来事も何もなくて…
だから、人に伝える術もないんだけど…
ただ、ただ、溢れてきたんです…
生きていることへの感謝
父や母や回りにいる人たちや
この家や空間や
なんだかわからないけど
全部に対して
本当に溢れてくる、っていうのでしょうか
感じようとか
感謝しようとか
そんなことじゃなくて…
ただ、ただ溢れてくるっていうの？
でも、なんでそれが起こったのか
さっぱり覚えてないんです…
…あの感覚だけが…
圧倒的な感謝の念だけが…
なんとなく、心の中に
余波として残っているような…
…多分、そこからなんです…
色んなことが変わって
仕事もうまく回り出して
自分の中の怒りが収まって
あんなにイライラしていた
母のネガティブ発言も
気にならなくなって…
そしたら、母の言うことも
メールの内容も変わってきて…
私を取り巻く世界が
変わっていたんです…
でも、本当は違う…
回りは何も変わってないけど
自分がその世界を観る目が
変わったんだと思うのです…
その時は分かりませんでしたよ…
出来事は圧倒的でしたけど
別に起きたら別世界ではなくて
それはとっても小さく
ささやかで
でも確実に変わっていっていた…
時間が経って
振返ってみると
もの凄い変化だと思うのですが…
その時は小さな小さな
変化からだったと思うんです…
母にかける言葉が変わった…
ネガティブな言葉に
反射で返事しなくなった…
そう、それまでは
反射で意識せずにしていたこと
それを意識してできるように
なってきたかな…
そんなところからだったんだ…
だから
小さな小さな変化が…
気がつけば一番大きく変化すること
それを身を以て
体験してきたから…
小さなことを
こうしたい、こうしようと決めて
反射ではなくて
ちゃんと意識して行動すること
それの積み重ね…
それが大事なんだと思うのだよね…
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