おかげさまで自分の人生を
振返ることが多くなり
子供時代のことを思い出すことが
あるんです…
ぽろぽろ…と思い出す中に
私、どうやってそれをクリアーして
きたんだろうか？と
思うようなこともあったり…
アナタは子供時代、
運動ができる子供でしたか？
私、本当に希代の運動音痴なんです
鉄棒とか、ほら最低ラインの
逆上がり、あれだけは
必死に練習して出来るようになったけど
足掛け回り？とか
友達がぐるんぐるんやっていたの
ただの1回もできませんでした…
もっとも三半規管が弱くて
1回やったら、多分目が回って落ちていたと
思うのですけど…
飛び箱はおよそ飛んだことがなく
激突して崩すことはありました…
登り棒、見ているだけ…
走ってももちろんビリ
小学校４年まで泳げず
カラダが固くて
マットとか柔軟とかもダメ…
ましてや球技なんて…！
小学校時代の私の恐怖は
ドッジボールでした
あまりの怖さに
逃げるのがうまく
最後まで残ってしまい
最大級の恐怖に死にそうになる、
そんなのが毎回…
とにもかくにも
運動会が大嫌い、雨になればと
必死でお祈りするも
6年間で雨になったのは一度もなく
（自分の晴れ女を恨みます）
私にとっての恐怖の一日でした…
子供の頃って運動できる子供が
花形だったでしょ？
ヒーロー、ヒロインみたいに
目立っていたよね…
私はそういう意味では
日陰にずっといたように思います
そんな私だったので
積極的に皆が運動系の遊びを
しているときに
「いれてー」って言えなくて
本当、一人で遊んでいたことが
多かったのですよ…
自転車も乗れなくて
小学校5年のときに自転車教室って
いうのが校庭であったのです
校庭に道路の絵を書いて
自転車の乗り方を指導されると
いうもので、自転車に乗れない私は
歩行者の役をさせられました…
心の中には「恥ずかしい」
「(こんな自分が)悔しい」
って気持ちに押しつぶされそうで…
子供心にそれはとっても
屈辱的で翌日から学校から帰ると
家の自転車で練習です…
最初は付き合ってくれていた母も
あまりにダメなので
呆れて、ずっと一人でやっていました…
今、そんなことを振返ると
鉄棒、登り棒、跳び箱などなど
最初から見ているだけ、と
まったく努力もしないで
やらない、と決めていたことと
自転車や水泳のように
クソ根性で出来るまで練習する！
ってやったことと
ハッキリ別れていたんだな、って
思います
何がその違いだったのだろう？と
思ってみると
多分、子供の頃はそんなことを
考えてはなくて本能的だったと
思うのですが…
今の私がこれをみると
やったほうが明らかに行動が拡がる、
ってことだったのかな…と。
できたら楽しそう、っていうかね。
そうなんだよね…
思い出してみても
泳げなかったり、自転車に乗れないことに
とっても劣等感や屈辱的な思いが
あったけれど
登り棒とかチャレンジもしないで
下で見ていることには
そこまでの屈辱とかなかったし
ま、いいか…的なもんを持っていたかな…
子供心に
なんか、分けていたんでしょうね～
不思議…
一人で遊んでいることについても
自分が独りぼっちだ、と
いう事実に子供のころから
必要以上にフォーカスをあてて
気にするってことをしてなかったな…
もちろん、淋しかったんです
泣きそうになったことも
何度もあるんです
でも、泣いてなにもしない自分が
自分で許せなかったんだと
思うんです…
だって、行動基準が
格好悪い
だったもん（笑）
そして
一人で遊べる楽しいことを
自分は見つけていったように思います
だから本が大好きで
友達が読まない
少年少女大全集みたいなもんを
全部私が借りて来て読んでました
空想が大好きで
神社やお寺の裏山に入って
秘密基地を作って
自分の大事なものを持って
そこでぼーっとするのが
大好きでした…
お寺の崖の上に登って
そこの大きな石の上に横になって
流れる雲を眺めていて
もの凄く詩人になっていたとき
お寺のおばさんに烈火のごとく
怒られて「アンタ、名前は！？」って
言われたときの恐怖ったら
ありませんでした…
…変わった子供だったと思います
それでも子供なりのやり方で
自分の気持ちが
必要以上に落ちないように
してきていたんだな…と思いました
ははは、よく頑張っていたな、
子供のワタシ
ちょっと過去に飛んで
頭でもなでてギュッとハグでも
してあげたい気分です…
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