「？？何コレ？」と
衝撃が走ったことを覚えています。
私は実は果物をそんなに食べません。
特にみかんは
美味しいものもありますが
そうでない、
なんというのかな、
スカスカな
甘さがボンヤリしている
そんなのや
何て言うのだろう
缶詰のみかんの
美味しくないもの、という
そんなものを食べたときの
がっかり感が
半端なくて…
あんまり食べないんですよ。
そのみかんを頂いたのは
2012年の4月でした。
せとか、という名前のそのみかん
みかんというカテゴリーを大きく越えて
細胞の隅々までに届くような
力強いエネルギーにみちた
食べ物でした。
送ってくださった方は
愛媛の宇和島市にあるご実家が
みかん農家だということで
その年の最後のせとかを
気持ちが落ちていて、と
書いたブログ記事を見て
送ってくださったのでした。
あまりの美味しさに
シーズンになったときに
普通のみかん、をオーダー
したのでした…
そして12月、そのみかんが
届いたとき…
あまりの美味しさに
衝撃が走ったのですよ。
箱の中のどのみかんもが
今まで食べたみかんの
最高を上まる味わい
あまりの美味しさに
翌年、その翌年と
お友達のお歳暮に使わせて
頂いたりしました。
翌年なんて
あまりに待ちかねていて
玄関で受け取った途端に
ダンボールをあけて、
玄関に立ったまま
２つも食べてしまった私。
それくらいに
美味しいみかんだったのです。
そして、今年の特別なみかんが
届きました。
今年は長雨と暖冬の影響で
浮き皮という
皮がすぐにむけてしまい
配送すると痛んだみかんに
なってしまう、という状況で
みかんの出荷を見合わせて
いらしたというこちら…
問合せをしてそんな状況で
１箱ですが、ということで
お願いしてなんとか送って
頂きました。
傾斜３０度の山に生える
みかん畑に高齢になられた
その方のお父様が立たれるのは
もうかなり厳しくなってきた、
とのこと。
これが最後のみかんです、と
お知らせがありました。
本当にこんな美味しいみかんを
ほんの数シーズンでも
味わわせて頂けて幸せでした。
食べる度にね
見た事がないんですが
何故か海が目の下に
広がるようなイメージが
ありましてね
幸せな気持ちになるのでした。
本当にありがとうございました。
長い間、こんな美味しいみかんを
育て続けてくださって
本当に本当に感動です。
お会いしたことはありませんが
このみかんと出逢い、
頂いたことで幸せを感じたり
みかんって本当に美味しいんだ、って
思えるような、そんな思いを
もてた事に御礼をお伝えしたいです。
何か、もし
ジュースだけでもされていく、
ということがありましたら
また皆様にもご案内をさせて頂きますね。
とにかく、エネルギーがいいんです。
身体が幸せになりますよ。
本当にありがとうございました。
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