Ideacube

そもそも
なんでまたこんな便利な生活を
捨てて移住？
なんてことを思いついたのか…

 

いやね、ずっと自然の中で
暮らしたいと思っていたのですよ。

このマンションね、
本当に便利ですよ。

千代田線、小田急線の2線が
徒歩5分内

スーパーが徒歩5分内に4軒

クリニックは裏口開けたら
目の前にある

郵便局は徒歩2分
銀行のATMは4分だ

コンビニも５分内に３軒ね

便利ったらありゃしない。

 

妹にも
「お姉ちゃん、年取ったら
便利じゃないと大変だよ」って
言われたことが躊躇させて1つ。

でもね、
無意識に聞こえる音が
車の音なんだよね、ここは…

若いうちはこのエリア、絶対いいと思う。
刺激的だ。
新しいもの、活気に溢れている。

だけれども
昨年エンディングノートなるものを
書いてみて
自分には何もないと思っていたが
ないなりに色々と
やることがあると気がついた。

 

そして
気がついたことがもう一つ。

私、ここにいる必要なかったんじゃない？

 

これは大きな気づきだ。

ここにいないと
仕事にならない、と思い込んでた。

仕事…

それすらも
最早今までとは何か
その意味が変わってきているな
と感じている。

私は長年
潜在意識について講座を
したり、セッションをしたり
してきたわけだが…

実現したい望みって何？

自由になるお金が欲しい？
それって？

 

いや、ちょっと待って…

私、本当にそんなものを望んでいた？
周り中そうだったから
自分もそうでないと、と
思っていなかったかしら。

その未来像が最早
昔とは随分と違っていることに
私は気づくのが遅かったみたい。

 

数年前から感じていた違和感が
今年は特に顕著になっている。

60歳を境に
違和感があったことを
そのままにするのをやめようと
一つずつ取り組んできた。

 

そして
今、思うのは
残りの人生、そんなに長く生きること
望んではいないのだけれども

自然とともに暮らしたい、ということ。

しかし、
じっくりと時間をかけて
選んでいく場合でもないので

ご縁があるところしか
見えない設定

そして
ここ、という場所が用意されていて
迎えてくれる設定

それで参りたいと思います。