2.自分で選択していく、ということに続くお話しです。自分の感性だけ、高めても
中がともなってないと
えらい目にあいます。
といいますのも
人は感性を高めると
「楽しい」「嬉しい」「幸せ」だけではなく
「不快」「嫌だ」「苦しい」とかいう
感覚も同時に高まってしまいます。
だから
今までは、まあいいか…と
流せていたことも
「許さん!」と思ったり
怒りや不安、悲しみが湧いてきたりします。
そうすると
また、どうしていいかわからなくなり
不安になって
誰かにすがる、というような
ことになってしまうのですよ。
なんのために感性を磨こうと
しているのか?
というところなんですね。
自分で選択できるために自分の感覚を信じるために
感性を上げていったのに
不安になってしまい
結局は誰かの言葉にしがみついたり
指示を待ったりして
自分では選べない状態に
なってしまう
こんなことが起こってはいませんか?
私もこの数ヶ月、
自分の感性を取り戻す、という作業を
し続ける中で
今まで我慢してきたことも
「やっぱり嫌!」とハッキリと感じることが
多くなりました。
怒り方も半端なく、
ブリザード級の怒りが込み上げてきたり。
やれやれ、とほほ…でした。
しかし、人生を生き切る、
味わい尽くす、ということは
片方の感情だけを
味わうということではありません。
どちらの感情、感覚も持ちながら
それの中で
自分がご機嫌でいられるための
感情を選んでいく
それが私たち人間には
できる選択の自由ですから。
ここで大事になってくるのは
反射・反応で行動せずに
自分をありたい方向に向かって
感情を選択していく、という
ことが必要なのですね。
まー、私もしましたよ。
怒りの中を見ていって
そこにある、本当の思いは
なんなのか、を見ていきました。
そして、
自分は何をしたかったのか、
に立ち戻って
そこに向かって必要な行動を
考えていく。
誰かにお伺いをたてるのではなく
自分がしたいことは何か
そのために今できることは何か
これを自分で考える力が必要なのです。
感性だけ、感じているだけでは
ダメなのはここなんだと思う。
感じることばかり
大事にしていても
その先に進まないのは
ここが弱いんです。
頭で考えるだけではダメ
感じるだけでもダメ
感じ、受け取ったものを
自分で考え、選び取ることが
必要になってくるのです。
感じることをやってきて、
いろんな感情が吹き出して
苦しくなってやいませんか?
どうしていいか
わからずに、また振り出しに
戻るような感じをうけてませんか?
自分は何をしたいのか、
思い出してみましょう。
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