おっちょこちょいの私は
ラーメン食べてお金を払おうとしたら
お財布がない!という非常事態に…
いや、びっくりでしたわ。
店主の方が
「今度でいいですよ!」と言って下さったのですが
翌日東京に戻る予定でしたので
そのあとの予定の打合せを
遅れていく旨、お伝えして
家に財布取りに帰り、
お詫びのお茶菓子を持って
ラーメン屋さんに寄ってから
お金とお菓子をお渡ししてから
酒井先生との打合せにまいりました。
ボロボロ、よれよれになって到着した
私のことの顛末をお聞きになって
先生がおっしゃったのは
「そうなの、借りた時は倍返し!」と(笑)
そこから、こんなお話になりました。
例えばお金をお借りした、
その金額をお返しするのは当然ですが
ただお金を返せばいいというものではなく
そこにありがたかったです、
という気持ちも乗せて
倍返しするようなおつもりでいないとね、
というお話し
よく、タッパーとか入れ物お借りした時、
何か詰めてもたせて頂いた時、
その入れ物をお返しするときに
空で返してはならないと
言われませんでしたか?
お洋服をお借りした時、
クリーニングしてお返しするとか
せめて心ばかりのものを付けるとか
借りたものを返せばいいってことでは
ないのよ、というお話です。
こうしたことは
こうあるべき、というルールではありません。
お若い方やそういうことを
普段考えない方々にとっては
「面倒くさい」ことかもしれません。
が、先日書きました、
その面倒くさい、ものの先にある世界も
あるのです。
こうしたこと、既に私たちの年代の方々でも
本当にええ?と思うことをされている方も
いらっしゃいます。
例えば、そのお嬢様たちは
こうしたことを教わらないできてるかも
しれません。
まあ、多くの方々が忘れ去ろうとしてる
こういう礼儀というのでしょうか、
カタチだけのこうしたらいい、ではなく
心をかけることの意味、
具体的な方法を教えるところは
必要である、と私も常々思います。
相手を思う、感謝をする、と
言いましても
例えばこんなことなのよ、ということを
出さないとわからない人は多いです。
私自身もはっとして、
恥ずかしい思いをすること、
度々です。
そうしたことを1つひとつ、丁寧に
気づいたときに改めないとならないと
思うのですね。
まあ、こうしたことをしっているのと
知らないのでは、本当に在り方が
変わってくると思います。
今一度、ご自分の行動を
振り返ってみましょうかね。
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