人は当たり前に持っている自分の枠に気づかないものです。
わたくし自身もそうですが、あまりに当たり前すぎて枠であることにすら気づけないでいます。
だから、AかBか、こちらかあちらのどちらかを選ぶのにどうしよう?と悩まれている方も少なくはありません。
両方とる、という選択はないのですか?とお聞きするとビックリされるのですが、できるなら両方だっていいですよね?
そんな枠というか、沢山の枠に縛られてスピリットに引きづられてN.Yからいらした方がおられました。
○どんな問題を解決するために受けましたか?
(受けた動機はなんですか?)会社員として13年目に入り、このまま会社員として上を目指すのか、それとも、音楽の道にもどるべきなのか…どちらが自分の本当にやりたいことなのかが分からなくなり、このリーディングで、どちらの道がこの人生での魂のミッションなのかの指針をいただければと思い、申し込みました。
○受けてみて、それがどう変わりましたか?
「どちらかを選ばなくてはならない」と思い込んでいたことをはじめ、自分で自分の考えにいくつもの枠を無意識に・自動的にはめていたということが、初めて自分で俯瞰できました。
なぜそう思うのか?
なぜ、「限界」があるという前提で全てのことを考えているのか?
なぜ「限界」があるという前提を信じて疑わないのか?
これまで意識していなかった『枠』を、林先生に次から次へと指摘していただき、「うわ!これも枠だったのか!」と目から鱗が落ちまくりです。
これまでは、会社員としての自分と、音楽家としての自分を分けて、その二つを行き来するイメージでやっていましたが、分けなくて良い…会社員をやりながら音楽をする(アイデンティティを分けない)という可能性について考えたこともありませんでした。
でも、先生に「でも、両方欲しくなぁい?」と聞かれた時に、フッと何か心の中のベールが揺れてその向こう側にある真の欲求(まだその全貌は怖くて見ていないのですが・笑)が垣間見えた気がして、
両方欲しいと思ってはいけないと、勝手に決めていたなぁ、なにか恐怖というか、意図的に避けていたなぁ…そこにも自分でいつの間にか作った枠があったなぁ、ということに気付きました。
それよりも何よりも、一番びっくりしたのは、会社か音楽か…何を生業として生きて行くのが自分にとってベストなのか、を見ていただきに伺ったつもりが、自分のもつ女性性をもっと受け入れて、前面に出して行くように…それこそが自分を生き切ることだと教えていただいたことでした。まさかそこに来るか!と、完全に盲点を付かれました。(笑) また、自分に大きな「受容」のキャパシティがあること、そして自分からアグレッシブに突っ込んで行くのではなく、ゆったりと構えるようにする方が、その「受容性」が活き、周りへの影響力もずっと大きくなると教えていただき、これまでの男勝りなアグレッシブ人生が正にその真逆のアプローチだったことに大いにショックを受けました。これまでの人生で確立して来た行き方が、自分の持っている魅力・特性に180度反していたらしい、ということに驚くとともに、正直なところ、今でもまだ大分半信半疑です。
でも、「自分の中の枠を変える時は、一気にやってはダメ。少しずつ、『ひょっとしてこの前提ではないの…かも?』ぐらいのところから必ず始めるように」という先生のアドバイスを伺って、それなら…そのぐらいマイルドに少しずつのシフトだったら、やれる、いや、やってみたいと思えました。
○今の自分だったら
どんなことをしていきたいとお考えですか?自分の女性性や女性的な魅力を「あるのかも知れない」と思ってみるところから始めて行きたいです。
それから、もう、誰かの影に隠れず、誰の批評も気にせず、堂々と、自分の音楽や演奏を届けて行きたい。
○そのために、何からやってみますか?
具体的な行動をお書きください女性性受け入れに関しては、NYで蔦井まゆみさんのミューズ診断を受けます。
音楽に関しては、年内に、ソロアルバムを作る!(と書いただけでドキドキしています。笑)
そして、日々の暮らしの中で、自分の思考の「枠」をまずは見付けるところから始めたいです。(それはもう一杯ありそうです!笑)
その「枠」が今本当に必要なものなのか、それとも小さい頃に誰かから刷り込まれたものをそのままずっと持っていただけなのかを見極めて、もういらない枠であれば、「もうこれはいらないのかも?」と、前提を少しずつ書き換えて行った先に見える風景を見てみたい、自分に見せてあげたいと、ちょっとビビりながらも、とてもワクワクしています。
Mさま(会社員&音楽家)
Mさまは今年N.Yに参りました際のお話会にいらしてくださっていて、その時にとても印象的だったのでよく覚えておりました。
とてもびっくりするような経歴の持ち主であられながら、もっとびっくりするような枠に入っていて…。それはスピリットたちが海を越えても連れてこさせたわよね…という感じでした。
Mさまのもう肉体の一部のような「音楽」をしてもいいのか?していったほうがいいのか?でしたかね、と聞かれた時には椅子から落ちそうになりましたよ。(冗談でなく…)
ナニ、イッチャッテイルノ?
そして、どちらかに絞るということでなく、どちらも手にいれられる懐の深さをお持ちなのだから、是非それを実現しているところをわたくしが見たい、と思ったのですよ。
そして、わたくしに見えていたのは本当に女性としてのうっとりするような美しさと品の良い艶やかさとを兼ね備え、これからの女性のリーダーシップの作り方を実現されながら、活躍している姿。
一言、加えさせて頂きますと今までのやり方が間違っていたのではないです。それは必要でした。それらとこれからやることの違いを知っておくために。そうでなければ、これからやろうとすることは片手落ちです。回り道でも間違いでも、なんでもありません。
シナリオ通りなんですよ。
うーん、次回お会いするときは是非、コンサートで。
わたくし、駆けつけますよ。本当にMさんのCD出たらすぐ買いますので、楽しみに待ってますよー。
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