前回、
「好きは小さな感覚から戻ってくる」
というお話を書きました。
感覚が戻ってくると、
次に起きることがあります。
それは、
違和感に気づくようになること
私がずっと使ってきた感覚
私は長年、
野口整体の奥義を
学ばれた先生から、
「身体感覚講座」を
受けていました。
身体の微細な感覚を観ること。
詰まり。
緊張。
流れの止まり。
その感覚を育てる時間でした。
その後、
身体を直接扱う仕事から
離れたあとも、
この感覚は、
ずっと私の中で
働き続けていました。
違和感は身体にでる
私が一番頼りにしているのは、
頭の判断ではなく、
身体の違和感です。
・胸の奥が詰まる
・お腹のあたりが固くなる
・空気が重くなる
・どこかに緊張が走る
こういう感覚が出たとき、
そこには必ず、
何かのズレがあります。
その夢、本当に望んでいる?
例えば、
ある方が、
「将来こうなりたいんです」
と話してくださることがあります。
その瞬間に、
身体の奥に、
強い違和感が走ることがあります。
詰まるような感覚。
力が入る感じ。
そのとき、
私の中に出てくる言葉があります。
「それ、本当?」
これは、私の口癖でもあります。
本人も気づいていないこと
多くの場合、
その方は、
間違ったことを言っているわけではありません。
でも、
それは、
本当に望んでいる未来ではなく、
・こうなった方がいい
・そうあるべき
・成功と言われている形
そんな、
頭で作った願い
であることが多いのです。
身体は、正直です。
本当の方向と違うと、
違和感として教えてくれます。
見透かされる人
以前、
こんなことを言われたことがあります。
「ステラさんは、見透かす眼を持っていますね」
「あなたの前に行くと、石になりそう」
少し怖い言い方ですが、
それはきっと、
言葉ではなく、
その人の奥のズレを
感じてしまうからなのだと思います。
違和感は否定ではない
ここで大切なのは、
違和感は、
ダメ出しではない、ということです。
違和感は、
間違っている、ではなく、
本当の方向は、こっちではない
というサイン。
つまり、
人生のナビです。
感覚が戻ると起きること
感覚が戻ってくると、
こんなことが起き始めます。
・人といて疲れるようになる
・今までの場所が合わなくなる
・無理ができなくなる
・違和感を無視できなくなる
これは、
わがままになったのではなく、
感覚の精度が上がった状態です。
違和感は戻るための感覚
私がずっと使ってきたのは、
違和感を感じる力でした。
違和感は、
間違いを教えるものではなく、
本来の方向に戻るための感覚です。
もし今、
何かに違和感を感じているなら、
それは問題ではありません。
あなたの中の感覚が、
静かに、
本当の方向を教えているのだと思います。







この記事へのコメントはありません。