こんにちは、林ゆう子です。
失敗するのはお嫌いですか?出来ることなら避けたいと思ってきていらっしゃる?失敗するくらいならやらないほうがいい…とか思っていらっしゃる?
…としたら、あなたの人生ってこれ以上面白いことも、素晴らしいこともあんまりなくて、ほどほどというより、足りないこと、できないことを見ていく人生になってしまうでしょうね。
思い返してみましたら、その失敗やなんでこんなことが起こったのかしら…という物事のあとに人生を変えるような出来事が起こったりしていませんでしたか?
なのにその失敗を避けて何もしてないとしたら…それらの素敵なことには出会わないという選択をしているのかもしれません。
好きな失敗…?
年末に定期購読をしているダイレクト出版から届いた本が
『【永久保存版】Tribe of Mentors
人生を成功に導く勝者のアイデア』
これは各界の著名人に著者のティモシー・フェリスがいくつかの質問を投げかけ、それに答えてくれたものをまとめたもの。これがなかなかに面白い。
この中に「好きな失敗はありますか?」というとても良い質問があるのです。これ失敗のおかげで…というものを著名人たちがこぞって語っているのですが、もうこの世が終わったのでは…というような落ち込みをしたあとで、いまのこの道に続くようなことがどの方にも起こっているということが本当にわかり、この失敗と思われることが大きければ大きいほどに、後ろに隠れているギフトも大きいのだな…と思わされるのであります。
この人もあの人もそんな失敗の後ろに今に繋がる道があったのか、と心強く思えます。
それ以外にも沢山の良い習慣や真似をしたいと思うような考え方、ヒントが山盛りでなかなかのお宝本です。かなり厚いですし、5250円とお高いですが読み応えはありますよ。
本はいいですよ。正直、今ちょっと目が疲れるので本をそんなに多くは読めてないのですが、実のところ読書をしない人のことを自分はそんなに信じてないな、ということを最近思うというか、感じると申しますか…。忙しくて本を読む時間がない、と言ってスマホを何時間も見ている人たちはアホだと思っておりますし、自分が時間を作ってまで話をしたいと思う人ではないと思っております。一種のリトマス試験紙のようなものですかしらね。
だから、何かあった時には…
話がそれました。うちは両親もとっても読書量の多い人たちだったですし、主人も相当な活字中毒ですし、つい、読書のレベルと文化レベルは比例していると思ってしまうのですよね。
さてさて、先日の情報空間の講座の中でもこの話になりましてね。だから、何かあった時にはその後ろにある良いことをみましょうよ、というお話。
わたくしの先生はこういいます。何か良くないと思うようなことがあった時にこそ、「ああ、良かった!」って言いましょうと。
先生がこんなお話をしてくださいました。ある女優さんが映画を作りたいと話されて、できますかね、とおっしゃるから「できますとも!」とお答えになったのだそうです。その女優さんから1ヶ月後くらいに電話があって…。なんでも怪我をしてしまって、歩けなくなり映画の資金集めどころではなくなってしまったとのこと。先生、つい「良かったですね!」と言ってしまったそうでその女優さんは電話先でずーっと「…」と無言でいらしたのが、ついに「…良かった?…本当に良かったのですか?」とお尋ねになったのだそうです。
先生はすかさず「もちろんですよ、良かったのです」とおっしゃったとか。電話を切られたその方はずーっと「一体何が良かったのか」と悶々としてねれなくなってしまったそうです。その時、ある考えが浮かんだのだそうです。それまでは一口10万で集めていた寄付ですが、こんな状態だし、もう無理、どうせ集まらないから一口百万にしてみるか、というもの。
そして翌日から寄付を一口百万で募ったら、あれよあれよと集まりだして、あっという間に予定金額が集まったのだそうです。
「本当に良かったですー」と後日お話してくれました、という話でした。
…というお話から、何か嫌なことが起こったとしても、その時(渦中)はどうしようーとかなんでーとか思ったりもしますでしょうから「チクショー!」と同時に「良かったー!」と言わないとね…なんて話をしておりました。
もう、何か嫌なことがあったら後ろにプレゼントが用意されている前提!
「チクショー」はちょっと波動がよろしくないので、「くーーー、良かったー!」くらいな感じでいきますか。
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