こんにちは、林ゆう子です。
この〇〇な人シリーズは密かに人気らしく、面白いと言って頂きますが日頃、不思議だな…と思いながら見ていたことをつらつらと書いている辛口コラムです。
さて、今回は「事実を見ない人」です。
以前、特殊なメガネを作る方に検眼していただき、メガネを作って頂いたことがあるのですが…その際にこんなお話をお聞きしました。
人には2通りの目があるのだそうです。
それは自分の外側の事実を見る目と自分の内的世界を見る内側の目だそうです。そして、目の使い方によってどちらをどれくらい使っているのかがわかり、おおよその性格のようなものも把握できるのだそうですよ。知ってました?
それによるとわたくしはかなり目の使い方が特殊で何かをぐぐぐーーーっと集中して見る目の使い方で、かなり論理的で真実しか見ない目なのだそうですよ。
人はこの真実を見ずに内的世界ばかりを見る人もいらして、この真実を見る目との開きがあると事実を事実として認識できない、という症状になるのだそうです。だから、その方曰くメガネで目の使い方を変えると性格も変わってくるということでした。
そんな人いるんだーと思っておりましたが、人生の中でとびきりすごい方々に出会ってしまったことがありました。
この方々というのは…
もうね、事実がどうとか証拠とかそういうの関係ないんですよ。そういうこと並べても全く無視で自分の話を突きつけてくる。あれはまいったですね。対処の方法がないというか…
言ったこともないことが「こう言った」ということになり、一言もやるともいってないことがこちらの担当になっていたり…。何度も何度も確認して「こうですよね?」と言ったことが全く変わっていたり…。まあ、一種のクレイジーな方ですよね。
これはもう事実に対する意味ずけとかそういうレベルの話ではなくて、妄想癖の類でしょうね。
まあ、でもあそこまでの酷さはなくても、多かれ少なかれ事実を自分の内的政界の中で勝手に解釈して全く違うものとして認識している、ということはありますでしょうね。
まあ、以前ある方が会社にいくのがギリギリになってしまう、それを隣の先輩がいつもチェックしているので、それがとても嫌だ…と話されていたことがありました。
まあ、わたくしは事実しか見れない目の持ち主なのでお聞きしました。
ゆ「いつもって実際になんか言われたの何回ですか?」
A「…2回くらい?」
ゆ「2回ですか…。そこの会社何年勤めているの?」
A「…2年です」
ゆ「はあ、2年ですか。2年で2回ねぇ。それって何%くらい?」
A「…えっと……」
ゆ「それはいつもじゃないですよねぇ…」
A「はあ…」
あれ?いつもじゃなかったんだ…と再確認したAさん。2週間後にはびっくりするようなお話が…
A「私、なんかその先輩に気に入られていたみたいなんです」
ゆ「へ??」
お聞きすると「いつも怒って監視していたわけじゃない」と再認識した彼女が見えてきたのはその先輩の違う面。そしてその先輩の口から「私はAさんをかっているのよね」という言葉を聞くことになるのです。
これが自分を取り巻く認識を自分が変えると起こることが変わる…ということ。
これは事実を必要以上に否定的に見てデフォルメしているケース。
Bさんはいつもいつも嫌味を言ってくる人に本当に嫌気が差していました。自分がすることなすこと、いつも何か言ってくる、いじめにあっていたのですね。
ところがそのBさんは「よし!あのおじさんは私のことが好きなんだ」とおもうことにしたのです。(飛躍しますね)
自分のことが好きだから、色んなことを言ってくるのね…と自分に言い聞かせていたある日、そんなに自分のことが好きなんだーと思って、そのおじさんにハグしちゃったのだそうです!!!!→そこまではできないですよねー
…そして、その後はそのおじさんはいい飲み友達になったのだそうです。すごいー!
これは起こっていることの意味付けを変えたケース。
そんなこんななこと、多分あなたの中にもあるのではないですか?
そんなに世界はあなたに戦いを挑んでいないのに、世界中の方と戦っているつもりになっていらっしゃる方や…
世界や宇宙は優しくて、いつも一番いいことが起きているのに「私には辛いことしか起きない」と決めていたり…
採用したくない見方を採用して暗い人生にしてませんか。
私たちの仲間の一人、デコちゃんという方が最初にお会いした時は旦那様の愚痴ばかりを話されていました。ストーカーのように「どこにいくんだ?」「宗教じゃないだろうな」とばっかり言われるのが本当にいやで…と話されたデコちゃんに「そうね、じゃあ旦那様はストーカーではなくて、自分のファンだと思ったら?」と話をしてみました。
すると素直な彼女は「それいいですね!そう思います」と即実践。帰ってしかも旦那様に「あなた、私のファンなんでしょ?」と言ったそうですよ。しかもちゃんと「私もあなたのファンだから」と付け加えるのを忘れずに。
そこから旦那さんの態度はどんどん変わってきて。
今では最初とは大違いの状態ですものね。出かける度に旦那様の好きなものを買って帰られていますよ。素晴らしいですよね。
これも事実とは違うのかもしれません。
でも、わかります?みんなが幸せになる事実の捉え方を採用していることが。そうすると幸せな現実が作られていくのです。
事実がどうかではなくて、どういう意味付けをするのかどうか。
世の中には事実を必要以上にネガティブに捉えて自分から不幸せになっている人と起きていることにポジティブな意味付けをして、自分の好きな現実を創造している人たちがいらっしゃいます。
あなたはどちらの事実を見ない人?
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