先日、熊谷亭での合宿の際に話に出ていて
そうなんだ〜?と思ったことの一つ。
答えがひとつなんておかしい!
高校のときのことなんですが、
現国とかで物語読んで、作者はどう思って
いたのか、何のための表現なのかを読み解く
ということをしませんでした?
その時にね、現国の先生が「これは作者が
こういう意図で書いたものだ〜!」という
およそ、それ以外の答えは排除する、という
教え方をしていたのです。
わたくしはそれが嫌で嫌で仕方がなく
解釈なんてひとそれぞれだ!と物凄く
憤りを感じていたのです。
しかし、その先生が嫌いなわけではなく
人間としてはとても面白い、熱い方で
むしろ好きでした。
ところが、昨年高校の同級生に会った時に
その話をしたところ、誰も覚えておらず
つまり、そんなことがおかしい!と思うような
人間はわたくしくらいだったという衝撃的な
事実にびっくりいたしました。
…そ、そうなんだ?
みんな可笑しいと思わなかったんだ?
という話を千春さんとしていたら
「ゆう子さん、珍しいですよ」と言われたのが
そこに憤りを感じるのも珍しいが
普通はそこが嫌ならその先生ごと嫌いになる
だろうけど、それがない。
その先生がやっていることと、人間を別物と
捉えてみてますよね、と言われました。
そして、そんな人は他に見たことがない、と
言われたのですが、そうですか?
え?そう思わないの?
うーん?わたくしにとってはそれが普通の感覚
なので、反対に偉かろうがお金があろうが
人間が嫌いな人は興味ないし、凄いと全く思わない。
能力が高いからといって、丸ごと凄いとかも
全然思わないので、能力が高かろうが、
偉かろうが、ダメなもんはダメだとはっきり
してます。
人格、なのかしら?魂、かな?
だから、いま何をやってるからダメ、とか
凄いとか、あまり思わないのかも。
反対にここが嫌、とかダメだ…と思っても
全部を否定することもないかなぁ…。
そんなことをする事もあるよね、と
思ってしまうし
ダメな自分だっているよね、とも思う。
それは何でなのか、と思うと
自分の中にある狂気を知ってるかどうか
なのかもしれない。
自分の中に簡単に人を殺せる自分の存在を
知っているかどうか、
綺麗事だけではない
薄汚れた自分がいることを知っているかどうか
なのかもしれないと思うのですよ。
綺麗事だけじゃない
そのことを考えてみると
多分、子供の頃からそういう感覚を
持っていたように思うのですよね。
自分じゃわからないのですが、
人の言葉に出している部分でないものを
キャッチしていたんだと思うのです。
だから、意味もなく憤ったり、
なんだか、人の言葉に必要以上にイラっと
感じたりしていたのでしょう。
そして、「どうせ言っていることと
お腹の中は違う癖に」と思っていたような
気がいたします。
だから、人ってそんなもんだと思っているのです。
そうすると綺麗なことばかりを言っている
そういう人が嘘っぽく感じていたのかも
しれませんね。
いいんだと思うのですよ。
ダメなところやブラックなところが
あったところで。
しかし、1つのスタイルや在り方を
構築しすぎて、身動き取れなくなっている
っていう人とかを時々みますよね。
毒舌キャラを被っているけれども
とっても小心者で批判が怖くて
ドキドキしている人もいらっしゃるし
優しいみんなの○○ちゃんを演じて
いらっしゃるけれど、本当は
そんなことはどうでもいいー!って
いう方もいらっしゃる…
ある程度までは辛くないでしょうけれど
本当はそれが一部分だったりすると
しんどくなる日もくるでしょうね。
私は楽しいか、楽しくないかだけで
選んでます、
私が好きかどうか、それだけ…って
言っているけれど
中では結構思考回っている人、とか多いですね。
私は男っぽくて、サバサバしているんですよ、
と言うけれど、いや、かなり水っぽく、
情緒的で女性っぽいですよ?(面倒な意味で)
という人も多いです(キッパリ)。
何かに決めて、私はこういう人間だから…
なんて決めつけなくていいと思います。
人は色んな面を持っている。
沢山の色んな面を持ち
それが互いに影響しあい、
1人の人として現れてくる。
だから、1面だけでその人を語れないし、
一面のあるキャラを作ってしまったら
それはそれで不便なんだろうな、と
思ってみています。
それに時が経てばそういうことも
変わるのだと思います。
人にこう見せないとならない…という
自分を演じていて、疲れてしまってません?
もう無意識でやっていらして、
そういうことにお気づきにならない方も
多いのかもしれません。
少し楽になりましょう。
『メタビジョン・リーディング』
あなたの本質と今のズレをキャッチして
どこをどうしたらいいのか…をご指摘していきます。
例えば、実際に書いているブログなども
見せて頂いて、どうしていけばいいか…を
お伝えしていきますね。
まあ、そこまでの話にならない場合も
多いのでは…と思いますが…。
本来のご自分に戻りませんか?
作ってしまった自分像、いまこそ壊す時でしょう。
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