連続講座というものは世の中に沢山ありますよね。自分も色んな種類の講座に参加してきましたし、自分自身でも連続の講座をやってきたりしておりました。わたくしは仕事塾というか、お仕事を起動に乗せるための連続講座を何度かしておりますが、仕事をするためには人間性の部分、ベースになるところが本当に大事なのですね。
昔、そこを重視した連続講座をやりたい、という話になってお手伝いしていたことがございます。ですが、人間性というのは一体何を教えていけば培われていくのだろう?というのは正直、疑問でした。そのときもお相手の方も悩まれて結局はNLPだとか心理学系のものを伝えたりしてらっしゃいましたが…。そうしたものも、言ってみれば1つのスキルではないですか。
そのスキルを使う側の心の在り方というのか、生きる姿勢というのか、そうしたものが本当は重要でその上にくるスキルなんですよね。その連続講座のときにほとほと感じました。一体、何をどう伝えていったら人間ももっと根本の部分、日常生活やベースの部分から変えていくようなシフトチェンジが起こるのだろうか…と。
変化を目的にしてないが変わる
わたくしは今まで研修やコンサル、何かを習うことに多分1000万くらいは投資していると思います。それぞれに面白かったりしましたが、人がこれほどまでに変わる姿を見せてもらった講座は他にはございませんでいした。それがSUTEMATSUカレッジ、だったのです。
しかも、前に悩んでいた人間のベースの部分が、日常のその人の在り方が変わっていくのです。その上、「変わること」を目的にしているわけではないにも関わらず…。わたくしの友人のヒーラーの方がおっしゃてました。「たとえ個人セッションを20回やったとしても、ここまで変わるとは思えない」と。
いえ、本当にそうなのですもの。
ですが、SUTEMATSUカレッジでは変わることを目的としているわけではなく、あくまでも結果としてそうなった…というところなのです。目的は先の記事にも書きましたが、「美意識」を育み、自分の言葉で自分の物語を語れる人を創る…というところにございます。普通のことの中にある美意識を意識していくこと。
そのためにまず酒井淑恵校長の美の理を学びます。それに基づいて、全てのカリキュラムが展開されていくのです。講師の先生は5名、それぞれが全く違う分野の講義を担当しております。一見、何の関係があるのだろう?と思うようなタイトルの講座もあるかもしれませんね。わたくしなんぞは中におりますとそれが当たり前になっておりますので、不思議に思われる感覚がなくなっているかもしれません。
そんないろいろな講座をちょっとご紹介してみましょう。
純粋に知識欲も満たしてくれる講座
わたくし、知識欲、成長欲というのはとてもあると思います。それは知らなかった!そんなことを教えてくれるんだ…という講座は本当に心がフルフルいたします。SUTEMATSUカレッジではまさにフルフル状態でして、わたくしが一番刺激を受けて変わったかもしれません(笑)
まずは酒井先生と並び、この人があってこそのSUTEMATSUカレッジ、と言われます横山和子先生。
(チャーミングな横山先生)
お茶の先生でいらっしゃいますが、50歳になったら髪を染めるのをやめて着物を毎日着る、と決められてそれを実践されていらっしゃる方なのです。思っただけではなくて、実際にそれをやるというのはなかなかできないことですよ。横山先生のお話をお聞きしていて、他のお茶の先生方と圧倒的に違うのはお茶でお伝えになっていらっしゃることをご自分が日常で実践されていらっしゃること。
ですから、1つひとつの言葉に重みがありまして、本当に些細なことでも心の奥へと届くのです。わたくしなんぞは何度も先生のお話をお聞きしておりますが、その度に立ち上がりたくなるような「恥ずかしい!」「やってしまっていた!」という衝動に突き動かされてしまうのです。本当に「そうだった、そうだった…」と昔、祖母などに言われていたこと、思い出したりするのです。そして出来てない自分が恥ずかしくなるのですね。
でも、一見怖そうに見える横山先生は実はとってもキュートでチャーミング。そんな相手が困ってしまうような怒り方はされません。本当に大人の女性の可愛らしさとか見習う部分は沢山ございます。先生のお話は本当に大切なことをお伝えくださいます。
SUTEMATSUカレッジならでは…のお話もありますでしょうしね。先生だけの講座のときとはまた違った良さもございますよ。
そして、この方。得度をされているわけではないのですが(もしかしてされるかも)坊主頭がきりりとされている上林望先生。
(ピカピカ上林先生)
スピリチャルカウンセラーでもあられますが、もともとが大阪南で大人気の治療院で人気NO1の治療家だったり、合気道を教えていらしたり…。身体のことにも精通されていらしゃる先生の「西洋女性と東洋女性の違い」などは丹田の位置や骨格、センターの違いなどから動きや思考がどう変わってくるか…というようなお話もありました。ウォーキングや呼吸法、身体の整え方なども担当されます。まあ、他では聞けないような面白いお話が目白押しでした。でも、やることは普通のことなのです。
そもそも、人の土台を作っているのはカラダなのです。このカラダが整わなくして、その上に何も乗せるべからず…なのですね。カラダが整っていないばかりに、お伝えすることが入らない方々も世の中には沢山いらっしゃるのです。そうした意識や精神にも関わってくるカラダ作りを日常できる体操などにしてお伝えくださいます。また、一人一人、カラダの癖が違いますのでその人に合ったトレーニング方法をお伝えくださるのも嬉しいでしたね。
その上、例えばどうして足が硬いのか、腰が動かないのか…ということを差し障りのないレベルで個人リーディングをしてくださり、その原因をお伝えくださります。先生の講義の中で過去のトラウマを思い出し、それによってそのトラウマが解放された…という方も1人や2人ではなかったのでは…。
それらが、実は酒井先生がお話される美の理に繋がっていたり、他の先生がお話くださることを違う側面から補完していたりするのです。上林先生の講座は0期生の再受講率が高かったですね。
そして、先日らせん美インストラクターにもなられた腸もみのちあき先生。講座の中ではちあき先生がこんな素晴らしい体型に変身された腸もみのテクニックも教えてくださるのですが、それを通じて先生がお伝えくださるのは自分を大切にすること。自分と向き合うこと。カラダの声を聞いてあげること…などただテクニックだけではないものを、そこに乗せてくださるのです。
腸もみを初めて、感情がやっと解放できた…という方もいらっしゃいましたね。旦那様をこよなく愛し、パートナーシップも学びになります。
この他に湘南学園の杉立先生もお話くださいます。養護施設、障害者との関わり、地域社会との関わりについての講義がありますが現場の方のお話はそれだけで本当に重要な機会です。杉立さんの熱いけれども暑苦しくない、お涙頂戴でもない、とてもニュートラルな話に自然と心が開かれていきます。今まで知ろうとしなかった世界がそれは違うのではないか?という疑問と意識化によって、新しい視点を頂きました。
(先日は滋賀から東京までいらしてくださった杉立先生)
なぜ、「美意識」とか美しさの講座に養護施設や障害者問題の講座があるの?と思われる方もいらっしゃるのかもしれません。SUTEMATSUカレッジではそれが普通なのです。なぜなら、個人の能力を伸ばしたり、目立たせたり、すごい人にならせることが目的ではなく、社会の中で、全体の中で自分はどうあるのか、どう振る舞うのか、どう役立つのか、どう生きるのか…という全体を意識した美を育むことが目的だからなのです。
昔は普通の風景だった障害者が街にいることも今ではほとんど見なくなったという事実。そんなことに疑問も抱かなくなっていた自分に気づいたり、昔は当たり前に出来ていたことができなくなっている世の中に対して、おかしいのではないか?と意識することができ、自分ひとりでもやろうと行動できるようになる…。そんな誰も見ていないところでの振る舞いを変えていく、日常の普通のことに対しての美意識を意識していくところなのです。
そして、わたくしは日常における思い込みの気づき方、その変え方、潜在意識について、常に意識してほしいこと…など、意識の持ち方についての講義をいたします。
そんなわたくしのスタート当初の写真。
(2016年4月ですわ)
これが12月になりますと…
(2016年の12月のわたくし)
横の吉岡桂子さんも上の写真だと別人でしょ?
まあ、本当に1つのことを多角的に教えてもらえるので、響くところ、変わりどきは人によって様々ですね。先日の受講生の座談会でも出ていたのですが、一見何の関係もないような講座がそれぞれに絡み合い、補完しあっていて、ああだからなのか…ということがあとになってわかったりするのがすごい、と話されていました。順番もぴったりで、この講義のあとにこれだから、もっと深くわかる…というような流れになっている、とみなさんおっしゃっていらっしゃいましたね。
これで正直、この値段は安いです。(…と値段のことをいうところでないのですが…)
日本にあった素晴らしい日常の良さを、このままなくすのではなく、次の世代にも残したいとお考えの方には是非、受けて頂きたい内容ですね。
SUTEMATSUカレッジの詳細についてはこちら
https://resast.jp/page/event_series/16519
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