まあ、お勤めのときよりは
自分で仕事を選べるので
その点ではストレスは
少なくなったとは思います。
でも、他の点では
沢山、やらないとならないこと
あったりします。
そして、会社勤めだと環境が選べない、
ということも往々にしてあったりします。
特に部署の人間関係とか、ね。
私、会社に勤めているときに
自分から希望して
全く営業部門とは
違う部署に移動になったことが
ありました。
そこはもう、別会社と言っていいほど
文化が違い、営業部などは
ほぼチームで仕事をすることが
ほとんどなのですが、
研究所系は個人プレーです。
立ち上がっても見えない高さの
パーテーションで仕切られ
(営業部は顔が見えるように
なっているため、座っていても見える高さ)
シーンって感じで話し声が全くしないの。
もとの部署の人から電話とかあると
(当時は社内メールはあったけど電話メイン)
みんな、私の今日の予定知っているよね?
って感じで聞き耳を立てられている感じ。
反面、誰もが同じチームの人の
同行を全く気にせず、
チームワークとかなきに等しい。
「××先輩、今日来るんですか?」
「知らない(即答)」
ええー!同じチームなのに?
「あの人適当だからね」とか
しかも嫌っているご様子?
でも仕事は一応営業系なので
チームでやらないとならない。
入社して初めて、
会社に行きたくないと、ちょっと
思ったりしました。
でも、自分で自ら変わったんですよ?
文句言っている場合じゃないよね。
2週間くらいは
どうしていいかわからなかったです。
でも、こういう雰囲気やだよな、
って思って
同じチームになった女性先輩に
しつこくまとわりついて
「ランチご一緒してくださいよー」
「お茶飲みませんか?」
「これどうぞー(差し入れ)」と
ちょっかいだしてみました。
そうしていくと
段々とその先輩も打ち解けてきて
お話をしてくれるように
なってきたんです。
他のチームの人たちにも
少しずつ同じことを
していきました。
私のいいところ?はバカに
なれるところだと思います。
こちらの部署にきて
本当に何もわからなかったから
下の人にも先輩にも
「本当、すみません、でも教えてください」
って素直に頭下げてました。
前の部署では
リーダーやっていたけど
関係ないじゃない、そんなの?
ある種、自分の中で
ゲームのようにその状況を
楽しんでいたと思います。
お!今日話かけたらちょっと
話をしてくれた!
あれ?挨拶がかえってきた?
わ!なんか声かけてくれるようになった!
そんなことを楽しんでみたんだよね。
だって、他は楽しくないんだもん。
新しいところで仕事も一から覚えて
夢の中にまで
Photoshopの枠組の点々が出てくる状態。
だから、なんか楽しいことを
見つけないと会社行くのが
嫌になっちゃうじゃない?
そうしていくうちに
部署の人たちの隙間が
どんどん小さくなっていって
1年後には部署のみんなで
温泉旅行にいくまでになりました。
営業部じゃないから
こんな人間関係なんだ、
ああ、やだやだ、
前の部署に戻りたい、
なんで、こんなところに
希望なんか出したんだろう、
そんな風に
変えられない環境を嘆き
不平不満を言うだけで
何もしないという選択を
もし、していたとしたら
私はどうなっていたんだろう?
きっと、会社をやめていたと
思うんですよ。
もし、前はリーダーやっていたのに
なんで下の人に頭さげないと
ならないわけ?
って思っていたら、どうなっていただろう?
私はいつまでも孤立していたかも
しれませんよね。で、辞めてた?(笑)
何を言いたいか、といえば
上司が、とか環境が、とか
人間関係が、とか
あれこれ、不満言って
なーんにもしないという
選択をしているのは自分、なんだということ
違う選択だってできる
変わらない、と思うのは
アナタの中のパラダイム
そりゃ、一瞬では無理でしょうが
時間をかければ
変わるんだもん。
岩だって一滴の水によって
長年かかって鍾乳洞みたいに
形を変えるんだからね。
なんで、ダメって思うんだろう。
気分いい人間関係の部署で
働きたいと思うなら
そういう風に自分がまず
動いてみたらどうでしょう?
出来る事がない?
いいや、あるね。
アナタが目にもとめてない
小さな、小さなできることが沢山。
それを見れるか、見れないかで
自分の思ったように
環境を創り変える、ってことも
起こってくるんだと思うよ
やってみようよ
こんなこと、やっても意味がない、って
思っているかもしれない
小さなことを…
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