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下降の螺旋に陥るとき2

こんにちは、林ゆう子です。

ネガテイブな考えに落ちて行く時というのは、本当に一瞬ですよね。黒いシミのようなものが心に落とされて、それがブワッと心いっぱいに広がって行く感覚です。

あの時は必要以上に自分の評価を下げていましたし、人の価値観、世界観に自分を合わせなくてはならないというそんな強迫観念がありました。やることなすこと、これではダメなのではないかと思い、そう思うからそのような反応を返されていきます。

自分が能力なくて無能だと思ったら、どんどんそうなっていくのです。

何をしても歯車が噛み合わず、すればするほど悪い結果になっていく。ですから、何か新しいことをすることの気力がなくなり、動けなくなるということが起こりました。

 

やらなくては、と思うのですが気がつくと時間が経ち、間に合わない、という状態。らしからぬ事態でした。…とは言っても、多分普通の方くらいには動いていたとは思いますが (苦笑)

下降螺旋を止めたものは…

この頃、ある方のセッションを受けたときに、それまでのニュアンスと全く違い、酷い言われようをしたことがありました。それを聞いていて、ソースの情報ではなくて個人的意見ではないかと、とても腹立たしく思ったのです。

この怒りが闇から抜け出るきっかけだったかもしれません。人がいう「あなたはこういう人間」ということを全部間に受ける必要などない!そう心に強く思ったのです。

 

この時、毎月通っているある勉強会で、その先生から同じことをお聞きしました。

人がどんな評価をしても、自分がそれを受け入れる必要などない

こう書きますと、一部の方々は自分の未熟さを脇において人の意見に耳をかさない、ということがあったりするかもしれませんが、そういうレベルの話をしているわけではございません。自分のできてないことはそうだ、と思っていてもそれができてない=自分がダメだ、という評価にはならないということ。

 

ここをできてない=自分はダメだ、にしてしまうと自分が自分に下した評価によって、自分はダメになっていくわけです。

思い返してみると、わたくしが闇に落ちているときに常に目を覚まさせてくれたのは強い魂からの怒りだったように思います。20年くらい前もそうでした。ある人にお前はこうだ、こういう人間だと言われ続け、それを最初は採用していて力がなくなってしまっていました。自分からオーラが消えていくのを体感しておりました。
それが極限にきて、「その通り、その格好悪い姿がわたしだ!だからなんだ!」と開き直った瞬間に中側と外側が一致した、という体験がありました。

 

今回は周りがこうだというわたくしに対しての評価を「受け入れる必要なんかない!」と跳ね除けた瞬間に力が戻ってまいりました。以前は本当の自分を受け入れずに逃げている自分に対して、そして今回も本当の自分じゃないものを自分だと思おうとしている自分に対して、怒りが爆発したのです。

 

そう、それを言った人に怒っていたかのようですが、実は自分に腹を立てていたのだとわかりました。

 

 

正気に戻してくれる存在

そして、勉強会での先生の言葉。この時、具体的に起こってることなどは一切言ってませんが、自分の思ったことが実現するという宇宙の真理についての本当のところを学んでいるのですが、なって欲しくないことがそうなっていくことによって、まざまざと思いが実現するということを体感した、ということとなりました。そのタイムリーな勉強会が支えになっておりました。

そして感情的ではなく、事実を見る友人達の言葉。これはこういうことですよね?と客観的に観て意見をくれる方々の存在は、わたくしに取って本当にありがたいことでした。

 

大変だったよね、辛かったよね、大丈夫だよ、といった感情的な慰めではなく、客観的な視点が欲しいわたくしにとって、どこは反省すべき点でどこは切っていい部分なのか、意見してもらえたのは本当に助かりました。(人によっては、この感情的な慰めが大事なのでしょうが…)

 

闇に落ちているときは、何でもかんでも自分が悪くて、何をやっても自分のやっていること、選択に自信が持てず、だから結果が悪くなるという負のスパイラルに陥っていきます。これを止めないとならないのです。

 

気力が戻ってきた頃に仕事とは関係ない旅が続きました。美味しいものを頂き、美しいものを観て、そこでしか体験できないことをする。しかも、信頼できる仲間たちと。


(山口でのゆったり旅)


(自然と美味しいもの一杯のキャンプ)


(但馬の高原植物園の中の妖精の森…と呼んでいるところ)

 

 

そこには笑いが沢山ありました。


(真剣にポーズ考えている…セドナにて)


(美味しく美しかった山口美旅)

 

深刻になりそうなわたくしを笑い飛ばしてくれていた長年の友人たち。心から御礼を伝えたいです。


(琵琶湖を臨む主人の実家の氏神様にて)

本当に一人で考えていても、どんどん闇の深みにはまっていくのですよね。それをこの時期に強く思いました。

そして、客観視してくれて、この下降螺旋から引っ張り上げてくれるというか、洗脳に近い状態から目を覚まさせてくれる存在というものは本当に必要であると思いました。

一人では気づけない。

大丈夫だ、これでいい、と思おうとしても、とても強い重力で「ダメだ」という思念に引っ張られてしまうのですよね。
良いものは良いと、悪いものは悪いと言ってくれる仲間の存在。お互いに鼓舞し合える存在。そして、そういう空気感の場。

そうしたものがとても大切だった…と思ったのでした。

 

そして、一連のこの毒出しのような状態から見えてきたものがありました。
そこにあったのは、本当に大切なものでした…。
(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下降の螺旋に陥るとき1

志方理子さんのトリートメント1月枠

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