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下降の螺旋に陥るとき1

こんにちは、林ゆう子です。

2018年という年を振り返ってみますと、まあ意味のある年であったなという感じでありました。年末、ENMAカードの講座の際に今年の振り返りをしたのですよ。

これね、毎年お伝えしているのですが、正しい振り返りをするのとしないのでは翌年の質が変わってしまうのですよ。かく言うわたくしもこの振り返りをする前までは、2018年は本当にしんどくて、殆ど動けてなくて何もできなかった、という感覚になっておりました。

 

ところがこの講座の前の週に税理士さんの報告をお聞きしていて、あれ?前年ほどは全く出来ませんでしたが、今年そんなに悪くなかったのか…とびっくり。

 

そして、振り返りをしてみると確かに前半、父が亡くなったり、自分に対する評価が崩れ去ったりするようなこともあったのですが、今となってはそれがあったおかげでわかったことも沢山。何故、それが起きていたのかもわかってきて、今となってはオールOK、いえ返って本当に良かった!あーーーー、良かった!と心から言えます。

 

まあ、この経験を踏まえて思ったことがありました。

それは…

人は簡単に闇に落ち、下降のらせんに陥るということ

 

どんなに前向きで、ポジティブで思考の切り替えが上手くなっていてもひとたび、下降に向かう囁きを受け入れたなら、あっという間に落ちるのだなということを身をもって体験いたしました。

 

その自身の体験を経て、感じたことがあります。そのあたりのことを当時を振り返って書いてみたいと思います。

自分が落ちていく瞬間

もともとネガティブなわたくし。MAXネガティブな昔はその頃のパートナーの一挙一動に激しい浮き沈みを繰り返し、この激動の感情のコントロールボタンを自分の手に取り戻したい、と強く強く願ったのです。思えば、それからの自分がしてきたことは、このコントロールボタンをどのようにして自分の手に取り戻していくのか、ということだったのかもしれません。

ですから、人よりは感情のコントロールには長けていると思います。それほど感情的にはもうなることもあまりないですし。嫌なことがあっても切り替える、ということやネガティブなほうを見続けない…ということも習慣になっております。それにも関わらず…ですよ。

 

それは色んな形で起こるのだと思います。

例えば、健康…。お医者様という絶対的存在の口を通じて「こうだ」と言われたことは、呪いにも近い力を持ってその人を縛ることでしょう。「〇〇になったらどうしよう」「もっと悪くなったら」「再発したら」「大丈夫じゃなかったら…」「最悪の状態になったら」そんな思いが頭の中をぐるぐると駆け巡り、誰もそうだ…と言ったわけではないのに勝手に最悪を想像して落ちていく。

 

例えば、信じていた人との関係が崩れる…。それまでの関係を続けられなくなる、関係が悪化する、離れる、信じられなくなる、なども相手に対しての「信頼」というものが揺らぎます。そしてそれは自分自身に対する信頼をも揺るがせます。自分が悪かったのか、何かをしたのか、絶対の信頼をおいていたものの喪失、拠り所がなくなり、どうしていいのかわからない…。

 

例えば、お金を失う…。何らかのことでお金がない状態になっていったとき、未来に対しての不安は止めどもなく襲ってくるでしょう。

 

今まで、自分がそうだと思っていたものが足元から崩れ去る感覚はなかなかに強烈。特に信頼していた方からのネガテイブフィードバックは呪いとなって作用しますよね。

 

お医者様しかり、導く立場の方しかり…

 

下降の螺旋を止めるもの

わたくし自身もそれを体感致しました。人は誰に何を言われても本当は傷つかない。傷つくのは自分がその評価を受け入れて、自分とはそういう人間なのだ、と思ってしまった時なのです。

 

自分が自分に下した評価、「I am…」私は〜だ、と自分が自分に言ったその言葉が実現します。

 

それを、その怖さを本当に体感致しました。誰でもない、自分が自分をどう思ったのか、です。それまでは誰もあなたを傷つけない。

 

自分はそういう人間だったのか…、それを自分が受け入れた瞬間からエネルギーが抜けて、やる気が落ちて、全ての歯車が噛み合わなくなりました。

それに歯止めをかけたのは、信頼できる友たちの言葉と長年、わたくしを信頼してくださってる方々が寄せてくださる思いとそして笑いでした。

 

そう、そのときに「林ゆう子らしくない」と言って叱咤してくださった方々の言葉と自然の中で過ごす時間や美しいものを見る、触れる時間でした。

 

次回、この下降螺旋を止めるものとわたくしがしたいことについて、書いてみたいと思います。

(つづく)

2019年を迎えて

下降の螺旋に陥るとき2

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