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子供のときの思い出の味

梅雨もあけたらしい関西は
もの凄くいい天気で
さすがな海の日な感じです…

今日は午前中に出発して
大津から京都へ抜ける山の中へ…

ご縁のある人の魅了を惹き出し
この世界の素晴らしさを伝える
林ゆう子です

今日は21日で記念日でして…
どこに行こうか?と
思っていて…

前々から母を連れて鰻を食べに
いこうか…と話しておりました

場所は私が子供の頃に
連れていってもらっていたお店

小学校のときに西宮に住んでいた
ワタシの家に母方の祖父が
遊びにきたときには必ず
父が京都と滋賀の境の
逢阪山にある「かねよ」に
連れてきてくれてました…

子供心にもね…
なんか綺麗なお庭があって
ゆったりできて…

初めて飲んだ桜茶が
とっても印象的でね…
塩気とほんのりピンクのお茶が
ちょっと大人になったような
そんな気分になったんだ…

そんな話を主人が覚えていて
そこにいこう、ということに
なっていたんです

天気がいいので湖岸を
ずっと下っていくことに…

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こうやってみても
ほとんど海のようですよね…

2時間弱湖岸を走るって
予約の時間のダイブ前に
ついたのですが…

曲がるとなんと駐車場渋滞!
なんたること!

でも、ちょと先にある駐車場に
止めて、主人が聞きにいってくれて
早めにお部屋に通して頂けることに…

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「日本一のうなぎ」と
書かれた看板を掲げるお店

来たのはもう40年近く前ですから!

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綺麗な日本庭園を通って
点在している離れのお部屋へと
通して頂きます

お部屋の横には水が流れ
鯉なんかも泳いでいてね…
桜、紅葉、ツツジと季節を
楽しめる尾庭

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そして、思い出の桜茶です!

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なんだか嬉しい♡

そして、子供心にも
この店にくるとすごーーーく
ご飯食べれるまでに
待つんだよな…と覚悟して(笑)
来ていたのを想い出します

ところが!

なんと、驚くほどに
早かったのですよ!

昨日の蕎麦屋のほうが遅かったわ…(笑)

これだけ、大人気だから
どんどん、焼いているんでしょうね…

以前のように顔を見てからさばく、
なんてできないのだろうな…

いろんな技術も40年も経てば
進歩して、さばいてあっても
大丈夫なようにもなっているのかも
ですしね…

今日は特上鰻です

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そう、ふっくら美味しいんです…

関西の鰻って蒸さないから
固めでしょ?

ここのは蒸しているのかしら?
ふっくらしているのです…

関西で鰻を食べたとき、
子供のときに食べたのと違う?
って思ったですもん

特上は2段になっていて
ご飯の間にも鰻が挟まってました!

タレが別についてくるのも
つゆだくが好きなワタシには
嬉しいです

いや、変わらずおいしゅうございました。

変わってないか?は多分ね…

本当、小学校のときだからね
食べていたのは…

庭を見たら奥に二宮金次郎が
立っていてね

なんか、懐かしかったですよ…

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子供の頃の思い出に触れれて
変わってない雰囲気を
味わえて

がっかりもすることなく
美味しかったね~と
また湖畔を通って気持ちいい
一日を過ごせて

本当に嬉しかったです

そして、嬉しかったのには
もう一つ理由があって

母方の祖父母が来た時に
父が必ず連れて行ってたお店

父は当時、多分今の主人くらいの
年回りだったと思うのですが…
西宮から逢阪山まで車で…あれ?

って思ったのですけど
当時の車には全員乗れなかったよね?

じゃあ、祖父母はどうしたのかな?
京都に泊ってタクシーとかだったのかな?

色んな手配を考えて
毎回、連れていってたんだな…と
思うと、色々あったけれども

当時、父は全国飛び回っていたのに
結構家族のことを考えて
やってくれていたんだよな…って
今更ながら思いました…

母は文句を先にいう人でしたから
なんとなく
家にいつもいない父という
イメージがありましたけど

思い返せばそんなことはなく

東京に戻ってからは
毎週、両方の祖父母の家に
顔を出し、母の祖父の
話し相手にずっとなっていた…

そんなことが当たり前に
なっていて

当時の母にしてみれば
やってくれてないことに
目がいって

文句ばっかり言っていたのかも
しれないけど…

そんなこと全然なかったなぁと

改めて
忙しかったのに

ありがとうね、お父さん…

って気持ちになりました

なんだろうね

自分の感情が優先になって
本当はこんなにもやってもらって
いるにも関わらず

当たり前になって

父親なんだから
夫なんだから
男なんだから

××してくれるのは当然、って

思いすぎていること
あるのかもしれませんよね…

そんなことを思った懐かしの
鰻屋さんでした…

逢阪山 かねよ

帰り道に通った蓮の花畑
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—–

完全にワタシたちの意図を越えたなにか…

素直にやることの凄さ

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