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自分の在り方が相手に影響を与える

実は今、ある方にわたくしがやっていた
施術の技術をお伝えしています。

施術をしていた頃はもちろん
爪を切っておりまして

会社員だった頃は長々と伸ばした爪に
いつもマニキュアをしており、
それが一つの象徴だったので
ボディセラピストになるときに
爪を切るのが一番悲しかったのでした。

それがやはり、慣れというのか
ボディをしていた時代は
爪を伸ばせませんから
辞めてからはちょっと違和感でした。

今はジェルネイルをずっとしており
爪が彩られていない、という
そういうことがありませんでしたから
3年ぶりくらいに
自分の自爪を見ますと不思議な気分!

そんなことを感じながら…

わたくしが伝えていたこと
わたくしはボディセラピストを
辞める直前にも
ボディのことを伝える講座を
しておりましたのですが…

その時にわたくしが伝えていたのは
技術、というよりは
姿勢でした。

心姿美人、と言っておりましたが
心も姿も美しい、というのは
その姿勢であろうと…

物理的な姿勢もですが
物事に対峙する姿勢が
一番大切、と口をすっぱくして
言っていたように思います。

なんのことはない、
その後講師となって色々お伝えしてますが
言っていることは変わらない

のです。

ずっと同じことを言っている。

物理的に目の前のクライアント様との
向き合う姿勢、立ち位置、
そしてその方と向き合う自分の心の姿勢、
心の中の立ち位置…

こうしたものが施術に大きく影響を
与えていきます。

同じようなことを
やっているかのようであっても
位置取りが悪かったり
緊張して手に力が入っていたり
どこを見ているか、によって

クライアント様に起こることが
変わってきます。

そしてこの位置取りは
クライアント様によっても違い、
また同じクライアント様でも
その日によって違います。

位置取りというのは
自分とその相手との一番いい距離。

この施術を行うにあたり
一番効果を発揮する場所です。

ですから、今一番いい位置取りを
している自分であるか
それを瞬時に感じる力、

それが自分の中心感覚、
それを生み出すコアポイントを
自分が知っているかどうか…なのです。

昨日は仲間の熊谷千春さん
ボディにさせていただき、
施術の練習をしておりました。

練習台にはある程度、感性のある方に
お願いしないとまったく意味が
ありませんので…

わたくしと習う方の手の違いを
言語化できませんと
練習台の意味がありませんので。

ただ、やってもらえてラッキーでは
ないのですよね〜

そういう意味では熊谷様は最強です(笑)

フィードバックの中で

その練習の時に熊谷様が
おっしゃっていたことで
自分は意識してませんでしたが
なるほど、と思ったことがありました。

ゆう子さんの施術には感情が乗ってこない

だから、自分はとても楽だと
おっしゃったのです。

最初はなんのことを
おっしゃっているのかしら?と
思いましたが

熊谷様がおっしゃったのは
「治してやろう」とか
「こうしてやろう」とか

そうした想いが全く感じられず
ただ、起こることを淡々と見ている…
と言われました。

まるでBLEACHの涅マユリのようだ…と。

わたくしにとっては最高の褒め言葉!
涅マユリさま♡

BLEACHという漫画の中で
死神世界の科学者という役の
涅マユリ

そこには感情を挟まず、
淡々と何が起こるのかを見続ける
冷徹さと冷静な判断力があり
それによって何度も窮地を
救われることになるのです。

それはともかく…

話を戻しますと、

わたくしが今も何かをお伝えするときに
よく申し上げることに

例えば講座で何かをお伝えする場合

「これを持って帰って欲しい」
「こうなって欲しい」
「気付いて欲しい」

という気持ちは返って相手を縛ってしまう

小さくまとまり、
相手の可能性、
もっとこんなものも、あんなものも
持って行っていい、
もっと違うことに気付いてもいい、
もっとすごくなってくれていい、

そういうものを限ってしまう、

ということを再三言っております。

今回の熊谷様の発言は

それが、現実の体感となって
相手へやはり、伝わってしまい
相手を縛ることをしているのだ、
という証明である、ということなのです。

ですから、
これはもう本当にできるだけ
自分の中から消し去らないと
ならない縛りなわけですよ。

…と書きますと
そうした気持ちをゼロに
しないとならない、と
どうやら普通の方々は思われるようです。

いえいえ、
なりませんから、ゼロになんて…

みなさま、ここを理解されていない。

未来に対しての不安な気持ちや
こうなって欲しいというエゴや
こう思われたい、などという気持ち…

消えることなんてそうそうないです。

それを知っているかどうか。

消えないと、できないわけではない。

そんなもの、あったってやる

ただ、それだけなのです。

でも、そのゼロにならない
無にならない、という自分を知りながら

それでも
そこに極力近づいていこうとする
姿勢が大事
、だというのです。

消えないから、やらない…とか
そういう短絡的なことではないのです。

世の中はもっと多元的多面的なのです。

世の中は矛盾の中に
様々なものは織り成されているのです。

なくさないとならないのですか!?
あったほうがいいのですか!?

どっちですか!?

…とお聞きになる方もいらっしゃるでしょう。

どちらでもよくて、
どちらでもないのですよ。

そろそろ、その短絡的思考を
お辞めになってはいかがでしょうか?

ボディでも他のことでも同じ

こうした物事に対する姿勢は
なにも施
術をすることだけに
言えることではありません。

全てのことに通じることです。

このマニュアルにはできない
その時々に変化する
在り方や対応の仕方というのは

自己内部対話

というもの
「いま、これで位置はあっている?」

「自分の気持ちは焦ってない?」

「お客様は心地よい?」

というような自己対話を通じて
答えを出していくことが必要と
なってくるのです。

その自己内部対話、つまり自分自身の
内側との対話のために
必要になってくる感性がコアポイントである、
とわたくしは考えております。

何故なら
この自己内部対話をしていても
コアポイントのない方は
質問を投げるだけで
自分で決めることができない
、からです。

決める基準になるものを
お持ちになってない、ということ

グルグルしてしまう…という方は
ここがないのですよ。

そういう方は本当に
コアポイントを知り、
自分の中心感覚を磨いたほうがいいでしょう。

特にお仕事でもう1ステージを
あげたいと思っていらっしゃる方々

これを意識できるか、できないかで
決断のスピードと仕事の質が変わります。

だって、この施術に対することを
読んでいらしても
中心感覚をもって

心地よい位置取りができ、
自分と相手の距離感を測れ、
常に自己内部対話をとりながら

最善を見つけ出すボディセラピストと

ただ、マニュアル通りのことを
手順通りにやっているボディセラピスト、

あなたでしたら、どちらの施術を受けたいですか?

熊谷様に言われました。

「こりゃ、確かにお客様くるわ…」と。

はい、全国、海外からも
お客様来てくださってましたから、私。

ええ、そして施術時間にして
そんな何分もしておりませんでしたが

おかえりになった熊谷様、
腰回りがすっきりして
歩くとパンツが落ちるようになった…と
おっしゃっていましたよ。

あ、わたくしはもう施術はいたしません。

が、その代わりに今、その技術を
こちらの方に伝授中でございます。

お楽しみになさっていてくださいませ

 

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日本人が取り戻したい感覚

噂ではなく自分の感性を信じる

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