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全てを自分以外のせいにしていた頃

何度かブログで書いたことが
ありますけれども
わたくし自身、とってもネガティブで
起こることを悪い方向にしか
捉えられず

いつもいつも
環境や誰かのせいにし
褒めてもくれない親のせいにし
生きていた時期がありました。

そんな自分が何故
どちらかといえばポジティブに
見られるようになったのか…

そんなことを書いてみたいと思います。

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全ては自分以外のなにかのせい


その頃のわたくしは
結婚をすれば離婚原因の
ロイヤルストレートフラッシュ状態で
どうにか離婚をしたものの

出来事をよく捉えるなどという
発想がそもそもなく…

些細なことで
当時の彼に怒り爆発をしておりました。

そして、言われるのです。

同じことがあっても
そんなことで怒らない人たちも
いるんだよ、と

それを聞いたわたくしは
「は?そちらが悪いのに怒らないとは
意味がわかりませんが?」と思っておりました。

しかし、怒らない人が
世の中の半分もいる、と聞いて
愕然としたのです。

え?私のやっていることはおかしいの?

がーんです。

次に思ったことは
親のせいでこうなった、です(苦笑)
(格好悪いですね〜)

褒めてくれない、
認めてくれない、
なんでもネガティブに捉えて
ちっともいい風に思ってくれない。

だから、私もこんななんだ…!

と怒りを両親に向けました。

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当時のわたくしは年末の1日だけを
実家で過ごし、あとは
家に寄り付かない、という時期が
何年もありました。

そんなですから
当然、会社でもイライラしていたと
思います。

わたくしの真似と当時の同僚が
揃って足を組んで
机をコツコツしながら
斜に構えている様子を再現してくれて

こんなイメージだったのですね…と
反省いたしました。

また彼の言動で一喜一憂し
気分が上がったり、下がったり
本当にしんどかったのです。

だから、心から望んだのです。

コントロールボタンを自分の手に戻して
起こることに一喜一憂しない自分に
なりたい!
」と。

最低の自分を認める


自分がネガティブな反応をする、と
知ってから、意識はするようには
なったのですよ、それでも。

そして、少しずつ、本当に少しずつ
反応を変えていく、ということを
やってみていましたが
一向に楽にならない、
いつまでたってもジェットコースターに
乗っているように
気分の浮き沈みがあり、
敵意を向けて生きていたと思います。

わたくしも当時はすぐに変わる、
ということを強く望んでいて
本当の私はすごいんだ病の重症患者だったと
思っています。
(本当の私はすごいんだ病についてはこちら

このすぐに変わらない、
ということを受け入れて
出来ることをちょっとずつやる、
ということが

実は一番の近道だった、と
いうのは自分自身の体験から来ています。

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これまでのわたくしはずっと
変わりたいけれども変われない、
とよくおっしゃる方々と同じで言われたことを素直に
何もできないでおりました。宇宙はそんなわたくしを見かねて
最終手段に訴えてきましたよ。とんでもないストーカーのような
人間を引き寄せてしまい、
ストレスから髪は真っ白

ちょうど仕事も辞めてしまって
友人たちとも会わず、
持っていた全てを失った、という
そんな時期がありました。

本当に何もかも失いました。

危うく、人を殺めるところまで
自分の精神状態を追い込んだことも
ありました。

このままではいけない…と
思っていた時にそれは起こったのですね。

平たく言えば
それまで抵抗していた
イケてない自分

そんなはずはない、
もっと本当はすごいはず、と
思っていたものを

すみません、はい、本当に
私、イケてませんでした…と
心から認めたのですよ。

そうした時に初めて
「このままでは嫌だ、治そう」と
素直に思えたのです。

そこからです。
素直に小さなできることから
取り組んでみることにしたのは…

目の前にある今できることをやる


最初にやったことは
その最悪の関係だった人と
離れるということ

そして自分ができることを
誠意を持ってやってみる
ということでした。

何にでも感謝をしよう、と思ったことが
大きかったと思います。

会社に勤めていたときの
1/3の収入になっていても
生きていけること
出来ることに目を向けました。

贅沢しなければ
楽しめることに気がつきました。

高いお洋服でなくても
良いものがあることを知りました。

それまでは会社の名前でしたが
わたくしのことを調べて
来てくださる、ということに
感動し、ありがたいな、と感じました。

思ったこと、出来ることは
とにかくやっていきました。

小さなことを少しずつ。

両親にこんなところがすごいと
思っていると口では恥ずかしいので
メールで送り、ありがとう、と
伝えました。

反応があろうがなかろうが、
わたくしがしたかったからしたこと。

しばらくは相変わらずの反応の両親でしたが
徐々に反応が変わっていきました。

相手にも変わるペースや
タイミングがあることを教えられました。

そして、毎日できること
来てくださったお客様と向き合い、
カラダの不思議、
ココロの不思議を
お客様を通じて学ばせて頂きました。

わたくしの気分がお客様に
影響しますので
自然と気分を選ぶということを
意識するようになっていました。

そう、気がついたら
自分の気持ちをコントロールできるように
なっていました。

起こることをネガティブに
捉えることもなくなっていました。
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あんなに言われたけれども
意識したつもりでできなかった
7年間のことが

小さなできることから
やろうと決めて、
本当に出来ることをやる、と
やってきたときに

多分、半年〜1年くらいで
それまでのような気持ちに
ならなくなっていたように思います。

だから、わたくしは言うのです。

口を酸っぱくして
小さな、目の前の出来ることを
することが魔法なんだと。

日常に落とし込み、
日常を変えていくことが
全てに通じることなのだ、と。

全ては自分の選択、自分の責任


だから、誰の責任でもないのです。

以前、親のせいだ、と思っていた
自分が恥ずかしいです。

そうして人のせいにして
自分を変えるという選択を
しなかった何年もが悲しいです。

たとえ、どんな思いがあったとしても
自分の人生は自分が選択できる。

壮絶な経験をされて
親のことを許せない、
好きになんてなれない、という方も
いらっしゃいます。

でも、それだからこうなった、などと
言わない。
それでも自分の幸せを自分の手で
作り出すという選択をしている。
(わたくしの友人はそれは潔いです)

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人のせいじゃない。

誰かのせいで自分が犠牲になっているのでもない。

自分が選択して、
それを自らがやっているということを
もっと認識したほうがいい。

そして、その責任、そこからくる結果は
自分が受け止める、と
覚悟していくならば

人生にもっと主体的に関わり、
もっと輝くものにできるでしょう。

変わりたいけれども、
変われない

ということを聞きますが
そういう方は変わりたくないのだと
本当に思います。

だって、目の前の小さなことを
ちゃんと素直にやっていれば
嫌でも変わってきてしまうのですから。

ただ、それは一朝一夕にはならない。

3日や1週間やったところで
変わるわけがない。

時間はかかる、ということを
知った上で
素直に取り組むかどうか、しか
ないのですよね。

目覚めというか帰還というか

列車はそれぞれ行き先が違う

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