先日、奈良の高級住宅街にあるとあるお宅へ伺ったのでした。それは前々から心待ちにしておりましたあるお教室に参加するためでした。
それは、カルトナージュのお教室。ご存知ですか？カルトナージュ。
カルトナージュ（Cartonnage）は、フランス伝統の厚紙工芸である。厚紙で組み立てた箱などに紙や布を貼り付けて仕上げる。(Wikipediaより)
とございますが、その厚紙に貼るタイプのものはさっぱり興味がなかったのです。しかし、今回のお教室はこちら！茶箱でございます。
この存在感、クオリティーを見て今まで見てきたものと違う！と思い、即決でお願いいたしました。お誘いくださったのは大阪でいつもお世話になっておりましたボディセラピストでもあり、風水鑑定士でもあられる志方理子さま。
先生のご自宅でご紹介のみで教えてくださるという形を取られていらっしゃいます。ご紹介がないと入れません。とても素敵なおうちで玄関のところにしつらえてあったカルトナージュのパーティション、椅子、茶箱がとても素敵でした。ああ、写真をお願いして撮らせていただけばよかったわ。…とお願いいたしましたら、お写真をくださいました。それがこちら〜
こんな素敵な演出でいらっしゃる方がウキウキするような空間を作っていらっしゃいました。
ここにいる間中、とても心地よく無邪気に笑って過ごすことができました。
どこにベースがあるのか
（ゴルティエの生地も素敵）
お時間とお金に余裕がある方々がお伝えになっているものが全て心地よいかと申しますとそうでもございません。同じように見えましても、そのベースには「認められたい」「この世界で一番になりたい」「有名になりたい」というような気持ちがおありだからなのか、心地よさとは方向の違うエネルギーを感じることもございます。
わたくしにはとてもついていけません人間関係があったり、縛りがあったり、そのコミュニティー特有の雰囲気と申しますか、面倒なものとセットだったりするものですから、大抵は瞬時に判断しているのでしょうね。鼻のせいでしょうか、（存在が）なかったこととなっており、興味のかけらももたなかったのですね。今回は鼻が「絶対行く！」という方向へ反応しておりました。
今回お世話になりました香月先生、お美しく、そして大らかさ、朗らかで、パワフルで、何と言ってもそのベースにあるのが「茶箱が好き♡」という純粋な想いでいらっしゃるのです。だから、これで一番になるとか、誰かを蹴落とすとか、生徒を集めるとか、有名になりたいとか、そういうエネルギーが一切ないのでございます。これにはびっくり…。
口ではなんと言っていらしても、心の中にこうしたものをお持ちになっていらっしゃる方結構いらっしゃいますし、少し有名になられると態度豹変される方なんて本当ザラですから。
そんなエネルギーはまるでなく、本当にこの空間にいることが心地よいというか、ただただ、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
茶箱大好き、みなさんに茶箱作りを楽しんで頂きたい、もっとそれを知って頂きたい、そんな本当にピュアなお気持ちで教えてくださり、ご用意くださる生地もラクロワやウェッジウッド、普段手に入らないようなものばかり。
それをふんだんに使わせてくださいまして、それに合わせるリボンやテープ、タッセルといったものもバリエーション多くご用意くださっておりました。
楽しいー！と久しぶりにワクワクいたしました。
どなたから教わるのか
参加された他の方々も大満足でそれぞれにぴったりのお茶箱を作り上げられました。
(Eさんバージョン)
(Tさんバージョン)
(Aさんバージョン手鏡の色合わせがにくい！)
(全員の整列！)
(数回目のMさんの作品、素敵なトレーです)
こうしたお教室は数多いでしょうが、どなたから教わるか…というのは本当に大事ですね。ご自分の豊かな世界観をお持ちの方から教えて頂くことは本当に大切です。
わたくし自身も26年続けて通っていて、大阪に行っていた4年おやすみしていて、今年からまた再開するお料理教室もみなさん、20年以上のベテランばかりですが、やっぱり先生がお料理が大好きで、その純粋な気持ちにみなさん惹かれていらっしゃっているように思います。
そういう先生だから伝わることがあるのだと思います。だから、この日も時間通じて、先生のお持ちになっている世界観に触れ、インスパイヤーされ、とっても楽しい時間を過ごすことができました。
(サロンにはこんな風に置かれています。足も付きました)
この先生に教えて頂ける価値をわかり、共感・共有できる方と時間と空間をご一緒したいものだと思いました。
先生のお嬢様が東京にお住まいということで、こちらにもいらっしゃることがおありとのこと。年内、もしくは年明け早々にイデアキューブでもお茶箱体験会を開催くださるようお願いしております。
それまでにサロンを少し、ウキウキするような雰囲気に変えていきたいところです。お楽しみに〜
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