2018年5月末に山口で偶然出会ったlysリュース。
lye=リュース
デンマーク語のlys=「灯り」そして、英語のreuse=「再生」を組合わせた名前、素敵ですね。
その出会いも本当に不思議だったのですが…。たまたま、その開発者の藤井一郎氏のお話を伺うことができ、その想いの熱さ、そしてリュースの機能を素晴らしいと感じました。
凄いと思ったのは藤井さまが元々工業デザイナーだったこともあり、ちゃんと空気中のホルムアルデヒドの吸着分解実証実験をされていて、データのもとに顕著に効果があることを証明されていらっしゃるのです。ただ、いいに違いない…ということではなく、実証済み。
香炉のお皿の部分にコイルが巻かれていて、この中に白金触媒が入っており、それが空気中の化学物質と反応して分解をするのです。
これは素晴らしいからと「誰か欲しい方いらっしゃる?」とつぶやいたのですね。
そうしたところ、1日で50人ものお申込みがあって…。在庫をかき集めても足らなかったので断念された方もいらしたのでした。その時の記事「不思議なリュースに出会う」。
次の再販はいつになるのか、製造現場の話などメールのやり取りではわからないお話をお聞きに先日山口まで出かけてまいりました。
リュースのこだわり
リュースは機能を備えながらも美しさがある。
そのこだわりはこんなところにも現れていました。
見えますか?リュースの胴体部分の真ん中にすーっと明るい筋が入っていますでしょ?これは中の蝋燭の光が透けてこうしたうっすらとしたあかりを出すのです。
ふんわりとした柔らかい光になるのが写真でもおわかりでしょうか。
この透け感が今製造をお願いしている長崎は波佐見の土でないと実現ができないのだそうです。
価格を抑えるために全てを型物にしてしまうと、この横の透ける明かりの線の他に縦にも線ができてしまうのがわかったそうです。物創りにこだわりをお持ちになっている藤井夫妻としてはそれはOKできることではありませんでした。そこで炉の口はあとから手作業で1つずつ、切り開けるという方法をとることとなりました。これは偽物防止のためにも取られた施策。全てを型で焼きますと、中国あたりで偽物を安く作られてしまいますでしょ?
機能だけではない美しさの追求…
実際に使ってみて…
前回購入された方々からの感想など。
思春期の男子3人のお母様、リュースを炊いて「呼吸ができるようになりました!」と本当に感謝している、とのお言葉。うーん、その年代の男子ですと確かにファブリーズのCMのような感じなのでしょうねー。よかったよかった…
前回購入された方でお子さんがアレルギーをお持ちの方。リュースをつけることによって睡眠の状態がとっても改善されたとのご報告。そういえば中国在住の日本の方に1つリュースを渡したら、それまでやはりスモッグの関係で眠りが苦しかった方がとても睡眠が改善されたというお話もありました。中国在住の日本の方に入れていく…という話もあったそうですが、まずは国内販売の充実が先と考えられたそうです。
イベント会社の方はいつもイベントにリュースを2つもって行き、各イベントが終わって撤収作業のときにリュースを炊くのだそうです。すると空気清浄機ではとれない匂いが取れるのだそうです。そうですよね。空気清浄機というのはフィルターに吸着されるだけでしょ。リュースの場合は白金触媒によって「分解」させるのですから。
わたくし自身もこんなことがありました。家のマンションの内廊下でリフォーム作業をしており、その塗料の匂いがものすごかったのです。家の中もその塗料の匂いがこもっていて、頭痛くなりそうです。うちの猫ちゃんたちも右往左往しているのですよ。
玄関口でリュースを炊いてこ小一時間。リビングのほうに避難しておりましたところ、玄関にいってみたら匂わない!塗料の匂いがしないのです。ちなみに玄関のドアを開けて外は塗料の匂いがすごかったですけれどもね。
先日、焼肉をした後でリュースを寝るまでの間3時間〜4時間くらい炊いて、消して寝たのですが朝には匂いは全く消えておりました。すごい!
前回購入された方で、これはいい!とお母様にもっていかれたーと言われているかたも…。
動物がいる方とか例えば病院とかサロンとかだけではなく、アレルギーの方、香害に悩んでいらっしゃる方、東京も色んなものが飛んでいるでしょうし、本当お試し頂きたいですよね。匂いだけではなくて、空気が涼やかになると感じます。
2019年2月オーダー分
今回のオーダー取りまとめは1/30(水)〜5日(火)の7日間となります。
数量限定となりますので、限定数に達しましたら早く終了することもありますのでご了承ください。
送料は地域によって異なりますので、
お申込み頂きましたらご連絡いたします。
オーダーページはこちら
http://yuko-hayashi.com/lys0604/
そして、1箱をお付けしてますカメヤマキャンドル。これについてもこだわりがありました。
よかったらお読みください。
キャンドルのこだわり
中には蝋燭が怖いから…と買えない方もいらっしゃるのかもしれませんね。わたくしの友人は火をつけないで空気を対流させるためにエアコンの吹き出し口の近くにおいているという方もいらっしゃいました
このリュースには専用キャンドルとしてお勧めしているカメヤマのキャンドル。長時間灯せて、ススがすくなく、安定しています。
何故、キャンドルを使うのか、そのあたりのこだわりについて藤井月枝さまにお聞きしました。
開発段階でありとあらゆるキャンドルを試しました。それは、安心安全に使って頂く為です。品質に問題のあるキャンドルは、我が家の琉球畳を焦がしました。また、すすのつらら、かがりの酷いキャンドル等様々。その中でカメヤマのこのキャンドルに行き当たりました。(カメヤマキャンドルの品質についてはこちら)
そこで、すぐにカメヤマ株式会社本社に連絡、香炉リュースをお送りし、販路、使用目的も含めて、本社から営業トップの方がわざわざ山口までお越し下さいました。キャンドルにつきましては、全面的に応援頂くことで、今日に至っております。全ての立証実験は、このキャンドルで致しております。電気のタイプは、本来のメーカーの空気清浄機能機と競合しても全く勝ちめはありません。キャンドルの揺らぎによる癒しの効果も含めて、キャンドルとなりました。キャンドルの揺らぎによる癒しの効果につきましても、山口県立大学田中マキ子教授に依頼、実証頂いております。
(円座店長・藤井月枝さま談)
同じカメヤマのものでも中国産のはそうはいかないそうです。ここはこのキャンドルを使われるほうがリュースにもいいですよ。
カメヤマ製キャンドルには色々と種類がございますが、リュースにはこのキャンドルを使用くださいとのことでした。864円(税込)ですが長持ちするのと、1箱に30個入ってますから使いでもあります。追加で購入される際には是非、この同じ商品をお使いになるのをおすすめします。
カメヤマさん自身がとても歴史のある蝋燭を作っている会社でして、結婚式のキャンドルサービス、初めてやったのがこのカメヤマの社員さんだそうです。そこから流行ったんだとのこと。色々と歴史があるのですね。(詳しくはこちら。カメヤマの歴史がわかります)
こんな様々なこだわりや人々の想いが重なって、このリュースができていることを今回の山口再訪で感じたのでありました。必要なところに届いて欲しい…そう思いました。