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仕事のやり方〜どんな場所にも学びがある

先日、SUTEMATSUカレッジで
横山先生がお話くださったことの
中で心に残る、沢山のお話のうちの
ひとつにこんなことがありました…直心是道場
(じきしんこれどうじょう)

例えどんなところであっても
素直な学ぼうとする気持ちがあれば
そこは道場(学びの場)となる

という意味です。

自分が何の仕事をしているか、
というのは関係なくて

その仕事をどうやっているか、
どういう姿勢でやっているか、が
大事なのですよ

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私がやっていることは
しがない事務だ、と思っていれば
やっても意味のないことの
連続かもしれません。

そこにどうやったら
コピーを綺麗にとれるだろう?
どうやったら早くとれるだろう?
どうやったら相手に気持ちよく
渡せるだろう?

色々と考えられることは沢山あります。

そうするとただのコピーを取る、
という行為も学びになってきます。

お金がないから
時間がないから、SUTEMATSUカレッジの
ようなところに通えないから
学ぶことはできない

のではなくて

今のその場所にいても
できることってあるんですもん。

そういう機会が与えられないから
いけないから
参加できないから、
できないと思っている方は

多分、行ってもそんなに学びには
遠いと思います。

周りの方々と自分の違いが
だんだんとはっきりしてきて
しんどいだけかもしれません。

何が言いたいかといえば
「いけば何とかなる」と
思っている限り、なんともならない、


ということです。

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これを書いていて
思い出したことがあります。

私、前職のIBM時代に部署を変わりましたら
それまでやったことがないデザインの
仕事をやらないとならなくなりました。

その時にリーダーだった人に
言われたことがあります。

仕事には2種類の成果があります、と。

とことん時間を使って
自分の納得いくまで
やり直して、取り組んで
作品を素晴らしいレベルに
作り上げるやり方と

クォリティーはそこそこでも
(基準をクリアーしているのは当たり前)
とにかく効率よく、早く成果物を
出していく、というやり方

というお話をされました。

自分に求められているのは
どちらなのか、

自分が出せるのはどちらの成果
なのか、

これを知って行動すること。

もちろん、最高レベルのものを
時間の中で作り上げれるのは
ベストですが、

そこそこのことを早い時間で
成果物として出していく、
ということのほうが
現場では求められていることが
ほとんどだ、ということを
言われました。

最低なのは
もて得る時間の限りを使って
大した成果も出せない、
という仕事の仕方なのです。

私ごときの新米ペーペーは
(デザインにおいては)
悩んでいること自体おこがましい、
ということなんですよ。

これとこれ、どちらがいいのか?
と散々迷っている暇なない、ということ

自分で決めてある程度
さっさと結果を出していかないと
ならないのです。

なぜなら、
早く出せば、相手の反応をみて
対処することもできるけれど
期限ギリギリになって
悩んだ挙句、出したものが
ボツになって
(大抵はそういうもん)
やり直しをしないとならず、
結果期限が守れない

ということになりかねない。

これもね、
自分のできない、を
さっさと晒せ、ということだと
思うのですよ。

もちろん、手を抜けということとは
全く違います。

考えても、こねくり回しても
所詮、自分はこの程度なんだ、
と早いところ白旗をあげて
その自分のベストを尽くして
さっさと出すものを出す。

そして相手の反応を待つ。

ダメなら対処する、という
気持ちを持っていたら
そんなギリギリまで考えて
結局ダメとかないでしょう?

自分のやったことに
責任を取る、という姿勢が
あったら、
ダメだったところを対処し、
それが学びになるでしょう?

言われたほうが
吸収でき、自分はもっと
磨かれると思うのか

ダメ出しを言われないようにするのか
(つまり無難にまとめる)

この姿勢の違いなんだと思います。

これが私が見てきた
仕事ができる人とできない人の
大きな違いの1つでもある。

さっさと失敗したらいい。
そして、それを糧にして
それに関してはもう失敗は
しないように対処したらいい。

失敗しないように
立ち回るのではなくて、
失敗したら
どうしたらしないかを学ぶ、という姿勢

そして、もう一つ大事なのは
その仕事、何がゴールなんですか?
ってことですよ。

アナタがそこで握りしめている
おかげで、後ろの工程が
全部、滞ってないですか?

もっと全体を見ようよ。
仕事の流れ見ようよ。
それの今、どこの部分なのか、
意識しようよ。

目の前の起きていることだけに
囚われていると
仕事できないよー。

ゴールは何かを考えたら、
それってそんな悩むところ?
時間かけるところ?
っていうことがわかるでしょ。

この一連の作業の中で
明らかに時間がかかるのはどこか、
それのために時間を作るなら
何を短縮させてさっさとするのか…

このあたりの判断が大事。

どうでもいいことに
時間をかけたり、
無駄に悩んだりしてませんか??

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すり合わせてみてわかったこと

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