以前、パートナーの惹き寄せ講座というのをやっておりました。結構、そこからご結婚された方もいらっしゃいましたよ。この講座では自分がそういえば、こんなことをしたわ…と思い出していたことをお伝えしていたのですね。
その1つにどんな人が自分は本当は望んでいるのか…ということがあります。
条件の書き出し
よく、どんな人が理想なのか条件を500個書き出しなさい…ということを言われている方もいらっしゃいますでしょ。わたくしもやってみたことがございました。でも、意外と出てこないというか…その条件を書いても、気分が上がらないというかウキウキはいたしません。
途中で何度も挫折したものでした。
「自分をお姫様のように扱っている?」という魔法のしつもんをして、わたくしの意識を変えてくれたMさんが続けてこんなことを言っていたのです。
「ゆう子さん、今まで散々苦労されていたのだから、もう十分先払いはしたわ。じゃあ、どんな人を今度は望む?」と聞かれたのですよ。
その時にわたくし、心の底から思ったことがありました。
それは、自分の本当の望みを口にしたことがないわ、ということ。パートナーで散々な目に会ってきたくせに、自分はそれじゃあ、どういう人が望みなのだ、と考えたことがなかったということに気づいたのです。
心のどこかで「どうせまた大変な人に出会うに違いない」と決めている自分に気づいたのです。無意識にそう思ってしまっていたから、そもそも自分が望む人に出会う、なんていう発想が自分の中になかったことに気づくのです。
これじゃあ、出会うはずもありません。
これ、基本中の基本なのですが、実はできてない方がとっても多いと思います。
口ではパートナーが欲しい、とおっしゃっていてもその実、どういうパートナーが欲しいのか言語化できない、意識化できない方がほとんどです。
できて、せいぜい年収と仕事と見た目、くらいでしょ?あと、優しい…とか。
そもそもね、年収では人は幸せになりませんから。
お金があっても、他の人に使っていたら?ケチだったら?価値観合わなかったら?そのお金どうやって稼いでいるの?許せない稼ぎ方だったら?
見た目良くても、幸せになんてなりませんから。
それがあちこちで遊ばれていたら?年とともに内面が顔にでるって知ってます?
優しい、ってどうされると優しいと感じるのか、ご自分でわかっていらっしゃいますか?
結構、考えていない方多いと思います。
わたくしもそんなことで考えたことがなかったのです。そこで書き始めてみたのですよ。
最初は条件を書いていたのですが、出てこないしウキウキしない…。そこで、シチュエーション別に書いてみたのです。
例えば…
わたくしが仕事で忙しくて、落ち込んでいたときになんといってくれるのがいいのか、どう接してくれるのが嬉しいのか…
女友達と一緒のときにどんな風に接してくれるのがいいのか…
まあ、そんなことをノートに書いていったのです。
やってみてください。これは条件を書く以上にリアルにイメージができます。
おすすめはドラマの台本のようにセリフを書いてみること。ここで、こんな風に言ってくれると嬉しいな、とかね。
すると条件を書き出したときよりも遥かにウキウキしますし、本当にイメージがしやすくなります。だから、アンテナが立つのだと思いますよ。
思いがけない抵抗
しかし、講座の中でこれをやって頂いても、なかなか書けない方が多いのです。そういうわたくしもかなりの抵抗がありました。つまり、書いているうちに「こんなことを私が書いていいのか…」とか「こんな人いるわけがない」とかあれこれ、それを止めるような気持ちや考えが湧いてくるのですよ。
どこまで抵抗するのですかしらね、潜在意識は…。
しかし、ここは「書くのはタダだし…」「書いてみるだけだし…」と自分を納得させながら、書き出します。なんとなく、ある壁を超えるとあとはスルスルと書けたように思います。
こんな人はいない…と思う方も多いですが、東京都に何人くらいいる感じします?
関東だったら?日本全国だったら?世界中だったら?
相当な人数になるのではないでしょうか。
その中の1人に出会ってもいいのでは???
…実はわたくし、これを書いたことをすっかり忘れていたのです。ええ、綺麗さっぱり。
ある日、主人の両親が言った言葉を聞いて「あれ、これどっかで知っている…」と思ったのです。そうだわ、私はこれを書き出したことがあったわ…、と思い出したのですが、その書いたものを見つけることはできませんでした。でも、そう考えてみると、その後出会った主人はほぼ書いた通りだったように思います。(びっくりしました)
だから、これを書き出したあとに忘れてしまう、ということも大切なことなのだと思います。
それがあるとチェックリストのように持って歩いて、10個あってるわ…とかやってしまいそうでしょ。そういうことではないのでしょう。書き出すことで潜在意識には入っているので、あとは任せたほうがいいでしょう。
何故かというと、食事に誘われて例えばなんとなく、行ってもいいかなと思った相手。リストを持っていたら書き出したものに合わないわ…とそれを断るかもしれません。でも、もしかしたら、本当の相手はその人の友達とか、弟さんかもしれないのです。
潜在意識はそれを見越して、アンテナを立ててくれていますから。
わたくし自身も最初に紹介されたのは主人の上司でした。そこからミクシィで繋がり、そこで繋がっていた主人と繋がり、コメントのやりとりをするようになり、メールのやりとりをするようになって、うちでやった牡蠣パーティーに主人がやってきた…というのが出会ったきっかけですから。
わたくし、家から一歩も出ないでパートナーと出会っております。
だから、出会いが少ない…とか、周りに男性がいない、とかつべこべできない理由を並べ立てないようにしてください。
あなたが本気で出会いたいかどうか、なのですよ。
あと、書き出すときにポイントになることがありますね。
それはまた次回…
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