Loading

BLOG

設計図は1つ

 

本日から仲間の中野先生のされている「谷町なかの整骨院」にて研修に入らせて頂いております。治療の現場を見て学べるなんて貴重な機会です。

 

中野先生はご自身も武闘家であり、また指導もされているため、スポーツで故障や怪我をされた方のケアでも有名でプロのアスリートや力士をはじめ、あらゆるパフォーマーが調整、メンテナンス、能力アップに訪れます。

 

この日も大阪場所をひかえたお若い力士の方がお見えになりました。将来を期待された方でこの場所も活躍を望まれているのですが…

 

やはり、こうした方々は怪我も多く、いかに怪我なく、パフォーマンスをあげていくのかも重要な課題。

 

いらした時はあちこちに痛みや強張りがあり、力士さんが足をあげたり腕をあげたりしているのを中野先生が指1本でそれを押さえつけられるくらいに軸が揺れている状態。これでは怪我などもしやすいでしょうに…と思わされました。

 

ところが、施術が終わる頃には痛みや強ばりも消え、とても指1本では抑えきれない元々の状態へと戻っていくのです。

 

中野先生が仰るのは「人間の身体の設計図は1つだから。どんな人間でもその通りに治せば、必ず良くなるのだから」と仰るの。

 

その言葉に目から鱗。

 

ヘルニアになったから、そこを手術するって、その歪みの原因を取らないで手術しても良くなるどころか悪くなる。うちの母がそうよね。

髪の毛引っ張られて頭皮が痛いのに、頭揉んだり、血行よくしても髪を引っ張っているものをやめない限り、良くならないよね?とのお話になるほど…。

 

だから、中野先生の施術は至ってシンプルなのでした。基本、事前のチェックも全員同じですし、やっていらっしゃることも同じ(だそうです)元々の手技にエネルギーを乗せてどのように使っていらっしゃるかも参考となりました。

 

全員にエネルギーを使ったアプローチも取り入れてやっていらっしゃる。今までの手技とチューニングを分けて使ってないのです。そして、今まで受ける側で色んな整体や治療院に通ったことがある私ですが、やってくださることがとてもシンプル。なんか、色々と技やあれやこれやと使っているという感じではないのですね。

この身体というおうちの設計図通り、要素は3つ。骨と筋肉と神経。これのどこにアプローチするのか。骨の変形は筋肉のせい、その筋肉が誤作動起こして突っ張っているのは頭のせい。そして頭の動きを知る目の使い方を知ることでどんな誤作動がおこっているのかを知ってそこにアプローチしていくのです。

 

「中野がやっていることは誰でもできますから」と冗談みたいなことを仰る。誰でもができるように作っている、というのですが…。いやいやいや…

 

元々は施術家だったお父様がそういう考えでされていたので中野先生には当たり前のこと。手術してももう野球はできないだろう、と言われいた子が治って野球で大学にも行ったとか、見えなかった人が時計がわかるようにまでなったとか、まあまあな事例が山のよう。それも基本同じことをしていますよ、と仰るのです。

 

終わった後に、美味しいお寿司を頂きました。

もっと知識があったら、沢山の気付きを受け取れるのかもしれませんが、明日はもう少し色々なところに意識向けてみます。

これからの数日間が楽しみでなりません。

 

 

アルキュミアⅢ思考と感情

局所を見るのではなく…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP