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ゴミの行き着く先

こんにちは、林ゆう子です。

今回のハワイでは観光ばかりではなくて、何か体験できることも自分達がハワイのお役に立てることもやろうと海岸のゴミ拾いをすることになっておりました。

 

ゴミを拾うのはペリドットの砂浜、グリーンサンドビーチという美しい浜の近くです。そもそも、噴火の時に流れ出て、冷えて固まった溶岩の中にペリドットが含まれていて、それが海の波に洗われ、砕けます。比重の差でペリドットが先に沈み、かたまっているのがグリーンサンドビーチ。残った溶岩だけが集まったブラックサンドビーチというのもあるのです。

 

ちなみにこちらがブラックサンドビーチ

こんな美しい砂浜のすぐ近くに、普段は観光客の目には触れない場所があるのです。その光景たるや、唖然としますよ。それがこちら…

 

全部とは言いませんが、潮の関係で日本から流れ着くゴミが殆どだそうです。表示が日本語のものが多い。ペットボトルやキャップ、ビールケースやロープやハンガーやあらゆるものが集まって。

 

黒島さんがおっしゃってました。「大きいものから拾ってください」大きなものはそこにあるとまた、粉々になっていく。プラスティックの中には魚達がついばんだ跡があるものもあります。そうして魚の体内に入ったプラスティックを今度は私達が食べているかもしれません。

便利になったけれども自然に還ることができないものたち。そうしたものが溢れています。それらをもっと意識しないとならないと思いました。

 

集めたゴミはトラックに積んで帰ります。ゴミを処分するにもお金がかかります。こうしたゴミを集めて処分する活動をしていらっしゃるきわみさんが今回引率してくださいました。

 

ハワイに来て綺麗な海に感動します。楽しかった、とその綺麗な海だけみて帰っていいものなのだろうか。東日本の震災の際のゴミも3年でこちらに流れ着いていたそうです。日本のゴミがハワイの海を汚している…。そして、それを日本人として見捨てておけないとこうして裏で地道に活動をしてくださっている方々がいらっしゃる。

 

企業とかであるコンベンション。ハワイでやることも多いです。1日くらい、こういう浜を掃除する日を作って社員さんで作業してくださったら、企業イメージも上がるだろうに、と思うのでした。

 

今回引率してくださったのはこちらの方

河野きわみさん

コナでイルカと泳ぐツアーもされています。
その活動はこちらをご覧ください。
https://www.kiwailuka.com/

次回はあるハワイを代表する食べ物のお話。

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