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1:林ゆう子的美味しい店

食べることに関しては、結構熱意があるほうで〇〇を食べるためだけに飛行機乗ることも厭わない。むしろ、嬉しい。

だからって、いつもいつも高級食材、お洒落なお店でなければいけないのか…といえばそういうことは全くなく、ファミレスだって行きますし、コンビニご飯も頂きます。どんなものも食べてみたい、という好奇心が強いです。


(福岡は宗像大社近くの食堂の豚ステーキ)

こんなネットがない時代、会社でも出張の多い部署におりましてね。地方にいってはその土地の友人に聞いて美味しいと言われる店にいくのです。わたくしね、特技がございまして、一度通った道はだいたい覚えてしまうのです。だから、地図がかけるものですから、地方に行って食べにいったお店のマップを作っておりました。

それが大層、重宝がられましてね。歩く食べログ状態?

久しぶりの同期から電話があっても
久しぶり!俺いま、〇〇にいるんだけれど、この辺で美味しいラーメン屋どこ?
久しぶりー、そのあたりだったら△△かしら。そこからだったら…
ふむふむ。サンキュー(ガチャン)」

…それだけ?

というお電話も多くかかっておりましたよ。出張先でわたくしを見かけると地元の人ではなく、わたくしに「どこか美味しいところはない?」と聞かれる始末。会社辞めるまで万年幹事でございました。…と申しますのも、まずい店に行くと大変に機嫌が悪くなるものですから、みなさん、お店選びをしたくなく、わたくしが自分で選んで行きたい店にみなさんをお連れしておりました。

…と、まあ食べることに関してはこだわりをもっておりましたよね。

ただ、悲しいのは昔よりも全然食べれる量が減ってしまったということ。

そんなわたくしの美味しい店、と紹介するときのポイントについて書いてみましょう…(実は考えたこともなかった…)

そのポイントとは?

改めて考えてみるとなんでしょうかしらね。

□料理が美味しい
いえ、当たり前のことなのですがとても流行っているお店などでも、味はそうでもないんですが…というところは結構あると思っております。うちの近所にもありますよ。とーっても流行っていて、いつも行列ができているお店。でも、正直、どこが美味しいのでしょうか…と思っております。多分、インスタ映えする料理などがいいのでしょうね。

カフェなどもそうです。お洒落で流行っていて、空気感などはいいかもですが美味しさは普通です、というところ。

なんでしょうね。美味しい、というのもグラデーションがありますよね。人の美味しいというのもこれまた微妙に違いません?ラーメン屋さんを聞きますと、それがはっきりわかります。
どなたかが美味しいと言われても舌の方向性が違う方のおすすめですと、「これはどうかしら」と思うこともしばしば。

これは一つの指針になると思っております。その方のお好きなラーメン屋さんをお聞きしてみて、ご自分が好きなお店だったら、その方のお好きなお店は割と舌に合うのではないでしょうか。
(何故かはわかりませんが…)


(京都の貝専門店の牡蠣食べ比べ)

□この店の一品がある

ここへ来たら、これだけは食べてください!という一品、つまり記憶に残る一品があるのは強いですよね。自分の中では無意識にあそこのあの料理、という紐付けがされていて、今日はあれが食べたいからここだわ、というかたちで決めているように思いますね。

まあ、何を頂いても美味しい…というお店もありますが…あのお出汁を頂きに沖縄まで行きたい…と思うような、そんな店もございます。


(ふぅふぅの唐揚げ)

 

□CPのバランスが良い

何を頂くにも超一流を選べるお財布事情でしたらともかく、どれだけ美味しくても限りなく高いとそれはちょっとしんどいですよね。でも、この雰囲気、この味、この仕事だったら高くない、ということもありますでしょ?安ければいいというわけではございません。

この値段でこれが食べれる?というのは一種の感動ですよね。このCPの感動が高いとはやり、再訪したくなりますよね。

(南森町の福龍園の餃子6個350円だった?)

□お店の方の在り方

接客がよくて、愛想よく、サービスよく…のほうがいいですけれども、多少無口で愛想がなくても、そのご主人だからこの雰囲気、この料理というお店もありますでしょ。でも、高飛車ではなくて、食材大事にしていて、美味しく食べてもらいたいと思っていて…。そんなことが感じられるその方だったら、いいじゃないですか。

でも、覚えていてくださったりすると嬉しいですよね。ちなみに、わたくし飲食店での覚えてられる確率がとても高いのです。そんなに通ってないお店でも「いつもありがとうございます」と言われておりますが、「いつもいつもありがとうございます」と言われる週3は通っているカレーやさんでは「美味しそうに食べている姿を見るのが嬉しい」と言われましたので、きっとそれはそれは顔中に「美味しいです!」と書いてあるのでしょうね(笑)


(週3は食べているSPICE POSTのカレー)

□それから雰囲気

雰囲気が最初に来る方もいらっしゃるでしょうね。落ち着いた、高級そう、綺麗、お洒落、モダン、他にない、などなど空間が印象強いお店もあると思います。わたくし、正直そこはあとかしらねぇ。いや、使うシチュエーションでここは考えますよね。

どういうシチュエーションでいくのか、接待なのか、デートなのか、美味しいものをCPよく食べたい人なのか、何をその時間に求めているのか…を考えて、最終的にこの雰囲気がまあ、いけるかな…というところをご紹介いたしますね。


(うちの食堂です。毎日食べて飽きのこない味)

□どんな客層か

あとはこのあたりかしら。OLさんばっかりとかおじさんばっかりとか、若者ばっかりとかありますよね。そうしたものを考えて、聞いてきた人の許容範囲に合わせて、お店紹介してますかしらね。

人は求めているものが違う

一概に美味しいお店を紹介して、と言われましてもどういう意図でいくのか、によって求めているものは違うように思うのですよね。

汚くても、高くても、美味しいものをただ食べたい方

CPが強烈によくてびっくり満足したい方

雰囲気が素敵で、お料理はそこそこでいい方
(そこそこ美味しい、ですよ)

ワイワイ楽しみたい方

静かに語りたい方

……まあ、色々ですよね。

いつも、こんなことを考えて紹介してませんよ。
あ、無意識にやっているという意味ですが…

いちいち考えてはないですが、脳みその中を分析してみますとお店を割り出すのにこんなことをしているように思います。

いま、思ったのですがご飯を一緒に食べたことがある方なら、多くを聞かなくてもその人のお好みはなんとなくわかっているように思います。だから、ここかな…とか思ったりしているのかしらね。

 

そんなことで、美味しいお料理と誰かの橋渡しをするのも好きなことのひとつです。

 

 

書く、ということ

2.本を読むこと

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